退院3日目、4日目 | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

退院3日目の昨日(水曜日)は、

訪問リハビリ再開の日でした。

 

本当は、入浴も始まるはずだったんですが、

調整が出来ず次回からということで

 

母は朝から暇なもので

「買い物に行きたい」「外に行きたい」

アピールが激しい・・・

 

家の中でよろよろしながら

歩行器で歩いている状態です。

要見守りって、結局ずっと母の側にいろって事?

 

で、そんな母を連れ出すには

なんとか介助しながら

階段を下ろして玄関まで

連れ来なくてはなりません。

 

両手引きで玄関に立たせても

靴を履くのに片足立ちが出来ません

 

手すりにしがみついていてもらって

椅子を引き寄せ座ってもらい

靴を履かせたとして

そこから立ち上がらせるのも一苦労です

 

玄関を出て門まで

車庫の車の横を数メートル、

2階に置いてきた歩行器か車椅子が必要です

 

そうやってタクシーを呼んで乗せたとして

私自身の用意、戸締まり、乗り込んだあとの

歩行器や車椅子の始末・・・

 

色々考えただけでぞっとします。

 

もちろん出来ないことは無いです

 

これが通院とか言うのならなんとか

段取りを考えてやってみますが、

「ちょっと出たいねん」に

これだけの労力と時間を割くのは

もうお断りです

 

それに、頑張ってやってしまうと

母の頭には「出来ること」

「言えばやってくれること」

と、インプットされてしまいます

 

だから「もう少ししっかり立てないと

私一人で連れて出るのは無理だわ」

と宣告しました

 

ちょうど、いつも留守番に来てくれる

親戚のSさんが来てくれたので

2人でなんとか連れ出して、ようやっと車椅子で

15分ほどのお花見散歩が出来ました。

 

本当に他は元気なのに足腰だけが立たないって

本人も辛いかもしれないけど

どうしようもありません

 

廃用症候群ですから、鍛えるしか無いのです

 

でも案の定、私がちょっと買い物に行ってる隙に

座り込みかけました

 

Sさんが居たのでしがみついて

尻餅をつくことは無かったそうですが

危ないです

 

夕方、訪問リハの先生に「転けそうになった」と

訴えていましたが、

ビシバシやってもらいました

 

少しサボると

この二ヶ月間がパーになりますから

 

でも、間違いなくじわりじわりと

落ちてくるんでしょうね・・・

 

つづく