日々オヤジ時々Rider -3ページ目

涼をもとめて

東北ツーリングの記事の途中ではございますが

とある山猿 イヤ、読者の方より、

『絶対アップしてくださいよ。ウッキッキー嘘チェブ」と

強い要請がございましたので、この連休に出掛けた

キャンプ記事の緊急アップです。




それは先週、今月の夏キャンプは何処に行こうかと

考えたいたところ

岐阜の山猿 ではなく

家具職人のREOのBlogに何やら涼しげなキャンプ場の記事

しかも、無料のキャンプ場だとか

すぐにコメントを入れ

詳しい情報を聞き出すと

彼も参戦するとの事


彼とは、3年前のOutRiderのミーティングで知り合った。

しかし、それ以来会っていない。


その時の記事はこちら

Part 1

Part 2

Part 3



その後、今回は残念ながら参加出来なかったが

同じくその時に知り合った、薪部長が

これまた、その時知り合った南風さんに連絡を取ってくれて

3人での久しぶりにキャンプをすることとなった。



土曜日の午前中、チョット不具合の出ていた

20世紀製オンボロクルマの修理のため

ディーラーに持ち込んだところ

高級車のショールームのおねぇチャンのケツを

マジマジと眺める間もなく

無事に修理完了


自宅に戻って荷物を積み込み、昼前に出発となった


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雲は多いが、雨は降っていない



目的地近くの、ICは関ヶ原となる

自宅から、京奈和バイパス、京滋バイパスと走り

名神の草津PAで休憩


トイレから出ると、雨が振り出し

みるみる間にバケツをひっくり返したような大雨となった


30分程待機した後、小降りになったとこをみはからって

カッパを着て給油を済ませて出発

しかし、すぐに雨雲を抜けて

多賀PAでカッパを脱いだ


関ヶ原からは下道を小一時間程走り

4時前にキャンプ場に到着


この日仕事のREOは、19時位に合流予定

南風さんが来てはいないかと

キャンプ場内を見て回る

意外に広い

川沿いにサイトがいくつかあり

上流の方には、芝生のサイトもある

綺麗な水場とトイレが設置してあった。

これで無料のキャンプ場とは驚いた

事前のREOの情報では、ガラガラとのことだったが

さすがに3連休の初日、ファミリーキャンパーが多い上

子供会のか何かの体験キャンプイベントのようなものを

行われており、芝生サイトは既にいっぱい

そんな中に、南風さんの姿はあるはずもなく


下手の誰もいない、砂利地のサイトにテントを張った



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設営していると、一台のバイクが、登って来る音が

しかし、REOのXRとも、南風さんのGPZの音とも違う

バイクの音は、少し離れた端の近くで止った。


しばらくすると、カッパを着た若い女性ライダーが近づいて来た。

ここはなんと言うキャンプ場ですか?

答えると、彼女の顔に失望の気配

聞くと、北海道で知り合った栃木の女性ライダーと

この近くの別のキャンプ場で待ち合わせをしてるらしい


後で聞いた話だが、この時彼女は
恐怖心と戦いながら、相当な勇気を持って
私に話しかけて来たらしい。ショック!



その橋の上にもサイトがあるが
同じキャンプ場らしい
私もさっき、友人を捜しに見て回ったが
ファミリーキャンパーばかりで
ライダーの姿はなかったよ



彼女の持ってた地図を見ると、目的地のキャンプ場は

もう少し先にあるようだ

探してきます。

そう言って、彼女は戻って行った。





その後私は設営を済ませ、少し下ったところにあったスーパーに

買出しに出掛けた。スーパの横にはホームセンターもある。



サイトの近くに枯れ枝は、たくさんあったのだが

この日は、ナタも手ノコも持って来ておらず

しかも、雨に濡れて湿気ったいたので

そこで、薪を購入


サイトに戻り、雨が降って来た時と夜の沐浴に備え

海パンに着替えて焚火の準備をしていると

さっきの彼女が戻って来た。



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向こうのキャンプ場も
ファミリーキャンパーばかりでした。
ここに、お邪魔してもいいですか?



ヨッシャ~~~!!


