これなんですけど、
ここで愛国心あふれる方々にお伝えしたい事がありまして。
この本はゴミにまつわる話のほかにも日常の話や人生の話とかいろいろあるんですが、
ひとつ衝撃をうけたのが、ゴミの分別のことで、

焼却炉のなかに燃えないゴミがあると、いちど火をとめて燃えないゴミをわける作業があるようなんですが、
それが終わって再度また火をかけるのに、なんと税金が200〜350万かかるらしいです。

びっくりしました。
確か、小学生のころ社会見学でみたゴミ焼却場はかなり巨大で、あらゆる地域から集めたゴミだときいたから、
それだけの規模のなかに燃えないゴミが混じるなんてこと、すべての焼却場で毎回ありそうなんだけど?

日本の国力回復を願うみなさま、どうかこのことを皆に広めてほしい。それで、この出費をなんとか皆でおさえたいですね。
逆にこれを悪用しようとする輩も現れそうなので、ゴミ収集所には昔のように地域のおせっかい監視役は必要だったんですねえ。

この事を考えると、地域指定ゴミ袋の有料化は正解だったんですね。

勉強になりました。









ある友達のことで。
私の友達のうちの1人が、乱暴者のご主人の事でよく悩んでいる。
なので彼女との会話は、おもに愚痴や相談という事になる。さいきん、暗い内容しかない事に気付いた。

なんだかなぁ。悪いのはご主人なんだろうけどさ。
私のほかの友達は、悩み相談ばかりではなく、買い物に行ったり遊んだりもするから、話題はいろいろあって、苦しい事ばかりじゃなく楽しいものもある。

だけどその彼女は、いまは子育てが忙しいから、愚痴や相談以外の話題は特にない。

その夫婦、私からしたら毎回おなじような相談に聞こえるんだけど、内容的には旦那が風俗やギャンブルをする、暴力をふるうといった相談で。
ちょっと度がすぎてるせいもあって、私からしたらもう、選ぶ相手を間違えたとしか答えようがないんだよね。

その夫婦が仲直りしたら、正直モヤモヤするんだよね。
とはいえ他人の家庭のことだから、仲直りできたならとりあえず良かったねって言うけど。
私自身が虐待育ちなものだから、正直、心からはそう思えないんだよね。

だって、その喧嘩もう何回目?夫婦ってそんなものとはいうけどさあ。
仲直りしてはまた喧嘩、また暴力、また風俗。
子供も影で殴られた事が発覚して。
今は子供はお父さんに怯えて。嫁も傷ついて。
なのに旦那が謝れば許してさ。
私からみたらもうその家庭は、旦那のやりたい放題のワンマンライブ。
嫁本人は許してないって言うけどさ、一緒にいるってそういう事だよ。

私はそういうのはちょっと許せない方だし、人それぞれとはいえ、小ネタじゃ済まないような内容で。
ちょっと考えられないようなレベルの話を何度も聞かされて、
そのたび仲直りしたとか、謝ってきた、反省してるみたい、だなんてさ。
暴力旦那なんて生き物を許せないままの私は終始モヤモヤ。

本当はね、
私は
「いくら旦那をちゃんと見張ってるとはいえ、暴力男と一緒に暮らし続けてるあなたは、
子供を守ってるうちに入らない、旦那と同じで、口先だけじゃないの」って思ってるよ。

それと「許してないなんて口で言ってるだけ。子供の生活のために仕方なくって、違うでしょ。
あなたの言う生活のために仕方なくって、それって子供を暴力のそばで生活させるために仕方なくってこと?
それ本当に子供のため?違うよね。あなたのためだよね?」って言ってしまいたい。

「もう反省したみたい。ってそれ何回目?子供が今生きてるのって、打ちどころが良かっただけだよ。」って思ってる。

はあ。ストレスたまる。ダメダメ、彼女も被害者なんだから、あまり責めちゃダメだ。
つい感情移入してしまいそうになるのをグッとこらえる。
だって彼女が離婚しても、私は何もしてやれないのだから。

