柳生に呼ばれる(後編) | 不思議な日常の出来事

不思議な日常の出来事

2014年の3月に初めて仙台に行ってから武士さんとご縁を頂くようになり神社仏閣に行くようになりました。
神仏や武士さんとの体験談を載せていければなぁと思っています。

前回の続きです(*´ω`*)

柳生の里に行く前にとあるお方に会いに行きました。そこで日光東照宮が話題に上がりました。

なんやかんやで日光東照宮には3回御参りに行かせて頂いてるので「こちらの神社いいですよ」とか「ここで大福を買ってしまうんですよ」とかいろいろお話をさせていただきました。

そして柳生の里に向かって出発。
奈良公園に差し掛かった時に赤信号で停車したのですが前に停まっているバスを見て「(;゚д゚)」となってしまいました。

そのバスがこちら↑

英語で大きく「HELLO IEYASU」の文字w
ナンバープレートの横には「家康観光」。ビックリしすぎて笑いが出てしまいました。

こんな大々的に家康さんの名前が載っている観光バス初めて見ましたwwwそれも日光東照宮の話題が上がった後に見るなんてwww

家康さんて凄いお方だなぁと改めて思った次第です(^_^;)

奈良公園から30分程で柳生の里に到着しました。駐車場に車を停めているとなんと十兵衛さんが来て下さったのです。

ご挨拶をさせて頂きふたりで柳生家の菩提寺に向かいました。

天気も良く桜もまだまだ咲いていたので癒されました(*´ω`*)

菩提寺で柳生の皆様の供養をお願いさせて頂き裏手にある一族のお墓に向かいました。
そちらにある十兵衛さんのお墓に手を合わさせて頂きました。

すると十兵衛さんのお墓の後ろが騒がしくなったのです。見ると昔の方々があたふたと右へ左へと動き回っておられました。なんとお酒の席の準備をして下さっていたのです。

そういえば以前来た時も十兵衛さんがお酒をついで下さったなぁと思い出しました(^_^;)

そして皆様のご供養を改めてさせて頂いたのです。すると私の左横に縦長の木の箱があるのに気付きました。その箱の蓋を十兵衛さんが外しておられるのです。

「あれ?その箱?」
よく見ると箱には背負えるように布で出来た紐?が左右に付いていました。
十兵衛さんは蓋をとって何かごそごそされています。何か必要な物でも入っているのかなぁと思っていると次の瞬間、私がその箱を背負っていました。

「え?この箱もしかして私が背負っていたのですか?」と十兵衛さんに聞くと「そうだ」と言われました。そしてよく見ると箱の中に阿弥陀座像か入っているのが見えました。

「え?いつから?なんで阿弥陀像を背負っているの?」と頭が混乱。以前も一度仏像が入ったハコを背負っている時期がありました。
紀三井寺さんの50年に一度の特別ご開帳に行かせて頂いた帰りに十一面観音さんの像が入った箱を背負っていたのです。

そして今回は阿弥陀像。

いつも仏壇のご先祖様の供養や武士さんの供養をさせて頂く時は阿弥陀様のお力を借りています。 もしかしたら柳生さんの供養の為に阿弥陀様が一緒に来て下さったのかもしれないなぁと思いました。

阿弥陀様に感謝をし持ってきていたコンビニのおにぎりを二つ十兵衛さんの墓前にお供えさせて頂きました。すると別のお墓から綺麗な着物姿の女性が子供をふたり連れられて出てこられたのです。

子供さんを見てお供えしていたおにぎりを渡させて頂きました。「この方々はもしかして…」とちょっと不安に思っていると十兵衛さんが「○成寺へ」と文字を見せて下さったのです。

「~じょうじ???~せいじ???」
その場で調べると柳生から少し行った所に「圓成寺」と言う名前のお寺さんがある事が分かりました。

後で分かったのですがこの時の奥様と子供さんは一緒に円成寺に来られてました。そして十兵衛さんが何故このお寺を教えて下さったのか…それも分かる事になったのでした(^_^;)


お墓参りの後は桜を見る為に柳生陣屋敷跡に向かいました。

「剣聖の里 柳生さくら祭」と載った幕。

陣屋敷跡に置かれた十兵衛さんのパネル。

この時、夫婦で来ておられた方に「写真撮りましょうか?宜しければパネルに顔をはめてるところ撮りますよ」と言われましたwww 

流石にひとりでパネルに顔をはめる勇気はなかったので遠慮させて頂きましたw

こちらは陣屋の玄関だった所です。

陣屋跡には囲うように桜が植えられていました。

地元の桜は2日程前に雨風が激しい時があり大半は散っていたのですが柳生の桜はまだまだ咲いていました(*´ω`*)

御夫婦が帰られてからは貸切状態だったのであちこち撮影させて頂きました。

もしかしたら十兵衛さんが柳生へ来るよう私を急かして下さったのは桜を見せて下さる為だったのかも…と勝手に思ってしまいました(^_^;)

十兵衛さん、柳生の皆さんに感謝しつつ十兵衛さんに教えて頂いたお寺に向かわせて頂きました。

つづきます。