まず、どうやって悩んだらいいのかわからない。
ただネガティブなことであることは、すでにわかっている。
(1) お金がかかる
まずこれ。昔、新風舎という自費出版させる会社で、本を出そうかという話になり、
祖母とその会社を訪れ、こんな感じになりますが……と紙を渡された。
120万かかるって。
「!」
当然、断った。が、その後わが家に新風舎から、「どうですか?」と営業の電話が何回も、何回も、何回も繰り返しかかってきた。
家族全員が迷惑した。
その後、新風舎は、3人の男性から訴えられた。
当時、ネットを通じて交流があった、ブログ「ビーチサイドの人魚姫」の
神戸俊樹さんに、「新風舎は詐欺ですよ」と教えてもらったことも大きかった。
さすがに、今回はあの時と違って、詐欺ではないけど、
お金がかかることにかわりはないんだよな。
いくらするのか、訊いてみよう。
↓
問い合わせのメール送った。
叔母に、出版社に原稿を送ったら、自費出版の話来たんだけどどう思う? と訊くと、「やればいいじゃないのよ」と、他人ごとのように嫌な言い方をしてきた。(彼女はいま、暑さでイライラしている)
「著作権はどっちが持つとか、などなど、具体的な話をちゃんとしてないとダメなんだよ。
売れればいいんだよ。
前、サザエさんが一度みんな返ってきちゃって」
そう、サザエさんは横長の本を出版したら、本屋に置きづらく、本が売れず大量に自宅に戻ってきてしまった。
その後、縦長の、普通の漫画本の形にしたら売れたそうです。
「全部、書類かなんかでやりとりしておかないとダメだよ」
「わからないこと全部聞いて、納得してからじゃないと」
(2)原稿の内容がアレだから
あれを読んだ人は、もれなく、私に対して色眼鏡を装着され、私への第一印象がおかしなことになるだろう。(笑)
だから、売れなかったら売れなかったで、「そりゃそうだろー、シロートが書いたものだし」と
売れなくて心から安心する。なんか、変だ。
家族にも、親友にも見せられない。
なーんでそんなこと書いて、送っちゃったかなーぁあああ!(頭かきむしる)
あれを読んで「出版どうですか?」なんて言ってくるあっちに問題あるだろう!
売れねぇぞ!(笑)たぶん、絶対、マイナスになってお互い損するぞ。どうなっても知らんぞ!
ただ、送る前に、「これで最後」と決めて送ったんだった……。覚悟が足りなかった。不思議と後悔していない。
(自費出版でつくった)本は、人にあげたりできる、と叔母が言ったけど、
人にあげられないよあんなの!
昨日、自費出版って、ホストに貢ぐ女みたいなもんだ、って書いたけど、
こっちがすごく嫌な思いをしたり、損をして、お金をあげる(貢ぐ女)ことによって、
ホスト(出版社の人たち)が得して、潤う(儲ける、とも言う)って、
やっぱりそうだな。