あとで、オヤジライダーが
二人程来るが
よろしければ、一緒にどうぞ



話をしてる間に、ポツポツと雨が落ちて来た

荷物をほどいている

彼女から、銀マットを受け取り

濡れないように、私のテントの前室に入れてやった。


彼女は、私から少し離れた傾斜地にテントを建てようとしていた。


私の横の平地は、木の陰になっていて

今なら雨に濡れずに建てる事ができる。

そう、告げると

彼女はそこにテントを建て始めた。

彼女がフライをかけ終わる頃

雨が激しく降って来た。


しかし、私の焚火は既に

多少の雨では、消えない程に

メラメラと燃えはじめていたのである。メラメラ(笑


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彼女がテントを建て終える頃

REO君登場

挨拶もそこそこに

この雨じゃ
テント建てられんので、先に買出しに行ってきます。


そう言って、荷物だけ降ろし

走り去ってしまった。


REO君と入れ替わりに南風さんが登場

コチラは、いつものGPZとは違い

なぜか、モトコンポ(原付)にキャンプ道具を積んでの登場

彼のテントは、ワンポールなので

雨の中でも設営OK

砂利に苦戦しながらもなんとか設営完了

しかも、彼の素晴らしいところは

原付ながらも、タープまで持って来ていたクラッカー

買出しから戻ったREO君とカッパを着てテントから出て来た彼女と

4人で協力してタープの設営完了

焚火をタープの下に移し、宴会の始まりであるクラッカー

彼女は、大阪から来た桜子さん

毎年北海道に渡る、気合いの入った、ツーリングライダーでした。

お酒の飲めない彼女は

紅茶で乾杯

その後、REOが買って来た、ホルモンや

私の焼き肉などをつまみながら

旅の話に盛りやがる

やがて、10時過ぎ、雨も小降りになった頃に

彼女の友人、みっちゃんさんも無事に合流


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翌日のルートを、地元民のREOに相談したり



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自然と戯れたり


雨のおかげで、虫も少なく

焚火もいい感じの暖となり

ついさっき
見ず知らずだった

男女5人が、ワイワイと旅の話で盛り上がれる

キャンプって良いなぁ~

ライダーって良いなぁ~~

と沁沁感じる夜なのでありました。


翌朝は昨夜の酒を心地良く引きずりながらも

7時過ぎに起床

南風さんが煎れてくれたうまいコーヒーを頂きながら

それぞれに朝食


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その後それぞれに、のんびりと撤収作業

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ここで、みっちゃんさんが座り込んだまま動かない

顔が火照り、しんどそう

持って来ていた、冷感タオルを首にかけてやり

みんなで、荷物の積み込みを手伝い

取りあえず、近くの道の駅まで移動

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道の駅に着くなり、手足が痺れると言うので

冷房の効いた部屋で休憩

軽い熱中症だったようです。


道の駅に併設されていた

温泉に入るかとも思ったが

また、空模様が怪しくなって来た

30分程涼んでいると彼女の症状も

落ち着いて来た。

冷感タオルを彼女に譲り

またの再会を願いながら

一足先に、席を立った。


帰りの道中は、着たり脱いだりの繰り返しだった。

本当は、下道で帰るつもりだったが

四日市の手前で、豪雨にあい

諦めて、東名阪に乗った

しかし、亀山に入る頃には

カッパも一瞬で乾く程の天気

奈良の自宅に着き、ガレージにバイクを入れたとたん

再び、バケツをひっくり返したような雨となった。



今回のキャンプは

久しぶりの再会と、新たな出会い

きっと、バイクに乗り旅を続けていると

この繰り返しなのだろうな

だからこそ、旅をやめられない


またいつか、どこかの空の下

一緒に焚火を囲める日を

楽しみにしています。ニコニコ


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なお、誌面の都合で割愛した部分に付いては
コチラのBlogをご覧下さい。⇒家具職人REOのブログ

2013 東北ツーリング ~再び海へ〜

前回の記事のアップから
ずいぶんと日にちが経ってしまいました。(^_^;)
GWの旅の続きです。





5月3日 AM3:30

セットしておいた、携帯のアラームで目が覚めた。

家の中は静まり返っている。


やっぱり、いくらなんでも4時出発はないよな


そう思いながら、ふたたび布団にもぐりこみ

眠りにつこうとうとうとし始めたときである。

2階の部屋からかすかな、物音が


!?

耳をすます。

やがて、部屋の中を歩き回る足音が



げげ、マジだったのね叫び


慌てて飛び起き、身支度を整える

顔を洗いに、洗面所に向かおうと

部屋のドアをあけると

そこには、準備万端のYASUさんが立っていた。ニコニコ


おはよう
今日は天気も良さそうだよ、店長もも起きたみたいだし
準備ができたらするべ



顔を洗って、ヘルメットも持って外へ出る。


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廻りは住宅街のため、バイクを押して大きな通りまで出て

エンジン始動


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YASU & みっちょんの先導で海へ


後ろから



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眠そうに付いてくる。(^o^;)




