アニメCGの始まりとこれから | CGアニメーターサバイバル

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ここを見に来る人は「サンジゲン」という会社をご存知の人も多いかと思います。
今や、トゥーンで作画アニメに見間違えるほどのアニメをルック開発して注目を浴びている会社です。



現在、新しいニーズとして、本編の人間キャラクターも3DCGってやってしまおうというという作品が増えてきています。



・FREEDOM
・キングダム
・サイボーグ009
・星の海のアムリ
・団地ともお
・蒼き鋼のアルペジオ


ちょっとこの流れはいつ始まったのか、歴史を振り返ってみると
最初の作品は丁度いまから10年前。





「SDガンダムフォース」2003年





だったのではないかと思います。これより古いTVシリーズがあったら教えて欲しいです。単発の映像だったり、トゥーンでなかったり、人間が出てこない作品は除外しています。





それからは毎年のように作られ今日に至るワケですが、とあるアニメ監督が気になる発言をされていました。





「CG業界の人達はアニメがこれから急速にCG化するというのを分かってるのだろうか?」




というのです。
詳しく掘り下げてみると、”アニメのCG仕事が激増するタイミングに来ている”らしい。これまで、CGでやらなかったものをどんどんCGでやっていこうと考える作画出身の監督が増えているのは間違いないです。





僕の実感としては、明るい未来を感じつつも、現場のCGアニメーターがまだまだ貧弱なので、もっとアニメに特化人材が大量に必要だとも感じるお年頃です。