東洋8結公演感想(2) | リリくんのぶろぐ

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東洋ショー劇場8月結公演8日目行って来ましたので、観劇感想を書いています。

東洋ショー劇場8月結公演出演者(敬称略)
1.松本 なな(東洋ショー劇場)
2.坂上 友香(東洋ショー劇場)※8/31誕生日
3.鈴木 千里(ロック座)
4.あすかみみ(ロック座)
5.徳永しおり(ロック座)
※( )内は所属劇場

1回目トップの松本ななさんから3回目2番手の坂上友香さんのステージまで観劇しました。

香盤順に簡単な観劇レポと感想を簡単に書いています。
前回、東洋8結公演感想(1)では、1.松本ななさんの観劇感想を書きました。
今回、東洋8結公演感想(2)は、2.坂上友香さんです。
今回も簡単なレポと共に観劇感想を…。


2.坂上 友香さん(東洋ショー劇場所属)

坂上友香さん、リリくんのお気に入りの踊り子さんの一人です。
ステージ観賞は東洋6月頭公演以来2ヵ月半ぶりです。
この公演では、「南の島」と「新作(タイトル未定)」の2個出し。

○「南の島

この日の奇数回にやっていた作品。
作品を観ている間、この演目過去に観たかな、初見かな…とモヤモヤモヤモヤしながら観ていたのですが、この日観終わって自宅への帰途中に突然背中に電気が走るようにふと映像が蘇りました。そこに出てきたのは川村あいねさん。そう「南の島」って川村あいねさんの作品…。モヤモヤが解けました。
川村あいねさんの「南の島」は何度も観ています。しかし今回の坂上友香さんの「南の島」は初見。あいねさんから友香さんへの譲渡作品だったんですよね。モヤモヤが解けてスッキリ!
さて、演目レポートを簡単に…。
ひまわり一輪を持って登場。首元の襟はU字に黄色い花で飾られ、スカート部は青色から淡い黄色のグラデーションのノースリーブドレス。
松○聖子の大ヒット曲に乗って、明るくチャーミングに、時にはゆっくり丁寧に、南国気分満載のダンスステージです。盆にひまわり一輪を置いて本舞台に戻りダンス。
曲が変わり、衣装を脱ぎオレンジ地に花柄のミニドレスに。元気で溌剌した感じのダンスです。
3曲目はムードのある曲に。聴いたことある曲だなと思ったら、サザン「いとしのエリ○」の英語版女性カバー。 曲途中で着替えに入り、胸に黄色い花の付いた青いベッドドレスで登場。ムードのある曲そのままにゆっくりと気持ちを込めて踊ります。爽やかな色気が漂います。
盆に入り曲が変わります。南国の夜の雰囲気を感じさせつつゆっくりムードを作りながら舞います。
最後の曲に入るとダイナミックなポーズベッド。締めくくりはひまわりの花一輪を高く挙げてポーズ。立ち上がり本舞台に戻ると、ふたたび花一輪を高く挙げて笑顔でフィニッシュです。

夏の定番作品です。見ているだけで夏を思い切り楽しんだようなそんな気分にさせてくれます。川村あいねさんからの譲渡作品ですが、あいねさんの作品そのままではなく、友香さんらしいアレンジも加わり、爽やかさと色っぽさが絶妙に混ざり合い絶品の仕上がりです。
この作品には松○聖子や石○優子&チャゲなど昭和の大ヒット曲が使われているので、中年以上の人は曲は掛かった時点でノリノリになってしまいますよね。今の踊り子さんの多くは洋楽(英語の)ボーカル曲を使う傾向にあるので中高年にはちょっとついていけない時もあるのですが、そういう意味でもこの作品のように日本語の懐かしのヒット曲を使ってもらえると文句なしに楽しめます。中高年には嬉しい作品です。

