県高校駅伝 | “妹ちゃん”の日記

“妹ちゃん”の日記

末っ子の病気を中心に書いてたはずが、今では 長女・長男の陸上のことばっかり!
陸上ブログ になっちゃった(^o^;)

去年の下半期の報告をします、今さらだけども。

夏前に疲労骨折をして見事にさっさと治した息子。そして過酷な夏合宿。夏休みの間、4回に分けての合宿。第1回目が終わったあと少し帰省。そして第2回目に入る前に数日学校で練習。その時なぜか全く体が動かず。監督に、『合宿には連れて行かない。そんな状態で行っても意味がない』と言われたらしい。が、午後監督から電話がきて『今日調子悪かったけど大丈夫か?合宿どぉする?』と。くい気味で『行きたいです』って言ったら笑われた と。で、無事に参加できました。
参加できなかったかもしれない合宿に参加できて、なんやかんや最後はAチームで練習。しっかり力をつけれた夏でした。

夏合宿が終わるとすぐに新人戦。合宿最後の練習でメンバーを決めた と。この学校でレギュラーをとるのは並大抵のことではないから発表まではドキドキ。各種目2人ずつ。1500mの選手になれました。3位までに入れば九州大会。彼は、優勝じゃなきゃ意味がないと言って、無謀にもガンガン攻めた。スピード練習してないのにもつわけないんだけどね。結果4位。
そこからは県駅伝に向けて一色。去年20年ぶりに負けてるので、絶対に勝たなければいけない。2年負けが続けば負け癖がつくから何がなんでも勝たなければ❗

なんとか補欠含めた10人のメンバーには入れた。けど、最後の最後まで5区だけ決めきれない状況。本番1週間前に実際の5区のコースを使って、一騎討ちの勝負。結果、なんと同着😅またまた悩ませる2人。
そこから1週間、本番前日の監督会議寸前で正式に区間発表。この1週間で執念の練習を見せて勝ち取りました❗
走らせてあげたいって思ってたけど、実際走ると決まるとものすごいプレッシャー。親がこんな気持ちなんだから本人は押し潰されそうなくらいなんだろうな。

当日、予想外ににこやかな監督。もっとピリピリしてるのかと思った。たくさんのOBの方も応援にかけつけてくれて、学校からも応援団とチアリーダーと吹奏楽部が来てくれて、コース全体をみんなで散らばって応援してくれた。
ラジオを聞きながら応援ポイントで待ち構えてたら、タスキを受け取ったあとの状況をフルネーム連呼での放送。それを聞いて急に現実味を感じて震えたわ。
後ろから少し詰められちゃったけど、先頭のまま1番仲のいい先輩にタスキを渡せた。区間2位。かなり1位とは差がある2位だったけど、最低限の仕事はできたかな。

1区を走ったエースの同級生が走り終わって競技場に戻ってきたら、そのまま息子が走ってくるのを待ってくれて、10キロも走ったあとなのに横を声掛けながら並走してくれた。サポートに回った小学生の頃から憧れてた同級生もずっと私といてくれて一緒にラジオ聞きながら待ってくれて、1区の子が並走してくれて折り返したあと、そこからしばらく『ラストだぞ~』って並走してくれた。苦しくてたまらなかった時に2人が並走してくれて、ほんとに嬉しかったって後から言ってた。私も、これがチームなんだなって涙が出た。
ゴールでみんなが待ち構えてるのを動画撮りながら嬉しさに浸れた。まだゴールしてないのにマネージャーちゃん達泣いてるし、この子達も頑張ってきたんだなぁって感動。
駅伝って走った子達だけじゃなく、サポートに回った子達もみんなでチームなんだなって改めて思った。去年のあの悔しさからほんとに強くなったチームでした。
 《続く》