整体院開業のメリット・デメリット | 京都大阪担当 セラピスト専門 独立・転職者の為の整体師養成講座

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整体院開業のメリット


社会人の為の整体師養成講座は、プロの整体師を目指す後進の育成と、整体技術の次世代への継承の為に作りました。

プロの整体師になって開業するという事は、個人事業主(フリーランス)になるという事です。

社会人として生活は成り立っているものの現状の生活や収入に満足してない、だからと言ってプロの整体師になって本当に生計が成り立つか?という疑問があると思います。

そこで、整体院開業(個人事業主)のメリット(良い点)・デメリット(悪い点)について説明していきます。

メリット①人間関係のストレスから解放されます。

会社やサロンに勤務していた頃は人間関係で大変ストレスを感じていました。
(仕事の内容よりも人間関係のストレスの方が疲労してました。)

そんな中、勇気を出して整体院を一人で開業した事で今までのストレスから完全に解放されました。
気の合わない同僚や尊敬できない上司と一緒に仕事しない事で精神的にも平穏な日々が送れています。
クライアント様は基本的には施術や考え方を気に入ってくれる好意的な方ばかりが残りますから接客面でもストレスはありません。

メリット②通勤のストレスから解放されます。

自宅から勤め先に到着して仕事に取り掛かるまでに、60分くらいかかっている会社員も多いと思います。
往復すれば2時間です。
仮に、月22日勤務として月44時間、年間だと12か月×月44時間=528時間となります。

単純な計算ですが、年間で528時間ものストレスが知らず知らずの内に心身にかかっています。
独立すれば、この通勤時間のストレスから解放されます。

自宅で開業出来るスペースがある方は自宅での開業もおすすめです。

メリット③お金の悩みから解放されます。

サロンで勤務していた頃は社会保険も無く、手取りで20万前後でしたから20代はいつもお金に困っていました。(開業したいが資金が無い状態)

30代になって整体院を開業して軌道に乗ってからは毎日売上がありますから、お金の悩みがなくなりました。(月末にATMに並ぶ事もありません)

お金があれば幸せとは思いませんが、人間の悩みはお金で解決出来る事が大半ですから、お金の悩みから解放されるとストレスも少なくなります。

メリット④時間が自由に活用できます。

当院では営業時間は完全予約制、休日は不定休にしている為、自由に時間を調整する事が出来ます。
体調の悪い時には、我慢せずに自由に休む事が出来ますし、頑張る時には営業が終わってからもホームページ作りや事務作業を行っています。

午前中3時に終わる事もありますし、転送電話機能を使えば整体院にいなくても予約の電話が取れるので自由に活動する事が出来ます。

自営業は毎日が休日の様な感覚で楽に過ごしています。

メリット⑤感謝されて仕事にやりがいがあります。

整体院のクライアント様は、病院に行っても良くならない、痛みが取れない、治療院に行っても改善しない身体の悩みを抱えて来院される方が多いです。

その様な方に整体を行うと身体が楽になり動きも柔らかくなって大変喜ばれます。
その様な瞬間、整体師になって良かったと思います。

会社勤めで「社会の役に立ってるのだろうか?」と自問自答しながら仕事をしている方にはおすすめ出来る仕事だと思います。

 

整体院開業のデメリット

整体学校では、「月収100万円稼げます」「3か月で整体師の資格取得」
と甘い言葉で誘いますが、月収100万円稼ぐ整体師は経営セミナーや技術セミナーに何百万も自己投資して努力していますし、その様な人は他の仕事で独立しても月収100万円稼ぐ人です。(整体師だから稼げるわけでは無いです)

「3か月で整体師の資格を取得」という言葉は社会人にとって甘い言葉ですが、そもそも整体に資格は無く、職業選択の自由のもと、自由に仕事をする事が出来ます。

どんな技術職でもそうですが3か月で1人前になる事はありません。

当院のプロ整体師養成講座も8か月で1人前になるのではなく、整体師になる為の入り口(スタートライン)に立つ期間となっています。

デメッリット①強いメンタルが必要です。
クライアント様の評価は大変厳しく初回で「効果無し」と判断されれば2回目の予約はありません。
仮に2回目の予約が営業力で取れても予約日前日に「仕事で行けません」とキャンセルの電話がかかってきます。(ひどい場合は無断キャンセル)

整体師には「必ず結果を出さなければいけない」という強いプレッシャーが掛かりますから気持ちが折れない強いメンタルが必要です。
私が厳しい意見も言うのも厳しい現実を知っているからです。

当院のプロ整体師養成講座は、クライアント様の厳しい評価をクリアした技術を教える為、他の整体スクールより高度で覚える内容も多いですが努力した結果はついてくるものと考えています。

デメリット②事務、雑務も一人で行います。
会社勤めでは、営業、経理、マーケティング、広告宣伝、技術開発、接客などなどそれぞれの仕事を分担して助け合って仕事が成り立っています。
自分の仕事に集中して出来るのは助けてくれる同僚がいるからです。

サロン勤めの時は、施術だけをしているだけで仕事が成り立ちます。
ですが一人で開業となると、その他の雑務も一人で全て行わなければなりません。
ホームページ更新・予約カード・予約表・カルテの作り変え・チラシ作製・洗濯雑務
などなど、「めんどくさい」と思う事も仕事の内に入っています。
ですが、技術以外の雑務をめんどくさがらず行えるかどうかで経営にも影響してきます。

始めは面倒に感じるかもしれませんが、ホームページ作成や事務作業も集客やクライアント様の満足度に反映してきますから楽しくやりがいのある作業です。

デメリット③毎月いろんな経費が掛かります。
一人自営業は、売上は全て自分の収入になりますが、毎月の経費も自分に掛かってきます。
当院はマンションの一室で整体院を開業しましたから、空調費・内装費・外装費などは一切かかりませんでした。
それでも、毎月の経費はそれなりに掛かっています。
ホームページレンタル料・SEO代行料・家賃・光熱費・広告費・事務費・整体セミナー費などなど。
ですから開業当初は夜はリラクゼーションサロンで仕事を掛け持ちしていました。