第64回 税理士試験 法人税法 | 中卒が税理士試験に挑戦するようです

中卒が税理士試験に挑戦するようです

29歳の中卒が税理士を目指します。

お久しぶりです(´・ω・`)


みなさん本試験お疲れさまでした。

ほぼ1年ぶりの更新となります。。

昨年12月に法人税法A判定を受け取って、奈落の底におりました。

更新しようかとも思ったのですが、実はこのブログ始めてから法人2連敗。
これはもしかして・・・
そんな藁にもすがる思いで、ちょっと来年の本試験までは何も書かないでおこうか、
なんてことも考えたりで、更新が滞っていたわけであります。。

その後、消費から法人の年明け上級にコース変更し、念仏を唱える日々を過ごしていました。


そんなこんなで奈落の底から這いあがり、今年も懲りずに受けてきました法人税法。

自己採点の結果は、
TAC基準で理論31 計算14 合計45(ボーダー43 確実61)
大原基準で理論34 計算13 合計47(ボーダー45 確実58)※8/13訂正。大原の採点システム利用したところ1点上がりました(内訳は不明ですが理論かな?)


理論問1は判例1,2がTACの講義でやったそのまんまだったので、ほぼ模範解答どおりにかけました。
ただし、問(3)は仕訳含め白紙です(パッと見で飛ばして、計算1週後に戻ってこようと考えていたのですが、あんなことになろうとはこの時は知る由もなく・・・)

理論問2は連結でしたが、3年目とあって、かなり細かいとこまで暗記はしていましたので、時価評価資産(土地のみ評価益益金算入)まで書けました。
ただ、みなし事業年度と寄付金で取りこぼしがあったかもしれません。
さらに(7)は問1(3)と同様の理由で白紙提出となりました。。

さて計算ですが、パニックになりました(´・ω・`)

租税公課、交際費の振り替えの一部(情報提供料×)、適格の要件一部(端株触れず、焦ってX社株式以外の~と書いてしまった。他は要件に当てはめつつ解答)、役員給与、ベンチャー、このくらいしかたぶん当たってません。

理論で55分程度だったのですが、計算に入って気づけば10分前、計算で拾えるとこはないかと探してる間に時間切れとなりました。

戦略的には理論に70分かけてもいいような内容でしたが、理論7枚、計算9枚と試験官から説明があった時点で、理論50分程度が限度かなと思ったわけです。。

しかし今更後悔したって始まりません。それでも受かる人は同条件で自分より点数を取ってるわけですから。

正直、判例はTACのテキストに載っていましたし、他校ではやってなかったようなので、この点は有利だと思います。

しかし逆に、これでダメだったら完全に実力不足だったということです。

理論は今年は80題以上は暗記し、理マスの参考部分も暗記して、国税庁のHPもそれなりにチェックしていました。
計算も、昨年うろ覚えだったようなところもきっちり覚えて理解したつもりでした。


覚えた数は多くなったものの、年間を通しての勉強時間を振り返ればもっとできることはあったように思います。


計算が低かったのはその演習不足の結果です。
確かに難しく、初めての形式でパニックになりましたが、もっと計算の方の演習を重ねていれば
5点くらい上乗せできたところがあったと思います。

結果、今年も確実点には届かなかったので、12月まで悶々として過ごすことにします。



余談ですが今回も事件が。。今年は昨年まで(TKP仙台カンファレンスセンター)と違って、試験会場が東北大学でした。

ホテルが近くにないため、徒歩30分くらいのところに泊まったのですが、なんとその日は近所で花火大会があったようで。。しかも打ち上げ場所が東北大学とか。
下見ついでに夕食後に一人散歩がてら近くまで見にいってきました。

それでほどよく疲れ、リラックスして眠ることができました。

そして翌日、徒歩30分はきついという事で、タクシーで行くことに決めていたのですが、ホテルの方にタクシーを頼んだら、「今日は全然つかまらないんですよ。。先ほどの方も40分程度待ってようやく・・・」とのこと。

これって税理士試験の影響?
やばい、遅刻とか洒落にならんぞと思いつつ、会場に向かって走りはじめる。
途中バス停を見つけ、東北大学行きとの表示が。しかし以前googleマップで調べたときに近くにほかのキャンパスもあったような。。
本当にこのバスは試験会場の川内北キャンパスに行けるのか?調べるか?いや、時間が勿体ない。今なら走れば間に合う。葛藤の末走り出す。

1年の苦労がこの凡ミスですべて無になるかもしれない。着席時刻まであと30分。

そして10分ほど健康な汗を流した頃、ふと後ろを振り返るとタクシーが!
合格した時並みにテンションが上がりかける!

まさに犯人を追う刑事のように手を挙げてタクシーに滑り込み、
「前の車を追ってくれ!(東北大学川内北キャンパスまでお願いします)」

車内はとても涼しく、走って汗だくになった体に心地よく、淡々とした運転手が妙に頼もしく思える。

そして無事に試験会場にたどり着き、涼しい顔で何事もなかったかのように着席(汗だく)


普段はこんなことないのですが、本試験は毎年のようにトラブルが起きますので、その点は慣れっこです。

まあそこも対策不足といえばそうですが、なんだかんだそういったことも楽しみながらやっております。


今年もとりあえず年内は消費に進もうかと思案中です。

法人の復習は今回もやります。


まずは家族や周りの方々に感謝。


はやく合格してワシはこうやって合格した!って書きたいなあ(´・ω・`)