だけどね、私は許せないのよ。本当に。
それをグッとこらえるのも結構大変なのよ?
関係ないんだけどさ。
そういう話を聞かされたら、まるで私まで虐待を許さなきゃいけないレベルで大変なのよ。

だから彼女との会話は後味わるい。
悪いのは旦那さんだし、彼女だって相談しなきゃ苦しいのわかるけどさ。

無関係なのに私までなんだか苦しい。
私は親を許さなかったものだから、余計に。
暴力的な父親も、そこから離れられない母親も、
子供がいくら苦しんだところで何も変わらなかった。
夫婦のためにはしょせん他人事なんだよね、子供の痛みって。もはやSMな2人なんだなって思ってた。
そんな両親も今や歳くって、丸くなったようにみえて、やっぱり根本なんて変わらない。いまだに両親とは気が合わなくて結局は絶縁した。

もうこういう思いをしたくないからこそ乱暴な男性を選ばなかった。なのにさ。
彼女の相談で、何でこんな私まで虐待を許すような心境にならなきゃいけないのか。
彼女がいくら乱暴者を選んだつもりがなくても、運わるく結婚してから発覚したなら逃げなよ。
逃げたくないなら別に悩まなくて良いじゃん。私とちがって乱暴者が好きなんだよ。

だから、彼女から逃げたくなってる。だって苦しいの嫌だもん。
あなたが暴力から逃げられないのなら、私はあなたから逃げなきゃいけないよ。モヤモヤするからストレスなんだよね。

あなたは悪くないよ。悪いのは旦那さんだよ。
でも、わかってて逃げずに苦しむのなら、そこからはもう自己責任じゃないの。
だったら、あなたから逃げずに後味のわるさに苦しむ私も、自己責任ってことになるよね。

だから、さよなら。いつも似たような相談にも、答えられる範囲で全て答えたよ。
虐待で育った私には、暴力と生きた子供の立場からもっと言いたい事がたくさんあったのだけど。

男から離れられないあなたに、精一杯、気をつかいながら答えたよ。
あなたの子供もたぶんね、そうだと思う。お母さんが本当は離婚したくないこと、すごく伝わってる。
だから気をつかって、本当のこと言えてないよ。
私けっこうそういうのわかるんだよ。経験者だから。
もちろん皆が自分と同じとは思わないけど、あなたから聞いた子供の様子から、いろいろ手に取るように伝わったから。ごめんね。だから応援できない。
相談する相手を間違えてる。
私は虐待育ち。決断力のない口先ばかりの弱い親の味方はできないよ。
本人も苦しいだろうに、そこは本当にごめん。

後はなんとか、頑張って下さい。平和になりますよう、祈っています。

明日からは、私も明るい世界に戻ります。残ったモヤモヤは、頑張って忘れます。





















なぜか炎上ばかりする絵本作家ののぶみさん。

歌の作詞もしていて「あたしおかあさんだから 
」でも炎上。
最近はキティちゃんとのコラボ絵本で炎上。
なのに「神様は小学5年生」など他の著者とのコラボや、メディアの露出にひっぱりだこ。
のぶみ絵本には書店からオススメ!のポップを付けてもらえたりと、流行らせたい意図が感じられるし、なんとも言えない違和感もある。

とはいえ、私は最近の日本人のなんでも叩く風潮に閉塞感を感じている所だったので、
話題のものはとにかく先に調べる癖がついている。

そこで、のぶみ絵本や著者についても調べてみた。
すると叩かれる理由がよくわかった。
作品は絵本の姿をしているが、これは子供むけの自己啓発本だと感じたし、
母親うけの良さもふんだんに盛り込まれている。

世間の絵本への認識である「子供の自由な発想を伸ばす」ようなたぐいのものでは確かになかった。

子供は親を選んで産まれたとか、ママが死んだら大変なんだとか、親を大切にしましょう的な。
まあ確かに間違ってはいない。間違ってなさすぎて、もはや当たり前ですらある。

