懐かしのぱちんこ名機列伝 -3ページ目

CRジュラシックパークZZ(京楽)

懐かしのぱちんこ名機列伝

(C)Jurassic Park is a trademark and copyright of Universal Studios and Amblin Entertainment, Inc.
   Licensed by Universal Studios Licensing LLLP. All rights reserved.

■大当り確率356.3分の1


フル時短新要件として開発された京楽入魂の一作。


前年に業界初のPバイブでメーカーとしての注目度も上がっていた事もあり、

それまでの常識を打ち破るようなボルケーノ枠は版権のイメージにもマッチ

しており登場前からヒットの約束を予感させるものがありました。



演出も現在の京楽スタイルのベースになっていると言っても過言ではなく

様々なおまけ要素がバランスよく配置されていました。


今では当たり前のようになっている、液晶周りの可動式役物や大当りの

期待を促す専用役物(盤面右側の目玉)、演出と連動する盤面のランプ等等・・・


又現在のデジパチの標準装備とも言えるチャンスボタンの歴史もこの台によって

認知されたのではないでしょうか?


個人的にはボタン云々よりも、その為に灰皿を台枠から撤廃したその決断の方に

驚きました。(従来の灰皿の位置にボタンを配置)


その為に、専用灰皿をメーカーが用意していましたがこれは結構持ち帰られて

しまったのか、しばらくするとどの店も普通の灰皿が混じるようになっていました。



小さなお店では今でもたまにこの灰皿が残っていたりしますねw



そして何よりも驚いたのは、専用と思われたこのボルケーノ枠が以後の機種にも

使用された事でした。しばらくすると別カラーも用意されましたが、台枠とモチーフの

ギャップに苦笑するような場面がしばしば見受けられたような・・・・・



但し見た目のインパクトでは当時としては抜き出ていましたからメーカーの知名度を

上げる為の戦略と考えると、これは正解だったのかも知れませんね。




■ゲームで遊ぶ

パチってちょんまげ達人2 ~CRジュラシックパーク~



最後はやっぱり・・・・




こうなりますわな・・・(謎


CRハンターチャンス(ミズホ)

懐かしのぱちんこ名機列伝

■大当り確率315.5分の1


マニアックな人気を誇ったパチコンCRラブラブカップルの後継機。


基本的な演出システムを引き継ぎ、エロ部分を更にパワーアップさせての登場でした。


新要件対応ながら時短機能は搭載されておらず、スタートの払い出しのみが4個に

変更されているという非常に中途半端なスペックとなっています。


そもそもパチコンというのは釘調整は不要で、回転数と打ち出し数を内部的に管理

する事によって、不足分は電チューでサポートするというのが本来の趣旨であり、

仕組み上、時短搭載は不可能だったのかも知れませんが・・・・


デジパチに時短が認められた事で事実上パチコンは終焉を迎える事となり、以後

アルゼ系マシンもデジパチを登場させるようになりました。



(恐らく)最後のパチコンとして販売されたのだと思いますが、スペック的にデジパチに

劣る事から人気は今一つ盛り上がりに欠けていたのですが、確かメーカ-が無償・

もしくは格安でのレンタル導入を推進した為、一時的にあちこちのホールで見かける事

は出来ました。



只当然の事ながらそれが稼動に結びつくというわけにはいかず、レンタル期限が過ぎると

共にあっという間に姿を消してしまいましたね。



総統も相当・・・・



お怒りのようです。


・・・そして




・・・・翌日







ハッピーバード(マルホン)

懐かしのぱちんこ名機列伝


マルホンと言えば一発台のイメージが強かった旧要件時代。


全国的なヒットには恵まれてはいないものの、羽根物でもマニア受けする

機種が幾つも登場していました。


しかし、この台に関しては盤面左下についていた、ある機能によって

そのインパクトからゲーム性等の記憶がものの見事に忘却しています。



液晶全盛となった今でもありそうで意外に採用されていない、その機能とは要するに



時計なんですが・・・・



意外に思われるかも知れませんが、パチンコの歴史の中で時計というのは、台は

勿論の事、ホール内でも表示されているところってあんまりないんですよ。

(あったとしても基本的には目立たない位置)



ホールにとって時計というのはある意味タブーとなっているのです。


これには理由がありまして、要するに客が時計を見ると冷静になってしまうという

ホールにとっては有難くない効果がある為だそうです。


そういう話を聞いていただけに、この台を最初に見た時は先ずこの部分に注目

してしまい、実際に打った記憶がすっぽりと抜けてしまっています。


時計と言っても、小さなデジタルがあるだけで、多分セルではなく筐体の方に配置

されていたのだと思いますが。


もしかすると、これはお店が後で付け足したもので、本当は台とは関係なかったの

かも知れませんけど・・・・



ん~、でその消えかけた記憶をひねり出して思い出した事といえば、とりあえず役物

内のフクロウが首フリ人形みたいな動きをしていた事と、回転体があって、マッハ

シュートみたいなルートを伝って玉が動いていたような・・・・・気がします。


しかし時計一つで貴重な台の記憶がここまで薄れてしまうとは当時は夢にも思いま

せんでしたw



最近は実態のないイベントや、上げ底のドル箱、箱に刺されると不便なだけの札とか

見てくれだけで売り上げがアップするならホールは何でもしますが、それとは逆に

売りが落ちる(危険性がある)のなら、必要なものでも導入しないわけですね。


まぁ、今は携帯の普及で時間の確認に戸惑う事はないのでしょうが・・・


ちなみに自分は未だに知らないお店に入った場合先ず、ホール内に時計が設置

されているのか確認する癖があります。

気休め程度なんですけど、時計があればここはぼったではないなと・・・


ついでに自販機をチェックして、定価で販売されているのかも見ます。

たまに130円とか微妙に値上げしているお店がありますが、あれは止めた方が

いいですよ。心情的にこの店はぼったと判断しますので間違いなく稼動に影響でますからw