間が抜けて・・ます。 | 夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

人にはもともと自然からいただいた素晴らし能力が潜在しています。それは、すでに日常の生活に根付いている生活レベルの文化の中にあるのです。武道文化を活かし、さらなる可能性を・・眠っている潜在能力を開発する。「気」という世界観は、武道文化の中に眠っています。

なるほど・・・・・・・・・・。さて・・・今も帰って来てから・・ペラペラと

新陰流講道の小冊子の束を繰りますと・・・目に入る・・・

平成26年11月1日新陰流截相口伝書(二十一)身離目付分目搦之事

平成26年12月6日新陰流截相口伝書(二十二)小太刀二寸五分迦の事

気ハ肩先見分目付之事・・・と・・少しでも、勉強しようwwと言う

意欲が湧くのはwww Bさんに斬られたからです(・.・;)

本日、教場へは6時40分ごろ到着・・着替え終わって・・7時の

挨拶前に宗家に稽古を付けて頂きました。

「三学円之太刀」「九箇之太刀」を遣い相ました。

この1か月ちょっと・・子供達を波導館さんに出稽古させてもらって

いるので、火曜日の新陰流の稽古は休んでいましたが・・。

やはり、稽古が足りない?・・まだまだ・・Bさんには太刀打ちできない・・

しかし、毎回同じ事で・・斬られ(-_-;)・・・その答えを其の場で見つけ

ているのに・・また、今日も同じ事で斬られていました(-_-メ)

あきまへん・・・。肚が出来て来ると、間について・・常に優位な

立場を取る事ができる様になった・・気がするのですが・・。

私は・・まだ、Bさんの間を崩すような者ではない・・と言う事です。

其の事が・・ハッキリとわかりました。肚の勝負が、当たり前に

肚が座って居れば・・優位性は腕が上で、間の見切りが出来

ている方です。

こちらがコントロールできる間を・・打太刀(Bさん))は

待って構えている・・私(使太刀)は歩を進め相手が斬りだすの

を誘う。斬れるか斬れないかの・・遠い間を取るという事を、

わかって居ても・・さらにその上の斬りで攻めてきます。

先回は、当たらなった間が今回は当たる・・。

さらに遠くに間を外すと・・いう事ですが・・・。

これは、Bさんの斬り込みの勢いにも出てきます・・が・・

勢いよく出て来ても・・斬りは大きくゆっくりと・・ゆったりと・・

私の手をとらえているのです・・から・・・惑わされているわけです。

微妙です・・。打太刀(Bさん)の斬りが届いてこなければなりません。

打ちたくなるような処で・・誘わなければならないのです。

しかし、少しでも近いと・・必ずと言って良いほどに斬られます。

なぜ?斬られるのか・・Bさんの間だからです・・。私の間へ

誘っているはずが・・実は、もうすでにBさんの間の中だった・・

という事です(@_@) 先回の三学円の時の・・私、打太刀の時

と・・同じなのでしょう。。

さて・・結局・・「懸待表裏」という事は・・紙一重ですが・・打太刀

が先に斬りだすのを、待って勝たねばならないのに・・少しでも

斬り込み、攻め込めば・・打たれる・・のです。

ここは、紙一重の勝負なのです。

紙一重の瞬間的な勝負を楽しむ事ができるシチュエーション

は・・なかなかありません。本当に、ぎりぎりの処の勝負が出来

ているから・・面白い・・。きっと・・Bさんも・・・。

簡単に当てる事ができるなら、面白くないのです。

今の自分を顧みれば、当たる事が多くなり・・当てられる事が

すくなくなると・・余裕が生まれ厳しい自分を出し切れないの

が・・今日です。

矛盾は常について回ります。厳しさを出せば・・力が先行する

し・・力を納めれば厳しさがなくなる。私の中では、まだまだ

厳しさを分離出来ていない・・要するに・・気持ちの厳しさと

力の出し方を・・コントロールできるようになると・・良い。のでしょう・・

ある程度までは・・出来ているのだと思いますが・・その上が

もう少し難しい様です。毎日、「刀禅」の稽古・・歩いてはいますが・・・。

この稽古は、内面の意識の向上・・斬りの精度を上げたり・・相手の

攻撃を寸ででかわしたり・・間をコントロールしたり・・少ない力

で大きない威力を出すという・・方向性を見出す・・事。

しかし、己に厳しい稽古を求めている自分が居ても・・

狭間で・・もがいているww自分がいます。Bさんに斬られると

まだまだ・・全然だめだな・・と、言う気になるものです。

3本目には・・何とかなるのですが・・・1・・2本目も出来ないと

ダメです。

間を取って・・待でなければ・・先で・・腕の上の人に

は勝てない・・これは、絶対に勝てないという事です。