濱村拓巳@郡山市・ボランティア活動報告(4月29日~5月3日) | Tsukuba for 3.11

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~筑波大学から始まる復興~

4月29日(金)~5月3日(火)に宮城県・福島県で災害ボランティアに参加してきた、濱村さんに情報提供していただきました。
以下、濱村さんの災害ボランティア報告(郡山市)です。


【名前】
濱村拓巳

【学類または研究科、学年】
生物資源学類5年

【期間】
2011年4月29日~5月3日

【活動場所】
宮城県南三陸町、福島県郡山市
(南三陸町の活動報告は別記事に掲載)


【参加経緯と活動外情報(登録団体、移動手段、宿泊所、食事等)】
参加経緯は、もともと友達がおり
宮城に行った帰りに訪問した。
特に活動はしなかったが、避難民が住むところや、
建物が現地を案内していただいた。


【活動内容】

被災の影響を受けた建物を見学、郡山に住む若者や年配の方と
福島原発について意見交換


【現地の状況(ライフライン、現地の雰囲気、避難者のニーズ等)】

電気、水道、ガスともにOK。
駅前は震災の足跡は見えないが、
少し駅から離れるとひどく倒壊している建物がちらほら見かける
(ビルの1階が潰れて2階が落ちてきているものや、
 壁や天井がはがれているもの)

倒壊以上にひどいのは、人が郡山からいなくなっていること。
馴染みの飲食店が長期の閉鎖をしたり、
猪苗代湖をはじめ、観光産業が死んでいる。
また、若者の雇用場所がないために
子どもや若者がさらに離れることが予想される。

また、原発避難地域に当たっている
富岡町や川内町との共存も深刻な問題。
彼らは現在、「ビックパレットふくしま」に避難しており
家や地域を失っているが、将来的に国や東電からの補償を受けることができる。
一方で郡山市民はどうか?と言うと、
郡山市民もまた原発の影響を受けているにもかかわらず、
補償の対象にはなり得ない


そのため郡山市民と避難民との間には
同じ福島県民と言えど、大きな壁が存在する。


【感想、気付いたこと、伝えたいこと】
【これからボランティアに参加する人へのメッセージ】

上記2点についてはこちらをご覧ください。