また、こけたって | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

昨日の朝、
いつものように母の部屋の暖房を入れがてら
ベッドを覗きに行くと
「夜中にこけて、足が痛いねん」
という

でも、早朝にトイレに行く音聞こえてたし
前回、大腿骨骨折やったときは
「痛いねん・・・」どころの騒ぎや無かったから
今回は、別に折れてへんし、どっか打っただけだろうと
思ったけど
一応、「どこが痛いん?立てる?」とか聞いて
「病院に行こうか?」
と、聞いてみた

前回折ったのと反対の足の
太ももあたりをさすって痛い痛いと言っている

寝られへんから、お仏壇の近くに置いてある
お菓子を取ろうとしてコケたらしいが
多分、膝をついたくらいか座るようなコケ方だったのだと思う

トイレに行くときには足を着くたびに
「い、い、痛っ!!」とそろりそろりと
手すりを持ちながら歩いている

どうも風邪気味でもあるのか
鼻水も出ているし
2日ほど便秘で昨日は3日目だとかで
勝手に下剤をたくさん飲んだせいか
便も緩い

しんどいから寝とくわ・・・
といって横になっていると
なんだかとても可哀想な状態なのだが

心の底から可哀想とも思えず
どこまでホンマなん?
とか
またか・・・
という、気持ちが起きてきて
またまたそれも自分が情けない

結局足の方はマシになったからと
湿布だけ貼って様子を見ることにしたが
身体の方はホントにしんどかったのか
夕食も食べすに寝ている

今朝も、欲しくないと言うので早めのお昼で
おうどんを少し出してみたけど
それも残すし・・・

動かない、食べない、しんどくなる、
動かない、便も出ない、しんどくなる・・・

せっかくせっせと
歩くためにとデパ地下もお付き合いしてきたのに

こうやってちょっと具合が悪いと
とってもとっても大事を取るので
体力も落ち、
母はまた、
「なんでこんなにフラフラするんやろ」

「いつになったらしゃきっとするんやろ?」

といい

私は
「歩かへんから筋力が落ちるんや」

「自分で頑張らないと誰かがシャキッと
治してくれるものとちゃうねん」

心の中で返す日々に振り出しやね

母に向かって説明しても
私が言うことには、ぜったい納得せず

「そんなこと言っても先生も
やり過ぎたらあかんて言いはった」
とか
「ちょっと頑張ったら心臓がバコバコするから止めとくわ」

とか言うだけなので
まともに言っても仕方が無いからね

あーあ