主治医からの突然の 不信な水頭症の再手術の説明のあと、
母は目に見えて落ち込んでいました
『また、手術せなあかんのん?』
そう尋ねる母に
『大丈夫!まだ手術するかどうか決まってないから!
こんなにお母ちゃん しっかりしてんねんから
きっとしなくていいと思うよ!心配しなや!
落ち込んでしゃべれへんなったら余計、
水頭症やと勘違いされるから、あかんで!
元気だしや!私は大丈夫やと思ってるから!』
そう言って励ましたが 母はすごく辛そうでした
『今日はきっと寝られへん・・・薬(睡眠薬)もらおう・・・』
そう言う母を このままおいて帰るのがとても辛くて
涙が出そうだったけど必死にこらえ
病院をあとにしました
次の朝突然、母の携帯から電話がありました
(母が電話してくるなんて初めて!)
『今日、外出許可が出てん!迎えに来てくれる?』
びっくりした私、
『えっ?なんで!いいの?初めてやん?急やなぁ?』
母
『うん!家に帰ってお風呂に入りたいねん・・・
ここでは滅多にお風呂入られへんし、簡単なシャワーだけやし
湯船につかりたいねん!それに・・・
もし手術するとなったら、またしばらくお風呂入られへんなるやろ?
綺麗にしときたいねん・・・洗ってくれる?』
私は複雑でした
『うん・・・わかったけど、先生ほんまに「ええよ」って
言うたん?』
母
『うん!良いって!
みんな外出したり外泊したりするんやって!』
嬉しそうに言う母に、内心、
昨日の今日で 主治医の考えてる事が全くわからない
私の頭の中は???だったが
母が喜んでいるんだから いいかと思う事にしました
外出時間は 昼食の後すぐから夕食までの間
父と2人で母を病院へ迎えに行きました