札幌交流会 | #About OD

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ー起立性調節障害を克服した大学生のブログー

こんばんは!

 

北海道は雨の日が続いており

とても冷えています。

朝起きたくないなあと思ってしまいます。。

布団が暖かくて。。笑

 

さて、本日10月5日に札幌でOD交流会が

行われました。

私の講演メインに時間を設けさせていただき、

貴重なお時間をありがとうございました!

 

旭川交流会に比べ、

人数も多く参加してくださっており、

よりたくさんの方とお話することができました。

また今回は現在起立性調節障害と闘病中の子達

も参加してくれていました。

 

小学校6年生、高校1年生、大学一年生と

それぞれの年齢と時期で悩みもあったようです。

 

今回、私のお話を聞いていただくということ

だったので、私の話をただ聞くのも退屈かなあと

思い、ちょっとした資料を準備し、それに沿って

お話させていただきました!

 

 

過去と現在で内面の変化があったことを

中心に、なぜここまで復活できたのか、

起立性調節障害の診断から闘病生活約5年の

経緯を辿っていきました。

 

私自身、起立性調節障害の渦中、

自分がどんなことを思っていたのか、

どんな状態だったのか正直なところ

ほぼ覚えていません。

 

しかしそれは、もう治ったから忘れた。

というのではなくて、当時の私自身が

自分自身をしっかり把握できていなかったからです。

 

どんな簡単な内容でも、何を言われているのか

わからない、理解ができない、自分が思っている

ことはあるけどそれを言葉で説明ができない。

話せない。

そういう状況でした。

 

ひたすら病気を抱えながら

「生きていくことに必死」

でした。

 

なので現在あの頃の自分がどうだったかの

記憶がほとんどないのです。

 

今回お話をするにあたって、自身のブログを

一から全て見直し、自分が当時感じていた

ことを改めて思い出すことができました。

 

今回のお話の中で保護者の方が気になっていたのは

「親に何をされて嬉しかったか嫌だったか」

「ODがありながらも中学と高校で変化があったのはなぜだったのか」

「体調がよくなったきっかけはなんだったのか」

など親子関係に関することや、

体調が回復傾向になってきた時の事

だったのかなあと思います。

 

たくさんの悩みがあったり、

「こうしちゃいけないのはわかっているけど

してしまう」

というお話も多かったように思います。

 

当時「普通」や「当たり前」

に強くこだわっていた私が

今回一番伝えたかったことは、

 

人にはそれぞれマイペースがあって、

自分に合った生き方がある。

スタートが遅くても、

遠回りでも、たどり着く先はあるし、

無理をしない、焦らない、ことは

もちろん大切だけど、

どんなにちいさなことでも、

できることはたくさんある。

起立性調節障害になったから

普通じゃないわけでもないし、

最悪なところまで落ちても、

ここまで這い上がってこれるんだよ

 

ということです。

 

私が今日お話した同じ年の女の子は、

「確かにあの時自分が倒れなかったら

今どんな生活を送っているんだろう、と思ったり

周りを羨ましく思ったりすることもあるけど、

あの頃の自分は自分の心身を休ませる時間を

つくれなかったから、今ODになって、

体調は悪いけど、体調に合わせて、

自分ができそうなことがある時は

動いてみたり、自分のペースで生活できている

今もこれはこれでよかったのかなあと思う」

と話してくれました。

 

この話を聞いた時、

そういう考え方もあるなあ、と思いましたし、

まさに「自分のペースで」「自分にあった生き方で」

というところだと感じました。

 

今回の交流会、私の講演で、

少しでも勇気を与えられたり、

頑張ってみようかなと

思ってくださった方が一人でも

いてくれればとても嬉しいです。

 

私自身も起立性調節障害がある

生活を考え直せる時間でした。

 

本当に、参加してくださったみなさん

ありがとうございました!