宮沢賢治の想い 生誕120年 | 運の良い人・まる◎さんの感動日記

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宮沢賢治の想い


今日から何回かに分けて、
このテーマを語りたいと思います。


昨年から「銀河鉄道の夜」が気になっていたのです。

銀河鉄道の夜って、
名前はほとんどの人が知っていると思うけど、
ちゃんと原作を読んだことがある人は
案外少ないかもしれません。


アニメや舞台になっていたり、
このお話からインスパイアされたイメージは
とても多いのですが、
ちゃんと内容を理解している人は少ないはずだと思うのです。


実は、この物語はとてもスピリチュアルな
メッセージが込められた話。


かんたんに言うと「銀河鉄道」とは
死後の世界に旅立つ列車である
という設定なんです。


そのことを、昨年の正月にボクは知りました。


☆ ☆ ☆

「人は永遠の生命」桑原啓善・著
の中で、その考えは明らかにされていて、
この本を読んだ時に
あぁ、そうだったのか。。と
雷鳴に打たれたようなショックがボクの中に走り
突然涙があふれ出したのです。
後から後から涙は流れ、やがて号泣しました。


自分でもわかりませんが、
そのようなものが溢れでてきたのです。


この本は、それ以降、
ボクのスピリチュアルバイブルの
ような本になっていくのですが、
銀河鉄道の夜を、
あらためてきちんと読みなおさなければと
思うようになりました。


そして、CGアニメ作品である
KAGAYA版「銀河鉄道の夜」の
DVDを購入して観たのです。


この作品はプラネタリウムで上映されるために
つくられた作品で
とてもとても美しいイメージにあふれた作品です。
完成度も高く、よくできた作品だと思います。


でも、ここには賢治の本当の想いは
込められていない
と感じたのです。

というか、まったく込められていないのではなくて
スピリチュアルという視点の
メッセージが抜け落ちているのです。


賢治作品はスピリチュアルなことを理解する人にとっては
その根底にあるものがすべてそうであることが
理解できるのですが、
当時、スピリチュアルというものは、
まだ怪しいものとされていた。


だから、賢治作品が
スピリチュアルなものである、ということは
ぼやかされていて、単なるファンタジーになっていたのです。



この想いを伝えるのは、
もしかしたらボクの志事なのではないか?
という想いが突如、
ボクの中でむくむくと芽生えたのです。


賢治が伝えようとしてきたスピリチュアルな想い。

「ほんとうのさいわいは一体何だろう」


この想いはボク自身もずっと追求してきたテーマでした。



あぁ、もしかしてボクが銀河鉄道999のアニメをつくったのも
そういう意味があったのかもしれない !!


ボクの志事の一つとして、ボクは平成9年9月9日に
銀河鉄道999を走らせるという企画を考えつき
岩手県の盛岡駅から銀河鉄道999を走らせ、
「けんじワールド」というテーマパークの中で
銀河鉄道999のオリジナルアニメを上映するという
企画のプロデューサーをしていたのです。



その時は、何が何だかわからないまま
そういう企画を実現させるということをしたのだけれど、
このことって、もしかすると
ほんとうの銀河鉄道の話を伝えるための
前哨戦だったのではないか?


この考えは、雷に打たれたようなショックを
ボクの中で起こしました。


考え付くと、
銀河鉄道の夜をアニメ化するための
ノウハウも実力もボクは持っていたのです。


かつてボクは「CITRUSTOWN」というオリジナルアニメの
プロデューサーをしていて、そのアニメは
フジテレビの「ポンキッキーズ21」という
番組の中で放映されました。


監督は日本人で唯一ディズニー作品の監督をしたことのある
宇井隆監督。宇井監督は古くからの友人ですが、
手塚治虫さんのジャングル大帝の監督やタッチの監督です。
主演はベッキーと川平慈英、脇役で森山直太朗。
今では相棒で有名になった個性派俳優の
六角精児さんもレギュラー出演しています。


銀河鉄道の夜をアニメにするなら、
直太朗に歌を歌ってもらってもいいかもしれない?
監督は宇井ちゃんに頼むか?


等々の企画の断片が一気にボクの頭の中でスパークしました。


一方、このことをやるならば慎重にことを進めなくてはならない
という自戒の念も自分の中には湧きおきます。


それから、この企画の想いが自分の中で静かに静かに
流れていったのです。


☆ ☆ ☆


そして。
実は、一昨日、とうとう宮沢賢治のゆかりの地
岩手県花巻市に行ってきました。


花巻市には宮沢賢治記念館があるのです。


行こうか行くまいか
いろいろ迷っていましたが、
とんとん拍子に話は転がり
気がついたらボクは雪の花巻にいました。


そして、なんと、
宮沢賢治の末裔である、
宮沢和樹さんという方と
直接お会いすることになったのです !!
普通はありえない話。


なんのアポもないのに、
和樹さんはボクとあってくれて
長い長い時間をかけて、
宮沢賢治さんの話と銀河鉄道の夜について
語ってくれました。


しかも、今年は宮沢賢治生誕120年だというのです。
和樹さんは宮沢賢治さんについての様々な資料を整理して
日本全国で講演活動をされている方なのでした。

そんなこともボクは知らずに、
ボクは和樹さんとあってしまった。。。


何か運命のようなものが
転がりだしているのかもしれない。。。


この話の続きは、明日。
何日かにわけてシリーズ化します。


☆ ☆ ☆

今日から新テーマの話をスタートさせます。



今日は、宮沢賢治さんのイメージとして
代表的な写真を紹介します。
この写真は生前賢治さんが自分のイメージということで
わざわざ写真家に撮影してもらったものだそうです。
あこがれのベートーベンが歩くイメージを
模したものなんですって。