昨日突然の
闘病中だった友が 永の旅路についたとの事
この世に生を受け まだ半世紀も経たないうちに來栖へと旅だった
今 俺は悔しくてならない
一度は挫けそうになり また 友の激励に命を燃やし続けた 友よ
どれほどか 悔しかった事か
本人にしか解らない事で 理解などしたくない
ただ 言える事は短い時であったが、共に戦いに明け暮れた時の事を思い出す
君は今の時代を混迷を悔い怒っていた
その戦いを見届けるかのように 今日霊山へと旅だった
来世へと新たな命を受けるために
俺は君の訃報を受け取ったとき、 友と少しばかりも祝杯を挙げていた
今思うに 一日 1時間 1分 1秒 君のために祈れなかった事に悔いが残る
新しい生命で生まれ変わって来る
君よ、いずれ出会うことがあるだろう
そのときは 笑顔で向かい合いたい
その時 馬鹿な俺を許してくれ
穏やかに健やかな寝顔で 今 君は何を考えてるのか
その寝顔が心休まるとき 俺は安堵する
いずれ出会うときが来るのは、間違いない
その時は いつものように爽やかに声を掛けてくれ
元気かって