健康的なダイエットの鍵【脂肪酸化能力を高めよう】
これの続きになります!
今回はちょっとだけ専門的な内容になります。
脂肪酸化という脂肪が
エネルギーに変換されるプロセス
について解説していきたいと思います。
前回も少し触れましたが
脂肪酸化プロセスがわかると
ダイエットサプリの正しい使い方がわかります!
ダイエット系のサプリは
ゴマンとありますが
脂肪酸化が分かると
自分に必要なサプリと
摂取するタイミングがわかるようになります。
では初めていきいましょう!
代謝プロセスにおいて脂肪をエネルギーに変換する仕組み
脂肪をエネルギーに変換するプロセスは、
脂肪酸化(lipolysis)と呼ばれ、
主にミトコンドリアで行われます。
代謝プロセスにおいて
脂肪をエネルギーに変換する
仕組みの簡単な説明をしていきます!
-
脂肪分解(Lipolysis)
- 脂肪は脂肪細胞(アディポサイト)に
蓄えられています。 - 外部からの刺激(この後で詳しく触れます)により、
脂肪細胞から血中へ遊離した
脂肪酸とグリセロールとし放出されます。
- 脂肪は脂肪細胞(アディポサイト)に
-
脂肪酸の血流への放出
- 遊離した脂肪酸は、
血液中のアルブミンなどの
タンパク質に結合し、
血流に運ばれます。
- 遊離した脂肪酸は、
-
脂肪酸の細胞内取り込み
- 筋肉やその他の組織の細胞は、
脂肪酸をエネルギーとして使用できるように、
これらの脂肪酸を細胞内に取り込みます。
- 筋肉やその他の組織の細胞は、
-
ミトコンドリアへの脂肪酸輸送
- 脂肪酸を取り込んだ細胞内で
脂肪酸はミトコンドリアに輸送されます。
ミトコンドリアは細胞内での
エネルギー生産の中心であり、
脂肪酸酸化もここで行われます。
- 脂肪酸を取り込んだ細胞内で
-
β酸化(Beta-Oxidation)
- ミトコンドリア内のβ酸化と呼ばれる過程で、
脂肪酸は酸素と反応して
アセチルCoAに変換されます。
- ミトコンドリア内のβ酸化と呼ばれる過程で、
-
クエン酸回路(TCAサイクル、クレブス回路とも呼ばれる)
- アセチルCoAはクエン酸回路に入り、
さらなる酸素との反応を経て、
最終的に二酸化炭素と水とに代謝される
(代謝産物)
- アセチルCoAはクエン酸回路に入り、
-
酸化的リン酸化連鎖(超重要)
- クエン酸回路で生成された電子は、
酸化的リン酸化連鎖で
酸素と反応して水を生成し、
同時にATP(アデノシン三リン酸)
などのエネルギー通貨が合成されます。
- クエン酸回路で生成された電子は、
-
ATPの生成:
- 最終的に、このエネルギー生成過程によって
合成されたATPが、細胞内での
様々な生命活動や運動などに利用されます。
- 最終的に、このエネルギー生成過程によって
脂肪酸化の引き金は?
脂肪をエネルギーに変換する
仕組みの一つ目に
脂肪分解という
体脂肪を分解するプロセスがありました。
ここに「外部からの刺激」により
脂肪分解プロセスが始まる
「引き金」について解説していきたいと思います。
その引き金になるものが「脳」です
脳がエネルギー不足を感知して
「脂肪を分解してエネルギーを作れ!」と
指令を出す一連の流れについて
次のブログで解説をしていきたいと思います。
このブログを書いている人
ヤマベシンイチと言いいます。
せぼねや京都、ベースコンディショニングラボで代表をしてます
仕事の合間に
少しづつ書いていくスタイルで
ぼちぼち続けております。
読む方も書く方も(特にこっちが重要)
ストレスが少なくなるように
出来るだけ一回の文量を少なくして
しっかり続けていきたいと思います
カロリー計算、糖質もしているのになかなか結果が出ない。
パーソナルトレーニングで頑張ったのにリバウンドしてしまった。
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