起立性調節障害という病気を発病してから原因というものを少し考えていました。
それは普段から思っていた他人との違いでした。
自分は昔から授業というものが苦手でこんな音が四方八方から聞こえる所でよく勉強出来るなぁと思っていました。
他人がペンを走らせる音、唾を飲み込む音、椅子のずれる音、ため息、こんな些細な事なのですが自分にははっきり聞こえてしまい集中どころかストレスが溜まっていってたのかもしれません。
そして、皆、ちゃんと集中して勉強しているので自分の集中力が悪いせいなのかなとも思っていました。
でも、友達と会話したりだとか休み時間中だけはそんなストレスもなくなっていた気がします。
そういう疑問を抱く事、高校３年生まで来てある一つの特性を知りました。
それがHSP(Highly Sensitive Person)という物です。
このHSPというのは病気ではないらしいので特性と言われるらしいです。
この特性の度合いが強ければ強いほどちょっと日常生活が普通の人より難しいと言われるそうです。
ずーーーーーーーーーーと、信じてました。他人と自分との間隔はほとんど同じなのだろうと。
皆、必死に集中して偉いなぁと。自分だけが集中力がないせいなのだろうと。
でも、授業中の些細な音には少なくとも周りの人は気にしてはいませんでした。
自分が異常に気にしていただけだったのです。 それに気づくのに約13年掛かりました。
授業中の些細な音にはずっと苦しめられ、今でも授業する時はその音が気になって仕方ありません。
それでも、先生の声だけに何とか耳を傾けようとするのですが上手くはいきません。
今考えると小学校の時から中学校の８年間ほどぶっ通しでそのストレスと戦っていたのかと考えると起立性調節障害になった原因もうなづける気がします。
HSPの特徴がネットに載っていたので一部抜粋します。
・他人の気分に左右される
・痛みにとても敏感である
・忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる。
・カフェインに敏感に反応する
・明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
・騒音に悩まされやすい
・美術や音楽に深く心動かされる
・すぐにびっくりする（仰天する）
・短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
・あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
・空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
・生活に変化があると混乱する
・仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
↑ここに書かれている物はこの特性の人が抱いている物らしいのですが……。
全て当てはまるししかも、すべての特徴に対して反応が大きく出てしまいます。
寝ている時も少しの音でも一回気にしてしまったらずっと気になってしまいなかなか眠れない時もあります。
不眠症で睡眠に入りやすい薬を処方してもらったのですが上手く寝れなかったのを覚えています。
最近は電気治療という電気を流すマットレスを使って上手く寝れたり寝れなかったりを繰り返しています。
いざ、寝ようとすると頭の中で今日起こった出来事がぐるぐるぐるぐる周って寝れない事もしばしばでなかなかです。
もしかすると起立性の人にはこのHSPの人が多いんじゃないかと勝手に思ったりもします。
後、一番反応が大きいのは匂いです。
特に車の中や工場のにおい、排気ガスのにおい、たばこのにおい、香水の匂い。
この全ての匂いに身体が大きく反応してしまい神経が混乱し体調が悪くなります。
昔からここの空気は良いとか悪いとか言う子どもだったらしいのですがそれはどうもこの嫌いな匂いの量が少ないほど空気がいいと感じていたらしいです。今でも匂いがいい街はすぐわかるし体調がびっくりするほど落ち着いたりします。
今まで訪れた地域で一番空気がいいと感じたのは岐阜駅の周辺でした。て、これはいらない情報か(笑)
後、電車も実は苦手で電車は自分から言うと牢獄で落ち着ける場所がないんです。
友達と一緒に乗るとまだ楽なのですが一人で乗るともう大変です。
こういうのも普通の人からしたら信じられない話なのでしょうか……。
それを考えると病気が治っても日常生活って普通の人より難しいのかなと思ったりしちゃって……。
まぁ何とか頑張ってするしかないので頑張りますけどねー(笑)
という事で今回はこんな感じでブログ終わりますー。
また、何かあれば書きます！！