こんにちは、HARU治療院の田中です。
大変ご無沙汰しておりました。
今日からまたブログを再開したいと思いますのでよろしくお願いします。
久しぶりのブログなので、
今、治療において私がとても重要だと考えていることを書きます。
最近巷では、「筋膜」という言葉が聞かれるようになりました。
聞いたことない人にとっては、いきなり筋膜の事を言っても、
痛みや症状に関係ないなんて思われるかもしれませんが、
この筋膜を正常に戻すことが様々な痛みや症状を改善するカギになります。
筋膜とは、文字通り「筋肉を包む膜」のことです
そして筋膜は大きく分けて2つに分けられます。
1つは深い所にある「深筋膜」
もう1つは皮膚のすぐ下にある「浅筋膜」に。
悪い姿勢によるクセ、内臓の異常、外部環境(冷え、手術による傷、)などにより関節にストレスがかかり続けると、浅・深筋膜間や骨、関節、内臓などに癒着や拘縮が起こり、体に歪みや痛みを引き起こします。
筋膜は以下のような役割をしています。
●筋肉及び身体をサポートする働き、筋膜が無ければ骨格を保てない〈骨、軟部組織、内臓などともつながっていることが重要〉
●筋肉を保護、強化する働き(力が入るように、動きやすくする)
●皮膚や筋肉との間を仕切る板のような働き
●血管やリンパ管、神経が筋肉との行き来をするのを助ける働き
筋膜をイメージとして例えるなら、骨格模型にぴったりとした風船又はウェットスーツを着せているそのスーツが「深筋膜」そしてその上に更に上着を着ているその上着が「浅筋膜」です。
具体的な例で説明すると、
足首を捻挫した後、足首の痛みだけではなく腰や肩、更には頭痛まで起きた経験はありませんか?
先ほど説明したウェットスーツをイメージしてみて下さい。
ウェットスーツの裾を下に引っ張ると腰から肩、首、頭まで引っ張られる感じがすると思います。
例えば足首を捻挫すると、その捻挫した部位の筋膜が硬くなり縮み、血流も悪くなり
結果的に特定のつながりがある筋膜にまで影響します。
人間の体は筋膜と言うスーツで包まれていること、
筋膜は繫がっていることが証明できるのではないでしょうか。
筋膜の全身への繫がりを意識することで治療効果は格段に違いがあります。
最近こんな事を考えながら、治療しています。
HARU治療院(ハル治療院)
院長 田中治幸
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