テセウスの船 | WLA45

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バイクキャンプやWLAサイドバルブを楽しんだり
ふと思い立って気ままにDIYをしたりと、
ゆる~い不定期連載のブログです。

みなさん、日曜劇場「テセウスの船」観てる?。
普段テレビドラマというのはあまり観ない方だけど、こればかりは面白くて食い入るように観ている。

テセウスの船の元ネタと言えば、
「ギリシャ神話に登場する英雄テセウスが、クレタ島で悪さをしていた怪物を退治した後、凱旋帰国した。
その船は記念として保存されるが、木造の船は次第に朽ちていくため、次々部品交換をして維持修繕を重ねていくが、いつしか、その船は元の部品が一切ない新しい部材で出来た船になった。」
【この船は、元の船と同じ船と言えるのか?】

そんな感じの提起だったと思う。


先週の第3話で、涙ながらに自分が息子であり辛い境遇であると、過去の父親にカミングアウトする巻でしたね。
涙ながらに未来を訴える竹内クンが演ずる田村心に、こちらも涙。
家族を案ずる田村心が、最後はあーなるのかと思うと、ますます涙が溢れて仕方が無かった。

えっ、何で最後がわかるのかって?。
そらゃ、俺も実は未来から来たからなのだ。
決して原作本を読んだからでは無い。ははは


「テセウスの船」の提起を思い出すと、うちのガレージにもテセウスの船みたいのがあるなー。

タイヤは台湾製、ガンホルダーやシート、サイドバッグは間違いなくリプロ物。ハンドルやリアフェンダーはオリジナルかどうか怪しい。
サイドバルブモーターは、左右ケースやフライホイール以外全てリプロなんじゃないか?。

こうなると、旧車なんてのは全て「テセウスの船」みたいなモンじゃね?、と思うかもしれないけど、国交省運輸局の見解では「車台番号が打刻されたフレームごあれば、それが法的にはアイデンティーである」との事らしい。

えっ、でも自分のWLAは大阪港に上陸した際に職権打刻された物で、アメリカのバイクなのに漢字の【大】から始まってるんだけど・・・。
こうなると、うちのバイクもいよいよ「テセウスの船」なのかもしれないなー。


と、まあ、長い前置きとなったが、未来の自分が果たして幸せになるのかどうか心配にもなるわけで、何かをやらねばと思いつき、Z50Mオーナー的に春には幸せになるよう、こんなものを作ったよ。

さて、これ何だかわかります?。


Z50Mモンキーを気軽に運べるようにと、自分の車にワンタッチで固定させる治具を、SPF2×4材で作ってみました。

春からは、これを車に積み込み遠くの町まで出張って、ポタリングに挑戦しようと思ってます。
小排気量バイクで街中散歩。
春からの楽しみがまた一つ増えそうです。