正しいんだけど、なんだかね、雰囲気をたとえてみるなら「自己啓発をわざわざ、
それとわからないように仕組んで絵本にした」かのような、
まわりくどいというか、親の立場から読ませるのがなんだか当てつけがましいというか。

これを子供が、立ち読みなどで欲しがるならまだ良いんだけど。
親が好きこのんで子供にこれを読ませるその心理にも、世間はもやもやするのだろう。

のぶみ自身はたぶん悪い人じゃない。悪気も感じられない。
ただこの人は、スピリチュアル好きな私からみると、インナーチャイルドがまだ癒されてないような感じはした。
そこで著者として調べたら、親にあまり構ってもらえなかったとの事。
そうか、子供ならではの自由な発想よりも、親子のあるべき姿にフォーカスが向くのはそのあたりが関係しているのだろうか。

のぶみは本を発刊する前に、何人かにインタビューしたり、読み聞かせをしたり、試行錯誤をしている。
ママが亡くなって幽霊になる作品では、モニターの子供達が泣いたり逃げたりしたとの事だ。
のぶみは、親を大切にできないワガママな子供なら、それも必要だと言う。

まあ実際、確かにそうかもなんだけど、そういった自己啓発を親が読ませたなら、あたかも「私たち親を大切にしてね」って自分で言っちゃってるみたいでなんだかね。

のぶみはきっと、いま世間によくある、親が子供をころしたりする悩ましいニュースに胸を痛めてるのではないかなと思った。

だから作品には、そういうのを無くしたいとか、親子が仲良くなるようにという思いが込められているのかと思う。

だけど、のぶみ自身が「子供が親を選んできた」と表現してた本にもあるように、幼児は普通に親を好きだよ。
わざわざ幼い子に親のありがたみを痛感させなくたって。
親も子供が好き。普通はね。
だからこそ普通な世間様からは当てつけがましく感じられて炎上するんだと思う。

どこかの絵本作家が言ってたように、子供は偽物がきらい。
のぶみの絵本は、絵本のようにみえて自己啓発だから、
型をかえて大人の意図が読み取れるものは、子供もなんだか重いのかもしれない。

大人だって、マスコミの世論誘導の意図が感じられるものが流行らされたら、なんだか気持ち悪い。
まあネットが出る前にはバレてなかったかもだけど。

でももしかしたら、のぶみの絵本は、
読んで泣く子供の姿を、親に見せるための作りなのかな?
子供を虐待したり、ネグレクトなどで死なせてしまうような親に、
子供は親が大好きなんだと伝えたいのかな?

まあ、どのみち言えることは、普通の当たり前の愛情をもってる家庭には、のぶみ絵本は不向きかもしれないね。

愛情もわからなくなるほど行き詰まった親子には向いてるかもしれないね。逆に反発しそうな気もするけど。

のぶみ自身もグレたり引きこもったりした、そういう生い立ちの人には良いのかもしれない。

けど、元も子もない言いかたすると、親子関係って、運命な気もする。
あくまで統計なんだけど、ちょっと問題のある子供が生まれてくる所の親って、周りからみてもけっこう理想が高すぎたり、エゴのかたまりだったりとかするじゃない?
または現実逃避ぎみで、臭いものにフタ思考だったり。
子供を通して、理想に向き合いすぎてるというか。

子供が親を選んで生まれてくるのなら、親のエゴをへし折るために生まれてくる子がいても不思議じゃないよ?
子供によって親が成長するとか、子に気付かされるって言うじゃない。
子供もまた、そういうエゴな大人を見て反面教師として学んで、
今後の運命に生かすべき宿命があるのかもしれないし。のぶみがそうだと思うけど。

不幸な境遇の子に、家族みんなで仲良く!とはいかないけど、
まあでも子をころす親がもし絵本で変わるのなら、それも良いかもね。
偽善もある程度なら善のうちだよ。