○「新作(タイトル未定)」

8月31日お誕生日の友香さん。踊り子さんにとっては周年に次いで大切な誕生日公演です。
お誕生公演ということで今回の公演は新作披露で華を添えます。誕生日公演新作は、ムードあるジャズボーカルをバックにアダルティに仕上げた作品です。
1曲目、男性ボーカルの洋楽曲。フリルの布で頭を飾った大人っぽいブルーのドレス姿で登場。スカートの裾はフリルで縁取られ、横は切れあがって美しい脚が覗きます。気品漂う大人っぽさというか、淑女の爽やかな色っぽさというか、友香さんのいい味が出たステージスタートです。
舞台をハケて暗転。曲が変わり(男性ジャズボーカル)、軽快なリズムに。登場すると、黒づくめ衣装。ハット、小振りのジャケットに細いスラックス。黒いハイヒール。かっこいいです。その黒づくめの中に、大きな真っ赤(朱色)なブラジャーが胸元に見えます。小気味のよい軽やかなジャズダンスステージが実に素晴らしい。ダンス途中、ジャケットの前のボタンを外して前を開くと、赤いブラジャーがまぶしいくらいに女を主張します。
曲が変わり、ムードのあるピアノ曲前奏から女性ボーカルに。白い薄布のナイトドレスに着替えスカート部分を横に広げて登場。本舞台上手側より柔らかく舞いながら中央へ。優雅に舞った後、ステージウォークで盆へ入ったところで曲が変わります。
男性ボーカルのムードある洋曲に乗せて、ムードたっぷりのベッドステージが続きます。
曲は変わり、ゆっくりポーズ披露。ポーズベッドステージに入ります。スワン風、スーパーLポーズ、そこからの反転形など連続ポーズをゆったり雰囲気たっぷりに展開。ベッドステージを終え立ち上がり礼。本舞台へ。衣装を広げ、振り返り片手を横に広げフィニッシュです。

観劇レポートの中で何度か「ムード」という言葉を使いましたが、「ムード」という言葉なしには表せないほど使用曲も友香さんのダンスステージもムード・雰囲気を大切にした作品です。この作品の特に素晴らしいと感じたところは、色っぽい中にも気品のようなものが常に漂っているところ。ストリップステージの色気・セクシーさというとどうしても男を誘い挑発するような側面を強調しがしですが、友香さんのこの演目の色気はそういうものとは一線を画し、美しさや品を表す色気です。多少イメージが異なるかも知れませんが、あえていえば宝塚歌劇団の男役が醸し出すようなカッコイイ色気…そんな感じ。こういう色気の表現もあったんだなぁ~とステージを観ながら感心しきり。アイドルのようなかわいさと熟女の側面を併せ持つ友香さんならではの色気ですね。かっこよく素晴らしかったです。お誕生日新作、とてもいい作品でした。

今年デビュー8周年を迎えた友香さん、そのほとんどの期間を一ファンとして友香さんの活動を見守り続けてきました。華やかなステージを表面的に観ているだけでは分からないことですが、友香さんはほんとうに真面目な人。満身創痍にも関わらず、命懸けでこの仕事に真摯に取り組む姿勢、お客さんに楽しんでもらおうと日々努力や工夫を怠らない姿勢に接するたび、自分も頑張らなくては、真摯でいなければとそんな気持ちにさせられます。スト劇場のステージを観てこんな気持ちになるのは友香さんだけ。だからこそ踊り子さんとして活躍する限り、ファンの片隅の末席からではありますが、ささやかながやも見守り続け応援していきたい、そう思う踊り子さんです。

以上この公演で出していた2作品の簡単な観劇レポートと感想を書いてみました。最近は観劇感想のみでステージレポートはあまり書かなかったのですが、今回素晴らしいステージを見せてもらって思わずレポート風に書いてしまいました。撮影の時に友香さんから「レポ楽しみにしています」って言われてしまったし…(最近はそんなことを言ってくれるのは友香さんだけだし嬉しかったな・笑)。
 

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以上、今回、東洋8結公演感想(2)は、坂上友香さんの観劇感想でした。
次回、東洋8結公演感想(3)は、3.鈴木千里さん、4.あすかみみさん、5.徳永しおりさんです。



※リリくんの公演感想ページにリンク付きの東洋ショー劇場の今年の香盤表はこちら→東洋ショー劇場 過去香盤(2017年)