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わぁIMACさんこっち向きで光り出してたのか!

宝石と鉱物の撮影したときの色の調整チェック用に偏光サングラスを買ったんですが、

(かなり輝度が高いのが気に入らないんで)

IMACモニターだけ真っ黒に見えるクロスドニコル状態。(w)




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元々購入したときから変かんじだなと思ってたら



こっち向きで光り出してるのか!IMAC!




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って話でして



まぁ斜め方向に光が出てるわけですな(w)


つまりペケ文字状態で光が出てるってワケです。



しかもよく見たら




モニターの差し込みガラスがっつり間違えてるから吸盤痕残ってるし。





地味に外して磨くしかないかなぁ・・・って無料でやってくれるんだった(w)





ちょっとこのIMAC使うときは別方向のサングラスで見るしかないなぁ。







ってIMAC購入するときにもう一個の二色鏡持って行って調べておけば良かったのになって話




二色鏡ってカルサイトタイプ系だけじゃないのって思ってる人もいるみたいですが、




違うんですよ。



偏光板型もあります。



とある原石を購入するのに必須アイテムなんですわ、この2種類の二色鏡。



二色鏡に5~20倍までの拡大チェックできる奴もあるんですけどね


コレがあると非常に楽にいろんな事が判別しやすいので。


ルーペ型じゃなく筒状なんですが使い慣れたらいいアイテムです。





ってあれ現物まだ売ってるのかな(汗)




ベルおじいさんのお店に電話しなくちゃ!





って調整用のモニターとパソコンはMAC系統ではなくWINでしっかりしたの積んでるんですけどね。






いくらカメラで撮影しても実物と色を同じにするには前回述べたとおりと同じでしてCMOSがスゲー邪魔をする。



照明も癖の無いのを選んでも結果その癖を調整するって言うのが結果です。



残りは印刷物なら印刷のインク次第、WEBから閲覧する人はパソコンのモニターとビデオカード次第。




全員同じ色を見てるとは思えないです。









余談


レンズが暗い感じがしますが実際は透過渡80%位の偏光レンズにとあるコーティングして貰ってます。



何故そのコーティングかというと・・・グレーでもとある色のエリアだけ通さないモノもあるので


光の透過の率をイーブンにする為です。



最終的にモニターと実物の色チェックするときは裸眼です。

誤鑑別と認識不足と

最近面白いモノを鑑別で送ってもらえることがあります。



アジュライトとして購入したんですが・・・・、



と言うことで見てみると緑色。ただし形状はアジュライトの結晶の形なんですが




分析を掛けるとマラカイト。




アジュライトとマラカイトの成分自体あまり変わらないんですが、まぁちょっとしたことで色も形状も変わるんですけど



鑑別の結果




アジュライトとして一度結晶したモノが一度溶けてマラカイトと入れ替わった仮像とわかったワケです。





で、購入した会社を聞いてみると






「ちょっと有名な鉱物ディーラー」だったり・・・




あそこってそこそこいい機械持ってなかったっけか?って話なんですけど・・・・。






本も出してるのになぁ・・・・





他にも面白いお客さんが来ます。





ブルーのフォスフォフィライトでサムネイルサイズで青色で双晶を3000円くらいで欲しい。









ん~~~~










本音正直言っていいですか?










そういうのがそんな値段で仕入れられるなら500コくらい仕入れますわ!








ってお話でして











売る側も買う側も知識とか勉強とかしてるのかな?







って思うんですよ。





パキスタン産と言いつつ売ってるとあるモノでも実際産出してる国はその隣の国境近くで産出されてて実際の線引きから考えると産出国はパキスタンじゃないんですけど・・・・







って言うのもあります。






いくら雑誌で載ってたとしても印刷の関係で色が変わっちゃうこともあるんですけどそれを正しい知識として頭にインプットする方も多いみたいでして・・・・。






僕が運が良かったのがアメリカの某会社の社長の書斎で勉強できたことでしょうか、結構勉強できました。素晴らしいコレクターで僕らのお父さん代わりの方です。






流石にこの今のこの国の現状から考えると鉱物や宝石が色々安易にネットで買えるようにはなったんですが、流石におかしいなと・・・。





現地に赴いても実際の話




「あっちの鉱山産出にしておかないとこっちが荒らされるからそういうことにしておきたいんだけど・・・。」って言う話多いです。




鉱山主同士で話が出来上がってることも多いです。












僕たちが販売する場合でも産出国、産地は書いても細かいところまで書かないことが多いです。







理由は単純






盗掘を防ぐため。







ただし実際の所の産地は調べれるんですよ。









まあ買う側も売る側も気をつけてくださいってことなんですけどね。

パソコンから宝石や鉱物の画像を見るときの注意点。

シンプルな事なのですが



宝石の写真を写すときに最大の焦点は




「如何に実物と同じ色に見せるか?」




と言う事です。




各パソコンでグラフィックカード、モニターによって




全く異なった色に見えます。





これを調節する簡単な方法は一つ





モニター輝度を落とす。







これなんですね。






少し暗いかな?で丁度です。






最終段階、僕らがWEBにUPするときは4台のパソコンとモニターで検証してからUPします。





デジタルカメラが主流になってきたが故、どうしても邪魔をしてくれるのがカメラ内蔵のCMOSと手ぶれ補正。





実は便利なようで妙にやっかいな存在です。







当社の撮影方法は現物と同じ色調に持っていっておりますのでWEBを閲覧されるときは






モニター輝度を下げて





若干暗いかな?






