頑張ればどうにかなる時代ではなくなった | 考える力が育つ子育て講座

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『指示待ち人間には、育って欲しくない!』子どもの『やる気』を引き出し、自分の頭で考え行動する力が自然と育つ、コミュニケーション術

●頑張ればどうにかなる時代ではなくなった

先日PTAの懇親会に出席してきました。

年度変わりということもあり、学校の先生方の送別会も兼ねていました。

例年、お父さんの参加率は低いようですが、今年は私ひとりの参加でした。

その懇親会である先生に、

「昔の生徒と今の生徒には違いがありますか?」

と、質問しました。

すると、こういう答えが。

「基本的に子どもは変わってないが、頑張ればどうにかなる時代ではなくなったので、指導が難しくなった」

とても印象的な言葉です。

先生だけでなく保護者の方も、そういう時代にどう子どもを育て、教育していったらいいのだろうと、目に見えない不安というか、迷いというものをお持ちになっている方が、数多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時代だからこそ、親の心のあり方がとても大切になってきているのかな。

親のあり方がしっかりしていれば、いろんな情報に惑わされずに、子どもを信じて子どもの話を聴く姿勢ができてきます。

そのためには、じっくりと自分の内面と向き合う時間を持つことが大切です。

でも、なかなか仕事や家事で追われて、なかなかゆっくりと時間を持つことができない。

時間がとれたとしても、ひとりで考えていると、袋小路にはまってなかなか、同じ思考の繰り返しで、そこから抜け出せません。

そう感じているときこそ、私たちのようなコーチがお役に立てます。

コーチは「聴くこと」が仕事と言っても過言ではありません。

第三者に話を聴いてもらっただけで、迷いや・不安が消えた経験って、ありませんか?

本来、人はその答えをあなた自身の中に持っています。

その答えを、これまでの経験や常識といったもので、見えなくしてしまっているだけなのです。

もし、今、子育てや教育に関して、不安や迷いがある方は、こちらの記事もお読み下さい。