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だんだんと空が明るくなってくる。



潮の匂いを感じ始めて時

陽が昇るのが見えた。

先頭を走るYASUさんが、バイクを停めた。





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廻りの田んぼには、ここも水が張られていない

放射能の影響もあるのだろうが、田んぼが潮に浸かったこともあるのだろう


ところどころに、菜の花が咲いていた。

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この辺りには、民家もあったそうだが

津波で押し流されたり、破壊されてしまったらしい

がれきもほとんど片付けられ、

空き地が広がっている。


防風林もほとんど流され

震災前は、海が見えなかった場所からも

今は海が見えるらしい。



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バイクを、海の近くまで乗り入れた。


ここにも大きな津波の爪痕が


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浜辺に降りた。


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きれいな海である。

水平線が大きく弧を描いているのが見渡せる。


ここはかつて、サーフィンの国際大会も行われてビーチらしい

この日も、何人かのサーファーが、早朝から

海に出ていた。


しかし、ここで再び、国際大会が行われることは

ないかもしれない

少なくとも、数十年後

福島第一原発の廃炉が完了するまでは


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浜辺に腰掛け、4人でコーヒーを飲んで

浜辺を後にした。

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YASUさん宅に戻り

Steveをサンダーバード2号に積み込む


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その後、昨夜の『このはな』で

食べきれなかったお刺身や、すし飯で

みっちょんさんが作ってくれた海鮮丼をいただく。


荷物をまとめて、サンダーバードに積み込む。

この日から、茂木でキャンプの店長を見送ったあと


YASU & みっちょんと共にサンダーバード2号で

仙台へと向かう

時刻は8時前、

今日は、この後仙台の友人たちとツーリングの予定である。

一旦、仙台に戻り、YASUさん建ちはバイクに乗り換える。

10時に東北道 泉PAでまちあわせらしい。

ロードマネージャーである、YASUさんによると

余裕で間に合うらしい・・・



この時我々は、すっかり忘れていたのだ

世間では、この日がゴールデンウィーク後半の

初日であることを。






つづく

2013 東北ツーリング ~再会〜

夜 7時前 YASUさんの事務所に到着

YASUさんとみっちょんさん

それに翌日から、一族の恒例キャンプに向かう

MaxFritz仙台の一貴店長が出迎えてくれた


やっと着いた

荷物はバイクに残したまま


YASUさんの事務所へ通してもらう

YASUさんとみっちょんさんに会うのは丁度

1年ぶりか、一貴店長と会うのは

燻製教室いらいだから、1年と3か月ぶり

しかし、つい先月も会っていたような気になるのは

なぜだろう

寒かったろう
自宅はここから5分くらいだから
ケン坊、風呂に入ってから食事に行くべ

その前に、明日は仙台まで
Steveをサンダーバードに積んで行くから
帰ったら、荷物おろして積みこんじゃうか



と、YASUさん



できれば、明日の朝で構わないから
太平洋まで、バイクで走りたいのだが・・・



了解 では積み込みは
明日の朝、海から帰った後で
とりあえ移動するか



YASUさんのサンダーバード(ハイエースね)の後ろについて

一貴店長と共に移動

YASUさん宅に着くと、すでにみっちょんさがお風呂を沸かしてくれていた


ザブンと入ると

手足の先から、じんわりと感覚が蘇ってくるのがわかった。


風呂からあがり、YASUさん、みっちょんさんそれに一貴店長と共に

YASUさんおすすめのお店

「この花」へ

まずは乾杯


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情けないまでに、ブレブレの画像あせる


その後は、美味しいお魚と料理が次々と

しかも、いただいた日本酒が美味いこと、美味いことニコニコ

しかし、カメラを持って行ってたものの

ついつい、食べることに夢中になり

しかも、久しぶりの再会に話の花が咲き

ほとんど写真も撮ってなかった汗


唯一携帯で撮っていた写真がこれ

photo:02




どれもこれも美味しかったのだが

とても食べきれず

残ったお刺身を、最後は手巻き寿司に


話に夢中になって、気が付けば

すでに10時を回っていた。

残った寿司飯とお料理は

折に詰めてお持ち帰り



YASUさんの自宅に戻り

今度はリビングで、ウイスキーをいただく




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しかしこのハイランドのシングルモルト

とても香高く好みのモルトなのだが

アルコール度数が50度を超えている。ショック!


いつものようにストレートで飲んでいると

さすがに瞼が重たくなってきた。しょぼん


明日は、仙台の仲間たちとツーリングの予定

ルートその他は、YASU&みっちょんマネージャーにすべてお任せ


明日は朝一番で
海まで走って
その後、サンダーバードにSteveを積んで
仙台へ移動
そこから、集合場所の泉ICまでバイクで移動ね
集合時間は10時だから


と、YASUマネージャー


フムフム、了解!


今日は疲れたろうから
ゆっくり休んでね


と、みっちょんマネジャー


そうさせていただきます。


では、明日は4時起床ということで
おやすみなさ~~い音譜



えっ!! マジっすか?ショック!ショック!