程度で閲覧してください。








宜しくお願いたします。

アイリスアゲート再チェック

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一見見た目の良くないアゲートにしかすぎなのですが、


検査専用のライトで見ると・・・



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充分いけるじゃないですか(w)




でもよく考えると






(;゚д゚)ァ....







師匠このバルブの光嫌いで買ってなかったような記憶が・・・













まぁ仕方がないのであちらで調達して頂くしか御座いませんがこれで一つ理解して頂きやすいかと。






方向云々もあるんですが、キモは





右左トン。でokなんですが









すっごいナイショです。














こういう検査は朝起きて2時間以内ですね。













それか完全に日が沈んでからですね。

日本産アイリスアゲートとの格闘。カット編

現在アイリスアゲートのカットスタイル確立で師匠と格闘中ですが、


サンプルで出来上がったのが


コレ



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これは単純に薄く切っただけではなく平均の厚さが2.5㎜~5㎜とかなり面白くやってます。


ただしコレだと普通の人でも出来るんですよ(w)



これじゃあ僕たちらしくない( ̄ー ̄)ニヤリ





元々の原石がコレ↓



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こいつから3ピース切り出して 3ピース試験的に原石のスタンダードな事をやってみたわけですが、コレでも最低ランクです。


単純に従来の薄い板カット状ではないんですよ。


薄くすればいくらでも簡単にでますけど・・・・


それでこの宝石がベストとは言えない訳ですよ(汗)




デザインと理論どおり(無論検査した後ですが)にある程度外形を仕上げ仮に磨き上げたのがコレ







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あくまでも仮です。コレでは特有の虹現象はマダマダ出てきません。



というか



わざと温存してるのが現状です。




肝はココからその部分をどうやって出してやるか?




理論的には簡単な事なんですけど



技術上は難しい。



手法としてシュリンキングを採用する訳ですが



めんどくさいんだよね、コレが(w)




でもやるしかないんですよ。




勿論シュリンキング法をやるにはチョット特殊な研磨機材とライトが必要になります。




さぁココから上手くやれるかそれとも割れるか(w)



大博打を打つ訳ですよ♪




宝石を研磨していく上で割れる事なんてザラ(w)



自然の作り上げた物に勝てる訳がないんですが勝つだけのチャレンジは必要不可欠。





仕上がった宝石はそれだけの希少さと何かを持ち合わせてる訳です。




だから永きに渡って継続されるんですよね。




僕等がその担い手。





正直面倒な部分はありますがやらなきゃ気が済まない(?)




つくづく無駄な事やってるなと思われるかもしれませんが



お楽しみにお待ち下さい。



失敗したら失敗したで笑ってやってチョットだけ励ましてくださいな。




みんな忙しい

全員が忙しいため



ブログなんて書いてる暇がありません。






申し訳ないです。






リフォームオーダー?

夜8時に関東のお客様から荷物が届き開けてみる。


かなり古い代物がたくさん。8点お預かりすることになった。





あとお客様の飼っている犬がかんじゃったリングが一つ・・・


あらゆる意味で悩ましい状態なので2点だけ深夜に拡大検査を行ってみる。



真珠と思われるものとアレキサンドライトと思われるもの2点だけ検査。


翡翠に関してはまた明日行う方向で進める。





拡大倍率8~120倍



お客様のお母様が旦那様に飼っていただいた当時の指輪



おそらく30~40年選手であろう。



想定どおりの劣化とマウントの仕方であった。


やはり真珠に至っては接着によるマウントが多くその接着材事態の溶剤が真珠層を浸食している。


浸食部は5カ所


また経年劣化も伴っているのとち調色と名の打った染色処理の跡もみられる。



炭酸カルシウム=金属なので



青 赤 黄  の粉を使うのだが



経年劣化する上で一番最初に抜けるのが青色



故に真珠自体が赤色っぽく見える。




これは仕方がない。




これを元の色、艶に戻すには通称パーマネント処理というのをやるんだが




仕組みは人間の髪の毛のパーマと同じ。



表面を固めることによって艶を出す手法である。


一時的復活はするが経年変化には耐えられないおそらく持って15年



この処理をしたあと表面にファセット研磨してやればおもしろいものに仕上がるのだが・・・



問題は真珠の層の厚さ。



こいつ次第。







アレキサンドライトらしきものは




指輪自体にかなりのダメージがあり金属疲労もみられる。



また企画に沿った枠に対して無理にカットしてあるのか結晶インクルージョンを掘り出してしまう感じで研磨されている。

怪しい部分もありそれは明日検査する方向に。




おそらく大手の大量生産品であろうと考えられる。




枠にしてもマウントが甘いのか金属の鍛金作業が甘いのか



これでは・・・




という感じが僕の感想。




犬も相当大型なのかかなりのパワーがある噛み跡マウントされている脇石のダイアモンドが沈み込んでしまっている。むろんマウントも無茶苦茶だった。


1990年代後半からここ数年販売されていた宝飾品でまともな構造のものは少ないのが現状。




これをどうやってリフォームするか?




