東洋9中公演感想(2) | リリくんのぶろぐ

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東洋ショー劇場9月中公演行って来ましたので、観劇感想を書いています。

東洋ショー劇場9月中公演出演者(敬称略)
1.北川 れん(道頓堀劇場)
2.鶴見つばさ(ロック座)
3.榎本 らん(東洋ショー劇場)
4.大見はるか(ロック座)※9/11~15
4.有沢 りさ(ロック座)※9/16~20
5.荒木 まい(東洋ショー劇場)
※( )内は所属劇場

この公演には5日目(9/15(金))に行きました。
2回目トップの北川れんさんから3回目トリの荒木まいさんのオープンショーまで観て、撮影タイムに退場しました。
それぞれの踊り子さんの2回目3回目の2演目を観ましたので香盤順にごく簡単にステージレポートおよび感想を書いています。
前回、東洋9中公演感想(1)では、1.北川れんさん、2.鶴見つばささん、3.榎本らんさんの観劇感想を書きました。
今回、東洋9中公演感想(2)は、4.大見はるかさんの観劇レポと感想です。


4.大見はるかさん(ロック座所属)

東洋9月頭公演2日目に行った時に初めてステージ観劇した踊り子さんで、今回2回目になります。前回初めて観た時に魅了されたので、約2週間ぶりの今回のステージ観賞は楽しみでした。
前回「朧月夜」「人魚姫」の2作品を観ましたが、今回はこの日2回目が「朧月夜」、そして3回目には「おみちぇるらんど」という作品をやっていました。こちらは初見作品です。
「朧月夜」は、私の東洋9頭公演感想(4)のところで観劇レポおよび感想を書きましたので、今回は「おみちぇるらんど」の観劇レポ&感想を書きます。

○「おみちぇるらんど」

1曲目(男性ボーカル・洋)。ハートの形のフレームのサングラス、Tシャツ、赤いミニスカート、背中には黄色いリュック…ちょっと□リっぽくも見えるかわいいファッションで楽しく軽快に踊ります。サングラスを外し、明るく元気なダンスステージ。本舞台のやや下手側には一本柱の衣装掛けが置かれ、タンバリンやシャツなどが掛けられています。リュックからノートを取り出すと、ノートに挟んでいたシール片を花道席のお客さんに…。
2曲目(女性ボーカル・洋)。本舞台中央に戻ると、衣装を脱いで別の衣装に着替えます。青地に白水玉そして白とピンクの縞のかわいいドレスに。曲に合わせて手を叩きながらチャーミングなステージを展開します。衣装掛けに掛けてあったタンバリンを持って鳴らしながらかわいく本舞台、花道で踊ります。本舞台に戻ると、バランスホッピングを手に取り、それをエレキ―ギターのように持って演奏するような振りで踊ります。盆手間まで進みホッピングを振り回しながらの元気なダンス。本舞台に戻りタンバリンを叩きながら楽しそうに踊ります。
3曲目(女性ボーカル・洋)。衣装掛けに掛けてあった2つの衣装を両手に持って見比べ、白地に赤いハートのシャツに決定。ドレスを脱ぎブラジャーも外すと、先ほど決めたシャツを着て、裾を胸の下辺りで結びます。キャップを被って元気に盆に入りベッドステージへ。立って舞った後、腰を落とし、パンツを少し下にずらして、手を後ろに付き脚を挙げます。脚を挙げてパンツを脱ぎ、シャツの前を解いて開けます。四つん這いになって体を前後したり、腰を上下しながらのベッドステージ。L字ポーズを披露。手でハートの形を作ったりかわいい振りを見せたりしながらポーズを決めていきます。
曲が変わり、引き続きポーズを交えながらいろんな動きを取り入れたベッドステージ。最後に片脚挙げの倒立ポーズ~片手差し上げのポーズを決めて立ち上がり本舞台へ。シャツを脱ぎ、前で振りながらダンス。そのシャツを横に投げ捨てると、全裸姿。かわいい投げキスからそのまま手を前に差し出しフィニッシュです。

とにかく小柄でかわいくて、元気いっぱいのステージがほんとうに楽しいです。心から楽しんで踊っている姿は2番手の鶴見つばささんと共通しています。
大見はるかさんは、まだどんな色にも染まっていない感じで、そこが今の彼女の魅力でもあろうかと思います。□リっぽい幼さ、弾けたギャルっぽさ、清楚なお嬢さんぽさ、そんな若い女の子のいろんな要素が混然として、ステージの局面局面でその多様な要素が光ります。こういう踊り子さんっていそうでいない。そういう意味では今はあまり縛られずに好きなようにやる中で、徐々に自分の方向性を見つけ出していけばいいと思います。若い女の子が心から楽しんで元気いっぱい踊っている姿を見ているだけで、世のおじさんたちはウキウキしてくるものです。笑顔を見ているだけで仕事のストレスを発散してくれます。テクニックやダンススキルにこだわるよりも、少々ダンスが下手でも自分が思い切り楽しく踊ることによって人を楽しくさせることが出来る、そんな気持ちで頑張ってほしいと思います。

ちなみに、9月頭公演2日目に行った時もだったのですが、オープンショーの時に、本舞台上手側で大見はるかさんが脚を挙げてオープンしている時に、股間すれすれで熱烈に拍手しているお客さんがいました。応援にやってきた遠征さんでしょうか。毎回お決まりのようにやっているようですが、長く東洋に通っていますが、ああいうふうな踊り子さんとお客さんの絡みは初めて見て少し驚きました。それが次第に会場全体に伝染していき、この日は大見さんが脚挙げオープンするたび、お客さんの多くが大見さんの股間付近で高速拍手して盛り上がっていました。
あるいはオープンショーの曲でお客さんの多くがはるかさんと一緒に手を横に大きく振って、それはまるで地下アイドルのライブでのお客さんが応援のオタ芸をやっているような雰囲気でした。
その時にふと思いました。ストリップ劇場はここ数年若いお客さんが増えて、会場内の雰囲気が相当変わってきました。以前はストリップのお客は踊り子さんの妖艶なステージを生唾を飲むようにじっくり観賞していました。しかし今の劇場はある時はクラブのように、ある時はライブのように、どれだけ踊り子も客も盛り上がり熱狂するか、そういう形になってきているようです。じっとおとなしく観賞しているなんてもう過去のスト観劇、今は盛り上がってナンボ、乗ってナンボという時代になりつつあります。まさに今回大見はるかさんのステージを観て、明確にそれを実感しました。良い悪いでなくそれが時代の流れなのでしょう。私はどちらかと言えば落ちついてじっくりステージ観賞したいタイプなので、スト劇場がますます盛り上がりや大騒ぎや熱狂やノリを求めていくのであれば、おそらく私は徐々に劇場から足が遠のいていくだろうと思います。それはすぐそこに迫っている予感。大見さんのステージを観ながらそんなことを考えていました。たぶんこういうことが無言の引導ってことなんでしょうね。自分も変わらねば…。
 

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以上、東洋9中公演感想(2)は、4.大見はるかさんの観劇レポ&感想でした。
次回、東洋9中公演感想(3)は、この公演トリの5.荒木まいさんの観劇レポ&感想です。


※リリくんの公演感想ページにリンク付きの東洋ショー劇場の今年の香盤表はこちら→東洋ショー劇場 過去香盤(2017年)