「CHUNICHI Web版」の情報もいただきました
研究発表を聴いたのは初めてでした。
自分たちが回答したアンケート調査が、どのように小児がんやがんサバイバーの、心理や治療、QOLの進歩や発展に役立っていくのかを知ることは、とても興味深く、また何年もかけて調査しご尽力くださっていることに感謝です。
そして、評価委員の先生の中に懐かしいお名前が
12年前にお世話になった、中川原 章先生です。
中川原先生は、神経芽腫の研究で世界的に著名な先生で、昨年、「比較腫瘍学常陸宮賞」と国際神経芽腫学会から「Lifetime Achivement Award(特別厚労省)」を日本人として初めて受賞されました。
特に神経芽腫の予後を約9割の正解率で予測する、DNAマイクロアレイ予後診断法(2005年4月号の「Cancer Cell」)を開発し、世界で初めて臨床実用化しました。
現在は地元の佐賀県に戻られて、佐賀国際重粒子線がん治療財団理事長を務めながら、研究を続けていらっしゃいます。
12年前は千葉県がんセンターにいらっしゃいました。
の神経芽腫は両側副腎原発で、稀な症例であったことで
当時の主治医と連絡を取り合ってくださいました。
当時のことを覚えていてくださり
の成長を一緒に喜んでくださいました
また再発したけれど5年経った治療経緯を、研究者として興味深く聞いてくださり、これからの神経芽腫への研究を熱くお話くださいました。
研究者の先生に、治療経緯をお伝えする機会はそれこそなかなかないので
の二度の治療をお話し、
12年後に感謝の気持ちをお伝えできたこと、
そして先生の今後の研究テーマをお聴きし、
この日はひとり興奮覚めやらぬ夜でした✧*。
患者会へも寄り添いの心強いお言葉を頂戴し
私の宝物のメールです。
変わらない優しいお人柄の先生です。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/214216