女性の離婚専門板橋区の女性行政書士
東京よつ葉法務オフィス 行政書士のちえぼぅです
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モラハラ被害に遭いやすい傾向を持つ方が
いらっしゃると思います。
どういう傾向の人かと言うと、過去の記事でも
触れていますが
・責任感が強い
・我慢強い
・理不尽にも耐えてしまう
・自己犠牲の精神が強い
・自己肯定が弱い
等です。
「我慢強く責任感が強いが故に、周囲の為に
自己犠牲をしすぎてしまう。
自分自身を愛することがちょっとヘタっぴな人。」
と言うのが、私が持っている率直な感想です。
モラハラ夫と同居する家から脱出したり、無事に
離婚が成立した後、
突然、それも物凄い罪悪感に襲われる方が
いらっしゃいます。
特に、弁護士さんや私の様な専門家の所で
相談をしながら離婚まで持っていった方は
「私は先生みたいに相談できる人がいた。
子ども達もみんな連れて来てしまった。
あの人（元夫）は今一人で過ごしていると思うと
『私ばっかり良いのかな』
って思ってしまうんですよね。」
と仰います。
自分が幸せを感じる事に慣れていないのでしょう。
そして、自分が幸せになって良い、むしろなるべき
人間だ、と言う当たり前の事を、今はまだそう思えずに
いるのだと思います。
それ位に、これまでのモラハラ被害で傷つきすぎて
いるのだと思います。
ハッキリ言います。
罪悪感を感じる必要はありません。
あなたは何一つ悪い事をしていないのですから。
結婚生活を壊してしまったのも、あなたや子ども達を
傷つけ続けたのもモラハラ加害者の責任です。
あなたは、自分と子どもの心や尊厳を守った
だけなんです。
だから、自分の行動に自信を持ってください。
と、誰かに言って貰うだけでも少しは
気の持ちようが変わると思いますが。。
モラハラ被害脱出後の方に私がおすすめしている
方法があるのでご紹介したいと思います。
それは、
「いらないものは捨てちゃいましょ！」作戦
（発案、監修、命名ちえぼぅ（笑））
です。
いや、至ってまじめに、本気で「良い」と思って
いるのでお勧めしています。
要は、自分の過去や現在の引出しの整理です。
子ども達に
「机片付けなさい！」
って言うのと同じ要領。
これからも必要で使うものと、もういらないもの、
無くなった方が良いもの。
これらを仕分けして、いらないものは捨てちゃいましょ
方法は、もし私の事務所でカウンセリングの
一環として行う場合は、私が案内役になって
クライアントさんにお話してもらいます。
が、お一人でやる場合は、紙に書くほうが
やりやすいと思います。
例えば結婚していた時に持っていた感情を
カードに書き出します。
・子どもへの愛情
・子どもへの期待
・夫への恐怖
・夫への怒り
・自分を信じきれない気持ち
・子どもに対する申し訳なさ
・結婚生活に対する絶望
・自信のなさ
などなど。
書き終わりましたら、それらの感情について
一つ一つ考え、今後も必要なものかいらない
ものかを考えます。
お子さんに対する愛情は当然必要なもので
しょうし、お子さんに対する申し訳なさも
すぐには捨てられないかもしれませんね。
でも夫に対する恐怖や、自分を信じられない
気持ちはもう必要ないでしょう。
そういうものは、紙を
「くしゃくしゃっ」
として捨てちゃって下さい（笑
あ、ビリビリに破いても良いです。
（↑ビリビリにするの結構お勧めです（笑）
「こんな簡単な事！？」
と思うかもしれませんが、実際に行動する事、
言語化（紙に書き出す）する事って、やって
みると思った以上の効果があります。
だまされたと思ってやって見て下さい。
その他にも、
実際に引出しの絵を描いて描画の力を
借りながら行うセラピーもあります。
（今回は長くなるのでこの方法は省略します。）
とにかく、モラハラ加害者と離れたあなたは
これから、自分を取り戻して、子ども達と
たくさん楽しい思い出を作って、それらで
引出しを満たしていかなくてはならないんです。
その為にも。。
いらないものは、どんどん捨てちゃいましょ
ね
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