「今昔科学語~こんじゃくかがくがたり~」
start 19:00 / ¥1,000-(1drink別)
出演 / B・カシワギ、アニワギはかせ。
ゲスト / アルミカン高橋
博士「今昔科学語」というタイトルは、「昔」を踏まえて「今」なんでこんなことになっているのか。それを科学的に語り伝えようというところから来ています」
ぶっちょ「古きを知って新しいを知る。うんこちんちんですね」
博士「温故知新です」
・・・はい大丈夫そうですね。
笑いとは構図のずれである
「本来あるべき構図からずれが生じて、本来あるべき無いことが起こる。それが笑いのメカニズム」
そんな笑いを科学する、本日のお題は3つ!!!
①漫才とコントの違いから(アニワギはかせ)
②笑いの因子とは何か(アルミカン高橋)
③おもしろい話の構造(ぶっちょカシワギ)
①漫才とコントの違いから
はかせ「漫才とコントの違い、わかりますか?」
高橋「・漫才は、センターマイクありき(の場合が多い)
登場したときに誰かを演じていない。本人で登場して「はいどーも」で始まり「ありがとうございました」で終わる」
「コントは、なにかの役を演じている。演技。衣装や道具があったりする」
ぶっちょ「全く一緒!」
高橋「コントは、いっぺんやりだすと滑ったらヤバいっていうのもあります。漫才は、様式から入るので混ざらない」
ぶっちょ「賢いなぁやっぱり」
高橋「えへへ」
はかせ「何がやねん!!!」
高橋ちゃんが可愛いwおおむね正解のところで、はかせから現在における、コントと漫才の関係性についてのお話。
コントは発明
はかせ「昔の漫才は、本人が本人をやっていた。芸人は笑わせるが仕事やけど、笑われることも多々。人間は、他人を嘲笑うことに対して罪悪感を感じるようにできている。その中でコントが発明された。
コントの中で作られた人物というのは、虚構の悪者。キャラだから人は笑っていても罪悪感を感じない。お笑いの図式の中で悪人(社会悪)を居なくするためのものとしてコントは生まれたんです。」
す・・・・すっげええええ!!!!
ぶっちょ「漫才とコントは混ぜることもできる。本人のキャラやけど、フィクションを足してコント漫才にできる。これは、ダウンタウンさんの影響によるところが大きい。
このコント漫才はとても便利。(芸人本人の)人となりのていに乗っかって、漫才ん時にキャラを乗せてきたら説明半分はぶけるんですよ」
あ、これは分かりやすい。普段の素の姿では口ベタな印象の芸人さんが、コント漫才の中では完全にキャラ作り込んだオラオラ系とかに様変わりしていたりしたら、それだけでもう半分は面白く感じるもんなー。なるほど、なるほど。
私、けっこうお笑い好きなんですが、普通の一般人として見る専。こんな専門的な考察の仕方は自分では絶対しないので。
ためになるなあ~・・・
コントと漫才の違い、関係性について色々知識を深めたところで第二部!こちらではアルミカン高橋嬢の卒業研究資料を参照しながら、「笑いの因子」についての考察を深めます。
②笑いの因子とは何か?
高橋「芸人をやる中で、面白いコントって何か気になります。ウケる!と思ったネタがウケなかったり、逆にイマイチかな・・・と思ったネタがウケたり。演じ手側からしても不可解な時がある。笑いを引き起こす要因とは何か?医学書や哲学書はあっても、ちゃんと分析したものは無い。だから、研究テーマに選んで分析したんです!」
その分析方法とは、同じ条件下(時間・背景セット等)で行われる5組程度のお笑い芸人のネタをまとまった数の被験者に見せ、「見た目」「技術」「内容」など、細かく分けられた項目に対し、どう思ったか二択で◎を付けて貰った物を、統計ソフトを使い分析する、というもの。「マーケティング」ととても良く似ています。
予備調査 とか 重回帰分析 主成分得点 とか 難しい単語がずらり。。。。
はかせ・ぶっちょ「で、主成分得点分析とか踏まえて笑いの因子が分析できたところでアルミカン高橋的な考察としてはどうなん?どうやったら自分自身がどう面白くなれるかの取り組みとかは?」
高橋「演技力ですかね~」
ぶっちょ「そんなん出てこんかったやん!」
高橋「でもがんばったんですよ!?」
はかせ「感情を一切無くしていいんです。研究っていうのはそういうものです」
高橋「でもこんな様々な値が数値で出たって凄くないですか!?がんばったんですよ!」
はかせ「ないわ!」
ぶっちょ「心理学とまったく一緒や!分析のやり直しからや!」
理系エキスパートカシワギ兄弟から愛のある突っ込みを受けまくっていた才女高橋嬢。充分凄かったですよ!
ちゃんと勉強してる大学生って久しぶりに見たわ!高橋嬢お疲れ様でした~^^
後半 に続きます!後半部分からはお待ちかねのUST中継もあるよ★