お久しぶりです。
ここのところ、ebayでも現行もののワークブーツを中心に手を出していたため、この古靴ブログを放置してしまっておりました。
ただ、古靴ブロガーさん達の記事は随時拝読しております。
今般、少しだけ古めのペアに手を出したので、そちらの手入れに関して、リハビリがてら何回かに分けて記事を投稿しようかと思います。
さて、今回のペアはこちら。
Red WingのIrish Setter Sport Bootラインの一足。
同ラインですとモックトゥが有名ですが、こちらのスタイルはプレーントゥ。
そのせいか激安で落札することができました。
(モデル№が分からないので、ご存知の方いらっしゃいましたらご教示ください)
あまり詳しくないのですが、Made in U.S.A.表記ではなく、Made in America表記の四角犬タグですので、私よりも年配です。
(なぜAmerica表記にしたのか不思議です)
ドレスシューズ目線だとあまり手を出さない年代ですが、Red Wingでいうとこの辺もヴィンテージ扱いのようですね。
汚れや傷こそ目立つものの、型崩れも少なく、ソールもほぼほぼ残っています。
また、加工感の強い現行物のそれよりも、革質がよさそうです。
手入れでどこまで化けるかを知りたくて手を出してしまいました。
古靴のドレス物ならば、汚れ落としにはSAPHIRのReno MatやM.Mowbrayのステインリムーバーで対応するところ。
しかし、今回はワークブーツ。
安値で落札したこともあり、実験的にトルエンを用いて古い油分と一緒に汚れをがっつり抜いてみたいと思います。
ところで、Red Wingって不思議な魅力がありますよね。
White's、Wesco、Nick'sなんかと比べてしまうと、作りや素材は明らかに劣後するのに、雰囲気は遜色がないように見えてしまうという。
価格面でのアドバンテージだけでは説明のつかない魅力は何なのでしょうか。
同価格帯の英国靴に対して品質で後れをとるAldenが、人気では引けをとらないのと似ているかもしれません。
モックトゥも欲しくなってしまいます。