おじいちゃん
ありがとう。
赤ちゃんの頃からこの歳まで、長期休みになるとすぐに遊びに行ってたね
よくお兄ちゃんとふざけて踊りながら「連れってて~」って(*^-^*)おじいちゃんにすがったな
田舎のショッピングセンターにあるゲームセンター、巨大プール施設、恐竜博物館、釣堀、植物採取、デパートの屋上、遊園地、マレットゴルフ、お花見、海水浴、紅葉を見に山へ、クリスマスにはシャンパンとケーキ、お正月にはお節とお年玉
たくさんの思い出をありがとう
市民プールに連れて行ってくれた時は、たくさんの子供や大人が、校長先生だ!と集まって来たのを鮮明に覚えているよ。幼い私でも、誇らしく、すごいだろ~って胸を張っていたよ('-'。)
夏休みの自由研究では、お兄ちゃんが絵を描いて入賞したお城の下の公衆電話で、おじいちゃんが話している絵。おじいちゃん、何時間も受話器を持った状態のままでいてたんだってね
私の自由研究は、一緒に山へ行ってくれて、植物標本を作ったね。100種類以上の植物を採取して、ひとつひとつ種類と名前を教えてくれたね
とっても、とっても真面目で、「人のため」という言葉がぴったりの人だった。
私が大きくなってからも、いろいろな会長を務めて、家でいつもテキパキと書類を作ったり、景品を包装したり、時には夜遅くまで頑張っていたね。最後まで人のために尽くす人だった。
『人間の真価は、他人の見ていないところでの行動で決まる』
和紙に筆で書いて贈ってくれた、私への最後の言葉。
一生忘れないよ
おじいちゃん、私は、決めたんだ。おじいちゃんの真面目で、人のために尽くす姿勢、真っすぐな心、誠実さ、そこまで立派になれるか自信はないけれど(・-・*)
しっかり受け継いでいくからね。
そして、おじいちゃんが大好きだったお花の写真たち…私もちょっとずつ、カメラ片手に撮ってみようと思う
いつか、私も、自分の撮った写真を大切な誰かの為に贈ったりするのかな
今日は、おじいちゃんの四十九日。空を見上げて、手を合わせる。
さようならは、言わないよ。
ありがとう、おじいちゃん
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