MENYA 食い味の道有楽 @柏市 ~「如月の一杯☆愛❤抱き胡麻拉麺 C(海老トッピング)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

MENYA
食い味の道有楽
柏市 (北柏)


【注文】如月の一杯愛❤抱き胡麻拉麺 C(海老トッピング)  
【価格】1200円(海老200円含む)

[訪問時期] 2016年2月上旬(平日) 昼
[店内状況] 先客4名、後客約10名
[注文方法] 券売機にて
[味] 牛豚清湯+胡麻ダレ/醤油
[麺] 平打ち中太縮れ麺(140g位)
[具] 味付けミンチ、小松菜、木耳、三つ葉、刻み葱、海老、うずら玉子

[その他] 半ライス(120円)



順番を変えてこちらを先上げ。
久々に休みが取れたので、如月の一杯をいただきに。
まだ提供開始前とのことでしたが、お願いして作っていただきました。
今回は標題の通りの意味深なネーミングで、「牛骨と豚背がらの合い炊きスープ」と注釈が付いてます。



結論から言うと、牛豚ベース清湯に胡麻ダレの辛味、具のミンチの痺れを合わせた「道有楽流担々麺」で、本格的な辛口も用意されてますが、私は勿論ヘタレに優しいスタンダードバージョンを。
「紫峰豚は納得いくレベルのものではなかったので返した」とのことで、「C」を選択しました。




清湯スープと胡麻ダレ
ベースは牛骨、豚背がらに野菜を加えて18時間炊いた淡麗清湯。
味見させて貰いましたが、牛の甘味やまったり感が心地好く、勿論クセなど皆無の超美味しいスープ。
このスープで清湯ラーメンを作って貰いたいと思ったことは、勿論店主には言っていません(笑)
このベースが本来の担々麺とは異なるので、敢えてネーミングは「胡麻拉麺」



ベースの清湯と、後述する2種のミンチ。



合わせる胡麻ダレはスタンダード、辛口の2種類用意されてます。
スタンダードは胡麻を潰しながら胡麻油、少量のラー油を絡めて炒ったピリ辛ですが、辛口はラー油増量に鷹の爪が加わるのでヘタレにはかなり厳しそう。
後述する具のミンチに含まれるシビ感と相俟って、道有楽流カラシビ濃厚スープが完成する訳です。
カエシは醤油、そして海老粉を少々。




スタンダードは味付けミンチを中心に、小松菜、木耳、三つ葉、刻み葱。
「C」は2尾の海老とうずら玉子が追加になります。
因みに「E」のチャーシュー付きは、紫峰豚のレアチャーとバラロールが別皿提供されるとのこと。

ミンチは甘辛の2バージョンを用意。
牛と三元豚のミンチを合わせて結果合挽き状にしてあり、「愛抱きだから、肉も愛挽き」と笑うJKは結構チャーミングでありました。
スタンダードバージョンは粒山椒と炒り、辛いバージョンはその粒山椒を潰してシビ感を強調してあるとのこと。
海老は勿論のこと、何気なく配置された具の数々が濃厚スープの中で華麗な箸休めとして機能してることは、言うまでもありません。




道有楽流担々スープ
牛豚合い炊きの淡麗清湯、ピリ辛で風味豊かな胡麻ダレ、山椒のシビ感が練りこまれたミンチを、ひと通り個別に味見させて貰った上で、それらが合わさったスープを飲んでみます。
ポカ~ン。。。まるで魔法にかかったような化学変化!
シャバ寄りながら、濃密で旨味もコクもたっぷりな担々スープが登場。
胡麻ダレもミンチもスタンダード仕様ですから、ヘタレでもたいしたカラシビは感じませんよ。
でもその分、ベースの清湯の旨味や、素材の織り成す化学反応の様子が感じ取れて、いや~これは旨いし面白い。
おそらくスタンダードバージョンでしか感じられない、担々スープの裏側を垣間見れる幸せなひと時です。





菅野製麺所製の平打ち中太で、手もみ風の縮れが入ったタイプ。
茹で加減はやや硬めのジャスト。
プリッとした口当たり、強めのコシは終盤まで衰えることなく、スープの絡みは勿論ハンパナイ。
個人的にはかなり好きな麺ですね~
麺量はやや少なめの140g程度だと思います。



〆ライス
本来は専用セットとして「チャンジャ御飯」が用意されてますが、ヘタレ向きではありません。
〆用の半ライスをお願いすると、バラロールを乗せて貰っちゃいましたよ^^
担々スープをズブブと注いで、サラサラッと流し込んでフィニッシュ。



残ったスープをと思ったら、当店で私は初見の穴あきレンゲが登場します。
底に溜ったミンチを浚ってると大きな柚子皮を発見!
こんなところにも隠し技が潜んでいることに、最後の最後に気付かせる演出が憎いですね。
で、結局汁完しましたから、穴あきレンゲも不要だった訳ですが(^^;



■ 感想など
担々麺の知識に乏しい私なので、その定義も良く分からないんですよ。
こうやってパーツを予習してから味わうと、合わせ技一本!と叫びたくなりますね。
因みにこのスタンダードは「ピリ辛チョビシビ」ですからね。
カラシビをしっかり感じたい方は辛口を頼むべき。
書いてきたような事に「な~るほど」と相槌を打ちたい方はスタンダードを、みたいな感じですかね~
辛口は食べてないのでよう分かりませんが、きっとオンリーワンを満喫出来る気がします。
辛口バージョンに挑戦してみるのも良いかな、なんて思ったのは内緒(笑)

「ベースのスープがしっかりしてると、後からごまかさずに済む。」
このJKの言葉が全てを語ってる気がしますね。

ご馳走さまでした~