オンナの世界の渡り方・その2 | お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

イラストレーター古田真理子の、子どもと格闘する家庭学習の記録。またはお仕事の記録。

ぶっちゃけて言うとさ、

「オンナ」って、「オトコ」みたいに、まっすぐに経験値とキャリアを重ねて生きて行くことが容易ではないと思うのです。

なぜかというと、そこに、「結婚」「出産」「育児」(更に言うと介護)という行事が挟まれるから。

子どもの頃、または若い頃はいいのです。

オトコもオンナも関係なく、学業にいそしみ、仕事に邁進し、キャリアを重ねることができる。

ところが、そこに「結婚」という選択肢を取るかどうかという問題が出てきて、
取れば取ったで、取らなければ取らないで問題になる。

さらにそこで「結婚」を選択して、さらに「出産」「育児」に進んだとしても、
さて、「家事責任」「育児責任」はどうする?!という問題が。

仕事を続けるのかどうか?
専業主婦になるか、ワーキングマザーになるか?
家事と育児の分担はどうするのか? 


良い仕事もしたい、でも良い家庭も持ちたい。

そう思った場合、たいていの女性は苦悩いたします。

つーか、少なくとも、私は苦悩した。

そこには、根深い、根深い、女性問題、男と女の意識の差、社会問題てなものが、横たわっているのであります…。


。。。

ちょい、話は飛びますが~。

私自身は子どもの頃から、「男女同権だ!」と強く信じて生きてきましてですね、
実際、小学生の頃はうでっぷしも強くて、勉強もそこそこ出来て、
ガキ大将なんか投げ飛ばしちゃってた女の子だったのでまた自信をつけちゃって(笑)

母はそんな私を心配して、「女の子なのに…」「女の子なんだから…」と説教ばかりしていましたが、
そんなの関係ねぇ!(古) とばかりに、反発して大きくなった跳ねっ返りでした。

大学に入ったら、これまたバンカラな男ばっかりの所で、(好き好んで選んだんだけどね)
大股開いてガハガハ笑って、酒も強くて、周りを酔い潰しちゃったりしてねw
「女子はしとやかに」なんて言う儒教的な伝統的価値観は大嫌いで、
男子と肩を組んで校歌なんか熱唱しちゃって、
「オトコもオンナも関係なーい!」なんて叫んでおりましたよ。

そういえば、バックパック背負って、世界のあちこちを旅したりもしたなぁ。
旅先のホテルも決めずに旅をしていたから、母に心配されましてねぇ。
旅先から電話をしなさい!って言われて、一応一度だけ電話したのですが、一つだけホテル名を伝えて

「あとはわかんない。電話代、もったいないから切るねー!」

って、ガチャ切りしたこともありましたっけ。(それっきり電話せず)

あれ、親となった今なら分かる。
心配かけたわぁ・・・(^^; おかーさんごめん!


結婚なんかしなーい!
子どもなんかいらなーい!
シゴトするー!


そう思って、就職した訳ですよ。
キビシイ就職戦線をかいくぐり、一応キャリア組、総合職ってやつです。

就職面接では、
「男も女も関係ないと思っています。社命とあらば、どこにでも行く所存です」
言いましたね。(本気でそう思っていた)

ところが…
入ってみたら、なんか様子が違う。
女子な世界?
女子的な仕事はしなくていいよ、という会社の建前と、
女子的な仕事をしなくちゃいけない、という周囲の本音、違う?

結局、私の未熟さもあり、
ナンダカンダあって、3年足らずで会社は止めてしまったんですけどね…
(今思うと、なんと恩知らずなことか。そして、後進を考えない行動であったことか。ごめんなさい。。でも、15年たった今でも、前職の会社とは未だに繋がりがあり、ご恩ご縁も頂いて、感謝の限りなのです!)


つづく~~。

。。。


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