おいしいカフェをまるごと食べ隊! マリリンブログ♪

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この人の本は、いつも泣かせる。
最近、休みの日の2時間くらいは読書タイム。私は、相変わらず、重松清ファン(*^-^*)


舞台は、私が好きな北海道雪雪の結晶
小さな町にある丘の上の遊園地と町が見渡せる展望台がある観音像を中心に物語りは展開していく本キラキラ


そんな小さな町に住む幼なじみの4人が主人公。
祖父は町の炭鉱会社の社長であるシュン
炭鉱事故で父親を亡くし、両足が不自由になったトシ
いつもお調子者だけど、皆の仲を取り持つユウちゃん
4人の中でたった一人女の子でしっかり者のミッチョ


子供の頃に起きた炭鉱事故をきっかけに、シュンの祖父は町中の人から恨まれ、シュンもトシの母親から人殺しの孫と吐き捨てられて、逃げるように東京へ引っ越したDASH!DASH!


大人になって、遊園地で起こったある事件がきっかけで再会した4人
友情、恋心、後悔、後ろめたさ、孤独…
いろいろな気持ちが4人の中で交錯する汗


そんな中で、それぞれ向き合いながら、少しずつ、許し、許されることで、子供の頃のように冗談言い合う関係に戻っていくことができるニコニコ音譜


シュンと、シュンの祖父が一緒に観音像の中のスロープを上がっていく場面がある。
祖父のことが大嫌いだったシュンは、祖父を許すために。
多くの人の命を奪ってしまった祖父は、町の人たちに許してもらうために。
トシの人生を狂わしたと自分を責めるシュンは、自分を許すために。


許されたい気持ちも辛いけど、許したくても許すことが出来ない自分を責める気持ちも辛い。二人は泣きわめきながら、スロープをゆっくり上がっていく。


どんどんと、二人が何十年と背負っていたものが浄化されて、許し、許される瞬間ドンッドンッ
私は涙が止まらなかった
どうしてこんなに涙が流れたのか、正直よく分からないけれど、
自分の中の許したい気持ちや許されたい気持ちが溢れたんだと思うあせる
そして、もう少し自分のための人生も考えていいんじゃないかと思う。


きっと、どんな人にも、許したい、許されたい気持ちはあって、その気持ちと素直に向き合うことができる作品だと思うキラキラキラキラ
『カシオペアの丘で』重松清


アロマポットが「しゅ~」っと吹き出すベルガモットの香りに包まれて、
コーヒーをちびちび啜っていると、涙も引いてなんだかスッキリ。
ぁ~やっぱり好きゃわ。重松ちゃん!と本を抱きしめちゃうくらいハマってます(^^*)笑





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今日で療養生活も終わり音譜
疲れきっていた身体もすっきりして、頭の中もたくさん整理できた気がするメモキラキラ


療養中は、重松清さんの本をひたすら読んだ。「とんび」という父親と息子の物語りをテレビで見たことがきっかけで、この人の作品を読みつづけているラブラブ

『流星ワゴン』『青い鳥』『きみ去りしのち』『再会』『ナイフ』『十字架』

学校を舞台にしていじめと闘う少年少女とその家族や、後ろめたさや哀しみを背負い続ける運命と命の尊さなどが描かれていることが多いのかな目はてなマークたまたまそういう本を手にとっていただけかもしれないけれどシラー


重松さんの本の魅力は、いくつもある!!

いじめられている子を見殺しにしている側や、大切な人を失って、立ち直ることが出来ずにもがいて生きている側を描いていて…どちらかと言えば、脇役になりそうな人たちが主役なのだひらめき電球

苦しみや哀しみを背負った時に、どう考え、どう苦しみ、どう歩んでいけばよいのか…重みや深さを考えさせられる。


けれど、本を読んでいて決して暗くはならなかった。人物像が面白い音譜音譜

主人公の父親は、どこか頼りなくて、優柔不断で、やろうとしては思い止まる時の心の声が面白かったりするニコニコ汗

また、『青い鳥』に登場する主人公は、吃音で顔が真っ赤になる国語の先生。子供から「どもり」と馬鹿にされたり、何言っているか分からない!と反抗されるあせるけれど、一人ぼっちの生徒の傍にいて、一人ぼっちにはさせない。しゃべるのが苦手だから、キラキラ《大切なこと》キラキラしか言わない。重松さんが描く人物で1番好きだった。


話があっちゃこっちゃしちゃったけれど
重松さんの本の魅力…

いろいろなことが特に中学生だった自分と重なった。人それぞれ背負っているものの大小はあっても、簡単には下ろせないからこそ、少しずつ前に進んでいると教えてくれた虹

自分の欠点は、こんな見方もあるんだなってちょっと安心したし、自分のいいところは、こうやって感じてもらえてたらいいなって温かくなったチューリップ赤

「要領が悪くて融通が効かないユウちゃんだから、なやんだすえに決めたことは、さらりと出した答えよりずっと重くて大切だ」(『再会』の第3話・永遠より)この文章は、私に言ってくれているのか?と勘違いしてしまったべーっだ!

本のカバーには、こう書かれている。《「勝ち負けだけじゃ量れない」生きることの豊かさ…》

blogに残しておきたいことが沢山ありすぎて、ごっちゃになったーショック!あせる
とにかく、重松清さの作品が、私は好きだ星読破するんだーにひひアップ


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