パジャマドライブ2 | Commentarii de AKB Ameba版

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   冷静に考えれば/お馬鹿な話

 いやあ干された干された。

 正月に1回シアターに呼ばれた後、干されっぱなし。

 応募してなかったわけじゃないんだよ。いやむしろ応募しまくっていた。行けるか行けないかわかんない日でも取り敢えず申し込みだけはしてた。最初の頃は当然はずれた。いや、いいんだよ、はずれを重ねるのが大事なんだよ、と思いながら、ひと月。ふた月。み月。幸先のいいことに、4月にはに呼ばれて、松村センパイに会うことができた。こりゃあ今年は運がいいぞ、と思ってた。

 だが。

 

 5月6月7月8月。

 春が過ぎバカみたいに暑い夏が来て、今年はホントにくるのか心配だった秋がまあ当然ながらやってきた。

 「世界は夢に満ちている」「神曲縛り」「M.T.に捧ぐ」「会いたかった」「ただいま 恋愛中」「PARTYがはじまるよ」「夢を死なせるわけにいかない」「最終ベルが鳴る」「大人になっても、全力でやらなきゃダメじゃん!」「秋葉原発祥フレッシュレモン、出荷します」「ミネルヴァよ、風を起こせ」「サムネイル」「ヤバイよ!ついて来れんのか?!」「アイドル修業中」「手をつなぎながら」「シアターの女神」「RESET」。

 

 9月10月11月。

 全て蹴られた。寒い冬になっていた。

 その間ナンバにも干された。せっかく関西に行くチャンスだったのに。

 この頃には、もうぼかぁAKBに嫌われたんだと、拗ねていた。落選のメールの後、どっとくる営業メールに辟易としていた。

 13周年のお祝いも目の前を素通りした。どうでもいいような気持ちにもなった。

 

 そういうの、よくないんだね、きっと。もっと素直な気持ちで申し込まなきゃ。

 

 やっと年末に届いた招待状が、研究生公演「パジャマドライブ」。

 

 16期研究生公演で心惹かれたメンバーはあらかた昇格してしまったので、馴染みの少ない人と、全くの初見のお嬢さん方だ。

 正直言えば、横ちゃんやずっきーや彩希さんに会いたかった。

 

 でもあれだよな、「研究生こそAKB」だもんな。ひよっこ達をしっかり見ろ、という、空の高いところにいる人の思し召しなんだよな、これって。しかも「パジャドラ」。

 

 思い起こせば5年前峯岸坊主みぃちゃんが二度目の研究生を勤めていたころのことだ。

 今でもありありと思い出せる。岡田(奈)のパフォーマンスに息を呑んだ夜だ。

 こういうものを、目の前で見ることが出来ることの幸運と幸福を噛みしめた。

 

 時は流れ「AKBにいそうって、もはや悪口」の時代、研究生はどんなパフォーマンスを見せてくれるんだろうか。

 シアターでしか会えない大事な人に、また僕は巡り会うことができるんだろうか。

 あそこは、今でもそういう場所のままでいてくれているんだろうか。