明日もハードな一日となりそうである。
叫び



つづく


2013 東北ツーリング ~南相馬へ〜

浄土平のレストハウスで、福山理子さんと

一緒に記念写真を撮り

互いのステッカーの交換をさせていただいて

レストハウスを出ると

3時をまわっていた。

今夜の目的地は、南相馬で歯科医院を営む

YASUさんのお宅

震災直後は、仙台に避難していたが

今は、南相馬で歯科医院を再開している。


陽のあるうちに辿り着けるか


すっかり凍り付いてるSteveに火を入れる。

相変わらず、粉雪が舞っている。


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この先もこんな天気なのだろうか

地図で見る限り、福島側も

タイトな九十九折の道が続いているようである。



本来なら、この辺りは

ツーリング雑誌などでもよく取り上げられる

絶景のポイント

レストハウスから少し先にも

吾妻火山群の荒涼とした風景が広がっている


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この周辺には、硫黄の匂いが

たちこめていた。


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いつかまた、天気の良い時に走りたい道だ



浄土平周辺までは、雪交じりの霧と風が強かったが

しばらく走ると、雲が切れ、青空も見えてきた。


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福島側に出ると、会津側とは打って変わって

驚くほどの快晴

路肩に雪もなく、難なく磐梯吾妻スカイラインを降り切った。

高湯のゲートを出て、70号沿いのスタンドで給油

ちかくのコンビニで休憩、ここでやっと合羽を脱いだ

タンクを凹ましたことをFBにアップしていたため

たくさんの心配メッセージとメールをもらっていたのだが

低温の中を走っていたこともあり

携帯のバッテリーの残量がわずか

とりあえず、今夜世話になる、みっちょんさんに

現在位置と、おおよその到着予定時間を伝える。

そんな中、1件のメールが


(うば)さくらより


誰だ?


メールを開くと、石巻のKさんからだった

みっちょんさんから連絡もらいました。
ぜひうちにも泊ってください。



震災で、工場兼住宅が壊滅的な被害を受け

長らく仮住まいをされていたのだが

去年、新居を建てられたと、風のうわさで聞いていた

今回の旅でも、石巻へも向かう予定にしているので

都合が合えば、お会いしたいと思っていたところだった。

宿泊は難しいが、是非是非、新居にお邪魔させてほしいと

返信し、バイクに跨った。



福島市内を抜け、国道114号で川俣町にはいる。



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これより先は、いまだに線量の高い地域だ


県道12号で飯館村へと向かう



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先ほど通った、川俣村もそうであったが

田んぼに、水が張られていない

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飯館村に入ると、沿道の家は、すべてカーテンが引かれており

ここは、立ち入ることはできるが

住むことも作物を作ることも許されてはいない場所なのだ



震災後2年が経って、遠く離れて暮らしていると

被災地の現状など、ほとんどニュースなどでも

目にしなくなった。3月11日前後に

特集が組まれるくらいだ。

それすらも、どこか遠い国で起こっている

テロ事件と同じように、とらえてしまっていた。


人が住んでいないので、店舗ももちろん営業していない



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途中見かけたのは、ガソリンスタンドが1件営業しているだけだった。


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いつになったら、この田んぼに水が張られるのだろうか

周囲の建物は、地震によって大きな被害を受けてるようには、みられない

全ての原因は、あの原発事故である。

あの事故さえなければ

今頃は、苗が風に揺れていたのだろう



当然のことながら、

人は避難できても、田んぼまで持っていくことはできない

自然を相手に生業を営んできた人たちにとっては

まだ何も、解決していないのである。


道路沿いに、何か所かお墓があった

昔からそこにあったお墓のようだが

どのお墓も、綺麗に掃除され

花が添えられている墓碑もある。

今はまだ居住する事はできなくとも

その土地に眠る、先祖の供養は欠かさない

それは、とりもなおさず

この土地の人々の

この土地に対する思いの現れではないのかと

感じた。



その一方、震災後2年が過ぎても

未だに立入る事すら出来ない地域が

存在する。

それどころか、福島第一原発からは出る放射能は

未だに止っていないのである。



12号を進むとやがて、南相馬に入った。

ここは、線量としては決して低くはないのだが

居住する事が認められている地域である。

この時既に、夕方の6時を過ぎており

家々の明かりが灯り始める時間帯であった事もあり

余計に、飯館村との違いを実感することとなった。



午後7時前、やっと

本日の目的地、YASUさんの南相馬の職場に到着


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Photo by みっちょん


ここで翌日からの、S家キャンプに向かう

MaxFritz SENDAIの一貴店長とも合流


ここから先、明後日に仙台を離れるまでの

全ての行程及びスケジュールは

現地コーディネーター兼マネジャーである。

YASU & みっちょんにおまかせする事とする。


つづく



~お知らせ~

筆者多忙により、更新の間隔が開きがちではありますが
もうしばらく、この旅の話が続きます。
お付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。



