麺や けせらせら @札幌市北区 ~「塩らぁめん+味付玉子増し(半分)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺や けせらせら

千札幌市北区(百合が原)
 
【メニュー】塩らぁめん+味付玉子増し(半分)
【価格】730円+50円

[訪問時期] 2019年8月上旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏/白湯
[味] 塩
[麺] 中細縮れ麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、味玉、メンマ、カイワレ、葱


帰京前に、行ったことのないエリアに足を延ばしてみた。
札幌から札沼線(学園都市線)で20分近くの百合が原駅から、徒歩で6~7分。


開店10分ほど前からポツポツと人が集まり始め、開店時には8名、その後すぐに中待ち発生。
鶏白湯の店で、何も札幌まで来てとも思うのだが、ちょっと前にMさんが絶賛しているのが気になった。



塩、味噌、醤油3種類のらぁめん、醤油と塩のつけ麺メニューから、評判の良い塩を注文。
半味玉付きのデフォが730円、追加50円で全味玉になるのは、リーズナブルな設定だ。


麺を先に丼に上げ、小鍋で調味したスープをその上にかける調理法は、札幌でも珍しい。
着席から7分ほどでご対麺となった。



スープ
ややトロのクリーミーな鶏白湯で、濃度は若干抑えつつ、その旨味とコクは満開レベル
くどさや重さを感じるどころか、上品なスッキリ感さえ漂う仕上がりに驚く。
どうやら、野菜の下支えがかなり効いているようだが、ベジポタっぽくはない。
舌触り滑らか、塩梅良くジャストな輪郭。
旨いと思っても、鶏白湯は途中で飽きてしまうことが常なのだが、このスープにはそれを全く感じない。
それでも試しに、卓上のおろしニンニクを少量使ってみたが、これがビシッと決まり、丼を持ち上げて飲み干した。



札幌ならではの、中サイズの黄色い縮れ麺
加水率やや低めの麺を硬めに仕上げ、シコシコ食感と熟成感ある旨味が特徴。
北海道では普通なのかも知れないが、鶏白湯にこの麺とは結構新鮮だ。
合っているのかどうか、少なくともバランスは取れている。



トッピング
チャーシュー、味玉、メンマ、カイワレ、葱。


バラ煮豚チャーシューは、赤身と脂身のバランス良い食感と旨味を楽しめる。
味玉を頬張ると、良く染みた味に燻香が載ってくる。
これは増して良かった。



カイワレと青葱は、スープの余韻に絶妙な苦みを残してくれる。


■ 感想など
札幌で鶏白湯ベースの味噌は経験あるが、塩味でストレートに近い鶏を味わうのは初めて。
いたずらに濃度を上げるのではなく、旨味を上品に最大化したような味わいで、久々に終始美味しいと思う鶏白湯だった。
関東ではまず無い、縮れ麺との組み合わせも貴重な経験。
来てみてよかった。

ご馳走様でした。