およびリビルドまたはリペアするか?



悩ましい部分が多い。



お客様の予算次第だが貴金属の価格変動も激しい。




本当に技術を持った宝飾店が少ないが故に起きる現象だから仕方がないことで・・・




逆に僕らみたいな技術屋からすると




「これよく売るよなぁ」という代物がある




現在もそれ。




恐ろしくひどいものがある。




同じ小さくても構成にに残るものを作っておけばいいのにと思う反面、経済がそれを許さなかった部分もあるんだろう。




人件費などを考えれば海外で作った方がやすいことも多いが



リペアの部分で問題点が多い。




今回調べた2点もどうも日本で作ったものではないと判断される。



無論メンテナンスもされた跡も余りみられない。



アレキだから高いとかそういう概念は僕にはない。



いかに内包物が少ないか、正確なカット、適正なリング構造をしているかこれが問題である。



辛い評価だが売り手も買い手も何も知らないことが多い。




これを地味にたたき直していくのがうちの仕事なんだろうなと感じている。



少しずつ変えていかないとね。




明日も検査だ寝るとしよう。

使い倒してる顕微鏡のOHとレンズ入れ換え

20年近く使い倒したオリンパスの顕微鏡。


レンズ入れ換える事にしました。



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実はもっと古い方も入れ直したいんですけどね。



細かく検査する前の顕微鏡で



精度を上げておけばかなり楽になるはず。



とりあえず今回のOHとレンズ入れ直しは良い方向に出るはずです!

ッ狭い!

いよいよプロトタイプの機材が増えて来ました。




人間が微妙に通り抜けられるかどうか怪しいライン。





何が問題かというと




機材がデカイ




何もかもが巨大化してるって事です。







目が覚めてコッソリ研究所に行って







色々すり抜けて行くうちに腰を某機材に強打










コレで3人研究室に居ると・・・・














タマリマセン。












故にラボ分野と撮影分野お引っ越し決定(頭の中で)













まぁ機材的に運ぶ量は知れてるので











海側に移動させようと。










ただ移動目当て場所からファクトリーまで移動が20~30分








ファクトリーから移動目当て場所まで10分







何故かというと











移動目当て先からファクトリーまではぐりーっと回らないといけないんですよ。








しかも街中を突っ切って行かなきゃ行けないと言うブービートラップ付き







本当はファクトリーも少し南に移したいんですけどね。










寝ながら考えます。

今後UPされる予定のアイテム。

比較的パステルカラーが多くなってると思います。


あとカービングに関してはモダンアート系が増えてきています



ファセット系のリングでパステル系が多い理由は一つです



今の日本人の肌に合う宝石の色がパステルカラーだからです。



マウントすると2トーンほど明度が落ちます。


故にその手のカラーが統計的に日本人の肌に合います。




同じピンクでも




日本人に不向きな色と向いている色が存在します。




ルースに関してはどうしても日本人向きを選んでいますが




ヨーロピアンカラーの彩度の高い明度の中程度はやはり日本人にもあいます。



原石の都合上リカットしない物もあります。



また非加熱未処理と言われる N/Nに関しては価格により特殊鑑別を3枚付ける事にしております。




これは各鑑別機関できちっと判定して貰って当社でも判定して同じ答えがでた場合です。




このアタリはカナリ価格帯が値段が張るためご来店をお奨めしております。



ご来店の場合は水曜日午後1時~6時の間にお越し下さい



室長が店舗に出向きますのできちっと対応させて頂きます。




ただし室長の体調具合によっては別の曜日とさせていただくこともありますので宜しくお願いします。




また現在トップページ改変とSPECIAL GATEを 準備中です。



このカテゴリー置きましては



完全カスタムオーダー制になります。



またモダンアートカービング。動物系彫刻、原石系ランプ 香水瓶も充実していきますので



シバラクの間お待ち下さい。




また奥のページにて大きめの画像を出す予定です。




またカスタムジェムカッティングに(特殊形状オーダーカット)置いては受注式になっております。




以前当社の商品を買われた方は現在の店舗での販売ポリシーによってマウントをお断りする事があります。




(鍵はケースだったんですが完全保護ケースを買われてる方が数人だった事もあり、その方々だけは3年間という期間を設けております。)



またモダンアートピースに関してはマウントした状態でのご購入を勧めしております。



このアタリのデザイニングとマウントはバランス、とマウントのリスクを含めた上での我々の判断です。




余所でマウントして頂いても結構なんですが、何らかのダメージを得た場合のリプレイスパーツは供給がほぼ出来ないと判断して置いてください。(ダメージを得た原因や責任がこちらにないためです。)




またその他御相談はメールに承っておりますので



当社ホームページまでお願いします。