2013 東北ツーリング ~The Long and Winding Road〜

無料開放のゴールドラインのゲートを抜け

意気揚々と坂道を駆け上がっていく

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スキー場の中を縫うように高度を上げていく

ここは以前にも走ったことがある。

確か数年前の秋に猪苗代湖の近くで開催された

Hondaの230㏄のバイクのミーティングの帰りに

喜多方ラーメンを食べに行った時に走った。

その時は、紅葉が美しかったのを覚えている。

本当なら、5月の陽の光に照らされ

まぶしい若葉を眺めながら走りたかったのだが

生憎空は、雲に覆われている

しかし、雨はあがった。


確かこの先に、猪苗代湖が見える

展望台があったはず




スキー場を超えてしばらく走ると、その展望台があった。



雨も降ってないし写真でも撮っておくか


駐車スペースにバイクを入れ

誰もいないので

Steveの向こうに猪苗代湖が入るように

柵の横にSteveを停め、バックからカメラを取り出した。

$日々オヤジ時々Rider




風が強く、少しづつ雲は切れてきたようだが



$日々オヤジ時々Rider




山の方は、相変わらず雲の中である。


カメラをバックに仕舞立ち上がろうとした時である。


ガシャン


振り返ると、Steveが風に煽られ

柵の方へと倒れ掛かっている。

あわてて、バイクを引き起こそうとするが

キャンプ道具が満載で、なかなかひき起せない

やっとの思いで、引き起こすと

ガソリンの臭いが


漏れてる


タンクに目をやると・・・・


$日々オヤジ時々Rider


叫び 叫び 叫び 叫び


Steveが倒れた際に、柵の支柱に当たってタンクが凹み

ガソリンがほぼ満タンの状態だったため

その圧力で、ガソリンタンクのキャップが外れ、ガソリンが漏れていた

タンクが凹んだことは、もちろん相当ショックなのだが

キャップが閉まらなければ

この旅は、ここで終わりとなる。

浄土平で待つ、オネェちゃんどころか

さらにその先で待っている、友人たちにも会えなくなる。

慎重にキャップを外す

給油口廻りには特に変形もなく、キャップ側も特に異常もない

キャップをタンクに戻しロックをかける

何とか、無事のよう

燃料コックや、キャブ廻りも外観に損傷は見られない

Steveを少し移動させ、車体に漏れたガソリンをふき取る

5分ほどガソリンの匂いが消えるのを待ってから

恐る恐る、セルボタンを押した。


かかってくれ


Steveは、何事もなかったように始動


積荷の状態を確認し、バックを背負い

Steveに跨る。

視線を落とすと、凹んだタンクが痛々しい


すまん Steve


気持ちが落ちそうになる。


イカン、ここでやめるわけにはイカンのだ


心の中で座右の銘をとなえる。


男はタフでなければ生きていけない


エロくなければ、生きていても楽しくない



さぁ、エロだ! エロだ!

などとわけのわからぬことを、心の中で叫びながら

飛び出していく


心を奮い立たせながら走り続けるも

それとは裏腹に、天気は回復しない

行く手はガスっており、霧雨がつづく

しかも、小金平あたりには

雪が残っており、かなり寒い


$日々オヤジ時々Rider


ゴールドラインを下りきり、国道459を右折

檜原湖に出た。


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湖畔の駐車場で、休憩しようかとおもったが

ここもかなり風が強く、湖面には白波が立っている。

再びバイクを倒しそうだったので

諦めてすぐに出発した。


剣ヶ峰から、こちらも無料開放中の

磐梯吾妻レイクラインへ



$日々オヤジ時々Rider


ここからは、檜原湖、小野川湖、秋元湖が眺められるのはずなのだが

今日は、雨と霧で景観はイマイチ


レイクラインを抜け、県道70号、国道115号、県道30号を通って

土湯から、いよいよ磐梯吾妻スカイラインに入る。

ゲートを通過するとき、ブースの中にいたおじさんが

私の方を見ながら、何か言ったような気もしたが

私の身体も心も、この道の先で待つ

オネェちゃんへと、ブレることなく向いていたため耳には入らなかった。


スカイラインというだけあって、道はぐんぐん高度を上げてゆく

それにしたがい、道路わきに残雪が現れて来る

道路は除雪され、融雪剤もまかれているようだが

相変わらず霧と雨で視界が悪い

出発前にシールドに塗っておいた、レインブロックスプレーは

昨日の長距離走行の時点で効果を失っていた。

グローブで時々雨をぬぐいながら先に進む。

このスカイラインには、道路に高度が100上がるごとに

路面に表示されている。

高度が1,000mを超えたあたりから

雨が雪にかわり、徐々に激しさをましていった。


今、何月だよ


$日々オヤジ時々Rider


以前 3月に東北を走ったこともあるが

こんな天候にあったことはない


高度が1,600mを超えたころには、道路の両側に

1.5m程の雪の壁が続いている。

次第にヘルメットのシールド内側も曇ってきて

さらに視界がわるくなる。

シールドの内側には、曇り止めを塗ってきたのだが

その効果も切れてきたののだろうか

シールドをあけ、指で内側の曇りを取ろうとすると

何やら、硬い感覚が

どうやら、自分の息がヘルメットの内側で

凍りついていた。


マジかよ


仕方なくシールドを開けて走る

顔に冷気と雪が吹付けてくる。


こんな状態で、バイクのイベントをやってるのか?


考えたら、スカイラインに入ってから

一台もバイクどころか、クルマにもすれ違っていない

もちろん前方にも後方にもいない

もしかして、たどり着いても

誰もいない、てな結末?


