創作麺工房 鳴龍 @豊島区 ~「味玉塩拉麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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創作麺工房 鳴龍
豊島区 (大塚)


【注文】味玉塩拉麺
【価格】 900円(味玉100円含む)

[訪問時期] 2016年3月上旬(平日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[具] チャーシュー2種、メンマ、味玉、白髪葱、刻み青葱、揚げ葱



やってました夜鳴龍
麺友さんたちと大塚駅で落ち合って店前に来てみると、満席外待ち2名様。
夜はお酒を飲みながらゆったりする方も多いので、入店までは25分ほどかかりました。



その後はお友だち3人と、「炙り焼きチャーシュー」「水餃子」をアテにひとしきり。



〆のラーメンは強制的に「酸辣麺」にされそうなところを、何とかお願いして久々の塩を(笑)




スープ
鶏主体の動物系をベースに、20種類もの素材が織り成す旨味がじんわりと寄せる淡麗清湯。
その重層的な出汁感の中で、まず際立つのが牡蠣
その牡蠣を掻き分けるようにして鶏がじんわり後追いし、両者一体となって長く力強い余韻へと続きます。
いやあ、久々にいただく塩は素晴らしいですね。
出汁に牡蠣を使ってるのは知ってましたが、最近続いた醤油だと隠れ気味だったそれが良~く感知できます。
やや控えめジャストな塩ダレもその他何種もの素材も、まるで鶏と牡蠣の引き立て役として配置されたとしか思えません。
時おり心地好い苦味を提供する揚げ葱然り
しばしレンゲが止まりませんでした。





自家製の中細ストレートで、全粒粉配合。
しなやかに密着する麺の束を啜ると、まるで細麺のような食感です。
やや軟らかめな食感を楽しむ内に口一杯に溢れる小麦の風味、そこに確りと拾い上げるスープの出汁感が加わります。
喉越しに至っては殆ど快感的ですよ。
いつも通り素晴らしい麺ですね。
麺量は150gとのこと。




チャーシュー2種、メンマ、白髪葱、刻み青葱、揚げ葱、そして増した味玉。



チャーシューの一方は肩ロースのコンフィ
スープ熱でピンク色が薄れかけた頃に、レア感と肉汁ジュワ~感と一挙両得を狙います。
バラのローストも食感と旨味の凝縮がステキ。



半熟加減ジャストでオアシスのように薄甘な味玉も、やや細切り調のコリコリメンマも、全てに隙がない不動のメンバーです。




■ 感想など
久しぶりに味わった塩ですが、その素晴らしさを再認識する結果となりました。
齋藤店主の前で思わず「えっ塩ってこんなに美味しかったでしたっけ」なんて不謹慎な発言も(^^;
当店の清湯は幾重もの素材の繊細なバランスで食べさせるイメージでしたが、今日の塩はそれに力強さが付加された感覚でした。サイコ~

芳醇な醤油を出汁の旨味が支える醤油拉麺、出汁の旨味をMAXに感じさせる塩拉麺。
同じスープを使った2通りのアプローチ、次回は醤油で再確認してみることにしましょうか。




創作麺工房 鳴龍
東京都豊島区南大塚2-34-2 SKY南大塚1F

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