「明確な記憶」なんてものはアテにはならない。 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 今日は「JRA」とも「競馬番組」とも全く無関係な話である。「古い洋画」の話で大昔に地上波で放映され、それを見た記憶が、ふと蘇ったのだが、それが何という洋画だったのか?知りたくなったという個人的な好奇心の中でのお話である。

 それは多分、アメリカ映画モノクロだった記憶があるが夢にもセピア色や天然色があるように古い記憶なので色については明確には判らない。しかも、記憶に残るのは後半のクライマックスなのかも判らない一場面の話である。

 ある男性Aが拘束されているのか、要するに何処かの施設に拘留されており、そこからの脱走を計画。施設内で死人が出た時に担当する男Bと知り合いになり、脱走計画を話して実行に移す。
 計画では、Aが何らかの理由により死亡したことにして、それをBが扱い棺桶に入れて埋葬する段階で逃走するというもので、棺桶は釘で打ちつけられ墓穴に埋められようとされる。土を掛けられて、このままでは生き埋めになってしまうことに気づいたAは焦り出す。外に呼び掛け、騒ぎ出し暴れる。そして。気づいてしまう。既に死体となったBが自分に寄り添って寝ていることに。。。

 全身、汗と泥だらけになった男の姿と土埃にまみれたモノクロの風景だけが記憶に残っている。その後の展開はおろか、どういう理由でそのシチュエーションが起こったことなど全く記憶にないのである。

 イメージとして2010年「リミット」が出て来るが、携帯電話などとは程遠く昔の話である。