イヤ、彼女は俺を待っていてくれるはずだ


しかし、こんな状況で、Sexyな姿で待っていてくれるかは

はなはだ疑問である。

ガッツリ真冬仕様の衣装を纏っているにちがいない汗


まぁ良い、一枚一枚剥ぎ取る楽しみが増えただけだ


などと、訳のわからぬ妄想を膨らましながら

ここには書けないようなことを

大声で叫びながら、アクセルをあける。


しかし、なかなかそれらしき場所にたどり着かない

高度が、1,700mを超えたあたりからは、走行車線にも

ところどころ、シャーベット状のものが現れてきた。

下手なブレーキはかけると転倒する。

しかし、先ほどからリアのブレーキペダルの動きがわるい

後でわかったのだが、雪と跳ねたシャーペットがブレーキペダルに

凍り付いていた。


$日々オヤジ時々Rider


$日々オヤジ時々Rider




やっとの思いで、浄土平のレストハウスに到着



$日々オヤジ時々Rider



レストハウスの中に入ると

イベントをやっている雰囲気ではないあせる

売店のおばちゃんに、恐る恐る聞いてみた。


あの~、今日のイベントは中止ですか?


さっきまで2階でやってたみたいだけど・・・
上がってみて


入り口横の階段をあがると

受け付けのようなものがあり

そこのいたオネェちゃんが


今ついたんですか~
大変だったでしょ
温かい豚汁がありますからどうぞ~~



お目当てのオネェちゃんではないが

可愛いので、素直に豚汁を受け取った

イヤ、可愛くなくても、この状況では豚汁はありがたい


$日々オヤジ時々Rider


テーブルに座り、豚汁をすする

腹に沁みる

少しずつ、末端の感触がよみがえってくるのがわかる


豚汁を食い終え

辺りをみまわすと

お目当ての、オネェちゃんを発見ラブラブ!


近づいて行き

あの~~、ケン坊です。
ブログに書き込みした


そう名乗ると


え~~、今着いたの~~
外ひどかったでしょ~~
さっき、ライブ終わっちゃたのよ~~


そういいながら、私の手を握った。

温かい


こんなに手も冷たくなっちゃって、
私が温めてあげるラブラブ


そう、いいながら手をさすってくれた。ニコニコ


他にも、冷たく縮こまっているところがあるのですが・・・


もちろん声に出しては言えない。しょぼん


記念に一緒に写真をとってもらう。


$日々オヤジ時々Rider


あと、数センチ指を伸ばせば、彼女のチョモランマに

到達できたのだが・・・

小心者のエロオヤジには、これが限界クラッカー

まぁ、お楽しみは次の機会ににひひ




ゆっくりしたいが、ここが目的地ではない

30分程でレストハウスを後にした。

この先は、下り

果たしてこんな天候で、無事におりられるだろうか・・・


人生最後に触れた女性が

福山理子


まぁそれも悪くはないが

できれば、壇 蜜にも触れてみたいたいので


慎重に行くことにした。




つづく

2013 東北ツーリング ~目指せチョモランマ〜

5月2日 朝6時にフライを叩く雨音で目が覚めた。

昨夜も同じように雨音で、何度も目をさました。

「雨も降ってることだし、もう少し寝るか」そう思い

シュラフに潜り込もうとして


『待ってるわよ♡♡
いつの間にかハートマークが増えてる妄想オヤジ


あのコメントを思い出し、飛び起きた。

『チョモランマを目指さなくては』


シュラフとマットをたたみ

前室でコーヒーを炒れて、簡単な朝食を済ませた。



$日々オヤジ時々Rider



テントの中で、荷物をまとめ外へ出た。


日々オヤジ時々Rider


日々オヤジ時々Rider




小雨が降り続いてはいるが、遠くの空は明るい

昨夜の焚火の片付けを行っていると

雨は上がった。

わずかながら、青空も顔をだした。

$日々オヤジ時々Rider


改めて廻りを見回すと、美しいキャンプサイトである。

すぐ横がゴルフコースになっているため

余計に解放感がある。


日々オヤジ時々Rider


日々オヤジ時々Rider


天気さえ良ければ、最高のキャンプ場なのだが・・・


雨が上がっているうちに、テントをたたむ

フライとインナーテントをたたむと

日も射して来た


 このまま 晴れるのか


グランドシートだけでも乾かすかと思い

タバコに火をつけた

半分程吸ったところで

急に空が暗くなったと思うと

いきなり大粒の雨が落ちて来た

慌ててシートをたたみ

炊事場でカッパを着て荷物を積み込む

積み込み終えた頃になって霧雨になった。


$日々オヤジ時々Rider


昨夜、焚火で乾かしたグローブも再びグッチョリ (x_x;)


国道289を、290まで戻り常磐自動車道へと北上


雨は降ったり止んだり

そんな中、周りの田んぼでは

水がはられ、田植えの準備がすすんでいる。

そうかと思うと、まだ桜の花が残っているところもある。


$日々オヤジ時々Rider



国道290号の途中で、温泉のノボリを発見


昨日から風呂に入ってないな


今からSexy ねえちゃんに会いに行くとゆうのに

それはマズいだろう

わんだふぉ~な展開に備えて、身を清めておくのが

エロオヤジのたしなみである。

$日々オヤジ時々Rider

村松さくらんど温泉

ゆっくり暖まりたかったのだが

浄土平で待つ、おねえちゃんを待たせても悪いので

主要部分のみ入念に洗い

温泉を後にした。


三川ICから、磐越自動車道に乗り東へ

喜多方へ寄ってラーメンでもすすりたいとこだが

今回はラーメンより、おねえちゃん


そろそろ給油が必要なのだが

磐越道の給油ポイントを確認していなかった。(汗


なんとか磐越河東まで走り、高速を降りたが

ガソリンスタンドが見つからない


道の駅ばんだいにて、昼食


$日々オヤジ時々Rider

ここで喜多方ラーメンにありつけた。( ̄▽+ ̄*)


それにしても寒い

とりあえず、雨はあがってカッパも乾いたのだが

寒くてカッパが脱げない


この先は、ゴールドラインを通って、檜原湖に抜け

磐梯レークラインを通って、目指すチョモランマ

磐梯吾妻スカイラインの土湯側の入口に向かう予定である。

女神は、スカイラインの途中にある

浄土平のレストハウスで、私を待ちわびているはずである。

寒さも、妄想で吹き飛ばすしかない。



ゴールドライン、レークライン、磐梯吾妻スカイラインとも

今は無料開放となっているが、途中にスタンドがあるようには思えない

檜原湖周辺にはあると思うが

ゴールドラインを超えるだけの燃料が残っているかどうか

道の駅のおばちゃんに聞くと

ゴールドラインの入口にスタンドが一軒あるらしい

そこで給油すまし、寒さもなんのその

意気揚々と、チョモランマへ向け

アクセルを開けて行った。



もはや頭の中には・・・・



$日々オヤジ時々Rider
福山理子のブログより無断借用

まさにエロオヤジ アクセル全開


つづく

2013 東北ツーリング 〜北へ〜

尼御前SAを出るとしばらく海沿いを走る。

相変わらず、小雨が降ったり止んだり

風がそれほど強くないのが救いだが

お日様が顔を出す気配はない


『晴れていれば、気持ちいい風景なんだろうなぁ~』


そんな思いがよぎる。



白山あたりからは、能登半島の付け根を走る。

小矢部SAにて給油

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奈良市内のレギュラーガソリンが

140円台だというのに

この値段は異常じゃないか?


富山あたりでは、高速道路沿いのチューリップ畑も

綺麗だったのだが、雨のためカメラが取り出せず

画像なし(_ _。)


前夜にヘルメットのシールドには

防水スプレーを塗っておいたが

そろそろ効果が薄れて来た
(この時ヘルメットの内側には曇り止めを塗っておいたのだが
 実はこの翌日、それが大変な事になってしまった。)


有磯海SAにて、昼食


$日々オヤジ時々Rider-image


朝食にうどんだったので

白エビかき揚げそばと雨御前SAで買った焼鯖寿司


食べ終えて、外に出ると

本降りの雨

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待っていても止みそうにない

気温10℃、残り200kmほど

時間は既に2時になろうとしている

あと2回は給油が必要だし

そうそうスピードの出るバイクでもない。

おそらく今夜の野営地まで、あと3時間はかかる

雨に降られるのは覚悟の上でも

日のあるうちには、設営を済ませたい

行くしかない。

米山SAで休憩する頃には、グローブの中にも水が滲みて来た。

柏崎を越え、5時前に三条燕ICをおりる

市内で給油と簡単な買出しを済ませ

今夜の野営地へ




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snow peak HEADQUARTERS CAMP FIELD

アウトドアメーカーのsnow peakの本社に併設されてキャンプ場である。

ロケーションも、設備も流石スノピなのだが

お天気だけけは、何ともできない

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GW期間中とは言え、平日のためキャンパーも少ないようだ


雨を避けられる場所は水場しかないので

少し離れた、丘の上にある

水場の横のサイトまで、バイクを乗り入れることにした。

いったん荷物を、水場の屋根の下に運び込む

雨は小雨となって、時々止む瞬間がある

雲の流れが速い

雲の流れをみながら

雨の上がった隙に、インナーテントをたて

フライを被せる

荷物をテントの中に放り込み

ペグを打っていると、また雨が落ちて来た

『焚火は無理かな』

そう思いつつも、受付までバイクを走らせ

薪を一束購入、おまけに焚き付けようの

杉の枯れ枝をもらう

薪を濡らさぬように、コンビニ袋を被せてサイトに戻り

テントの前室で、薪を刻み焚火台に火床をセットした

フライを叩く雨音が消えた瞬間に

焚火台ごと外に持ち出し

一気に火を熾す


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成功!!

ここまで火が熾きれば多少の雨では消える事はない


お湯を沸かしパスタを湯がき

インスタントのソースをかけ

胃袋に入れる。

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この日は3食麺づくしとなった(´□`。)



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薪を加えながら

焚火で濡れたグローブを乾かす。


全ての薪をくべ、熾き火になったのを確認して

テントの中へ

竹鶴の小瓶をチビチビやりながら

明日のルートの確認

明日は、磐越自動車道を東に走り

猪苗代湖の手前で降りて北上し

福島市を抜けて南相馬の友人宅へ向かう予定である。

途中立寄りたい場所が、2カ所あった。

115号沿いにある、築100の民家を

改築した、エコな『空Cafe』

もう一つは

磐梯吾妻スカイラインの浄土平で行われる

福島観光復興のイベント

ここに超Sexyなおねえちゃんがやって来る事になっていた。

しかし、空Cafeがあるのは、スカイラインの入り口の先

どちらか、一カ所にしか

立寄れない。


エコを取るか、エロを取るか・・・


迷っていると、南相馬の友人から

メッセージが入り

「空Cafe、明日はお休みのようです。浄土平でしょうか?
 ただ明日は福島の山の方は天気が荒れそうなので、気をつけて」



さらに迷う( ̄_ ̄ i)

先日、書き込みをしていた、おねえちゃんのBlogを覗いてみる。


どうせ、返事なんてないだろうけど・・・


するとそこには



待ってるから ♡

実際に♡マークが付いていたかは不明であるが、その時は付いてるように、読みとれた。( ̄▽+ ̄*)





エロオヤジの進む道は決まった。

興奮を抑えながら

シュラフにくるまり眠りについた。


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~つづく~

2013 東北ツーリング 〜海へ〜

出発の前日に、仙台のYASu & みっちょんに連絡すると

「ここ数日、冷え込んでるよ
上着は重ね着で調整するとして
パンツは冬物にタイツくらいの方がいいよ」

4月に入って関西では、冷え込むと言っても、

冬物のパンツを履くことはなく、もちろんタイツも脱いでいた。

それどこか 5月からは

ノージャケット、ノーネクタイの

クールビズだ

そんな訳で、先日補修した

クマちゃんパンツは諦め

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上は、防風、防水性の高いパーカージャケットにインナーブルゾン、

下はペインターパンツにアンダータイツで行く事にした。

5月1日 朝3時半起床

本日向かう 新潟 燕三条は午後から雨の予報

最初から 荷台の荷物には

暁(バイク用ハーブカバー)をかぶせて

朝4時に奈良を出発


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寒い

出発してすぐに、タバコを買いに立寄ったコンビニで

OutRiderのおまけでついていたマルチパーパスギアを

ザックから取り出し、半分に折り返して、

ネックウォーマーの代わりにして被った。



世間では、今日はゴールデンウィークの狭間の平日のため、

ETC割引はない、ただ朝6時迄に名神のゲートをくぐれば、

30%の割引は受けられるはずだ



阪奈和道を城陽まで走り、

巨椋から、京滋バイパスに入って、瀬田東ICから名神に入った。

ここまででも十分寒かった。

草津SAで給油けん朝食、肉うどんが腹に沁みる。

走り始めると、朝日が登り始めていた。


$日々オヤジ時々Rider

$日々オヤジ時々Rider


米原Jctで、北陸自動車道へ入る

これより先は、初めて走る道だ

「日が上れば、少しは暖かくなるだろ」

そう考えていたのだが・・・

甘かった

日は登っているのだが

暑い雲に覆われている上に

若干風が出てきた

加えて案内板には

「この先雨」の表示

賎ヶ岳SAに入り、着替えのロンTを

重ね着した上にカッパを着る。


$日々オヤジ時々Rider



後からパーキングに入ってきた

GS650に乗ったライダーと

しばし立話

今日は白川郷まで行くらしい

ブーツカバーを装着し、先に出発

もう少しで、日本海に出るはずだ


駿河を過ぎたあたりから、小雨が降ったりやんだり

福井を超え、加賀インターを超えると前方に日本海が

見えてきた。

日本海を見るのは、去年鳥取にキャンプに行って以来

約1年ぶりである。

尼御前SAにて休憩。


$日々オヤジ時々Rider


時計を見ると、まだ10時前

昼食にはまだ早いが

売店で売ってた、焼き鯖寿司が美味そうだったので

昼飯用に買ってSAを出た。

ここから金沢までは、海を左手に見ながらの北上である。

天気が良ければ、気持ちの良いルートに違いない

しかし、今日は生憎の雨である。

しかも、海から吹く風が強く

肌寒さを増している




~ 続く ~



無事に帰還しました

photo:01



途中で、トリップメーターが動かなくなったので
正確な距離はわからないが
2,200kmを超える旅から、戻りました。
お世話になった、皆様
本当にありがとうございました。
とても楽しい旅でした。

そして、オイル漏れをしても
タンクを凹ましても
配線が切れても
スピードメーターが動かなぅなっても
雨の中も、猛吹雪の山路も
荷物満載なのに
ひたすら走り続けてくれた
Steveに感謝
待ってろ、どんなに時間がかかっても
元通り 直してやるからな
お前ほど 頼りになる
相棒は、いねえよ


旅の詳細は、ボチボチと






iPhoneからの投稿

ただいま南下中

新潟 福島 宮城と回って
現在 那須高原
photo:01


なんだか懐かしい

今回の旅も いろんな方と出会い
いろんな仲間に世話になり
楽しい旅でした
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photo:06



まぁ、いろいろあって
Steveは満身創痍の状態ですが
元気に走ってくれてます

さぁ 千葉まで走って
綺麗なフラダンスのねえちゃん
でも、見にいくかにひひ



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