懐かしのぱちんこ名機列伝 -5ページ目

CRけろけろけろっぴNH(銀座)


懐かしのぱちんこ名機列伝

■大当り確率356.3分の1



新要件フル時短タイプの時代、高砂(アビリット)と提携を結んでいた銀座から

登場したまさかの大物タイアップ。




版権物が増えてきたとはいえ、当時として知名度的には文句なしのメジャー

タイトルでしょう。




・・・その割りにあまり話題にもならず設置を見つける事すら困難だったのは

ゲーム性云々以前に、パチンコの客層とキャラクターが物の見事に一致しな

かった為ではないかと?



今のように「癒し」とか「萌え」みたいなジャンルも認知されておらず、幼児を

対象としたこのキャラのタイアップを誰が喜んで打つのかと・・・・



それよりも不思議だったのは何故にサンリオが版権使用を許諾したのか?

メーカーのイメージとしてもパチンコ化させるようなキャラではありませんから。




もしかしたら本当のパチンコだとは思わず玩具として販売されると思っていたのかも。



一応こんなのも販売されていますしね。
何気にパチンコ関係で調べて見たら結構他にも出ていました。

時計パチンコ ハローキティ1個

ハローキティ パチンコ ドル箱 根付け・マスコットセット
これちょっと欲しいなと思ったり・・・w

ハローキティ パチンコ コイン 根付け・マスコットセット
パチスロまであるんですね。

ハローキティ パチンコ 銀玉 根付け・マスコットセット


パチンコ関係でこれだけ種類があれば認可する際に本物の書類が

紛れ込んでいても見逃した可能性はありそうですねw




CRAゴージャス!叶姉妹危機一髪!(オリンピア)

*今回はお勧め最新機種の紹介です


懐かしのぱちんこ名機列伝
■大当り確率118・4分の1


年末の新台ラッシュでも恐らくほとんど注目されていないんでしょうねぇ・・・


そもそもあの個性の強いキャラをどうやって演出に使うのか?

・・・というかわざわざ打ちたいと思う人が一体どれ位いるのかと疑問に感じる位
ミスマッチなタイアップ。


ところがですねぇ・・・


これ打って見ると無茶苦茶面白いんですよ。

セレブワールドというか、あの独特の世界観をパチンコ演出で表現するとこんなに
楽しいものになるとは夢にも思いませんでした。


叶姉妹自体は一切手を汚さず、リーチで活躍するのはその手下共でして、無事貢ぎ物を
届ける事が出来れば大当りという設定が秀逸過ぎます。


悪趣味というか、度派手過ぎる予告の数々も全てゴージャスの一言で片付けてしまい、
バランスを考えるどころかこれでもかと詰め込んだ開発姿勢もうまい方向に仕上がって
いるのではないかと・・・・


そしてこれらが甘デジ独特の高確率によって一応は許せる範囲内に収まっているのは
アイディアの勝利と言えるかも知れません。


無理に100分の1に収めるのではなく、出玉を重視したスペックも最近ではあまり
ないタイプですので、月光仮面・スキージャンプペアに並ぶ平和のお笑いデジパチと
して、大化けの可能性を秘めていると思います。


何と言っても確変大当りの半分以上が15Rなんですから、ツボにはまった時の破壊力
は群を抜いていますね。


そして実際に打って見て感じるのはその出玉性能だけではなく、演出のあちこちで
「あれ?」と思うデジャブではないでしょうか?


北■・・エ■ァ・・冬■ナ・・夏■り・・何かどこかで見た事あるような予告やリーチが
これでもかと出現しますので。


そして今やスロットだけではなくパチンコでも採用されているキュイン告知。


どこまでパクッたら気が済むねん!・・・とつい突っ込みを入れたくなるところですが、
冷静に考えてみたらバトランプはオリンピアのアイディアでしたねw




■公式HPはこちら

結構キャラ的に好き嫌いが出ますので、もしかしたら設置されていても気にしていなかった人も
いるのではないかと思いますが、先入観を捨てて純粋にパチンコ演出としてみた場合の完成度は
かなりのものではないかと・・・・

一度打ってしまうと、これから叶姉妹に対するイメージが変わってしまうかもしれませんよ。
声だけとはいえ、結構馬鹿げた演出にもきちんと参加されていますしね。

そして、これだけのお笑いキャラでの企画にOKを出した懐の広さにもさすがゴージャスと
思ってしまったり・・・w



ウェザーリポート(まさむら)

懐かしのぱちんこ名機列伝

■大当り確率225分の1(235分の1?)


7で当れば6連荘という、当時としては斬新なスペックで人気を集めた京楽の

フルーツパラダイス2



その図柄違いバージョンとしてまさむらから登場したのがこの台でした。



・・・その割りに設置がほとんどなく、存在すら知らない人も結構いるのではないかと?



それもそのはずで実はこの台、兄弟機ではあってもスペックはフルーツパラダイスの方が

採用されていたのです。




確変突入率5分の1で次回までというありふれたスペック。

片や突入率は15分の1だけど6連荘。




この2つが同時に販売されたらお店はどちらを選ぶか?

又、お客はどちらを打ちたいか?



言うまでもないですよねw


しかもこのマイナーバージョンの兄弟機として登場したのですから、売れる方がおかしい

というもんです。



唯一優れていた(と自分が思う)のは、天気予報をモチーフにしたドットデザインだったのですが、

それだけの為にわざわざこちらを選ぶようなホールはやはりなかったようで・・・・



個人的にまったり遊べるので、気に入ってはいたのですが如何せん近隣に設置店など当然の

ようになく、この台を打つためにわざわざ遠征までするような事は・・・勿論ありませんでしたw





*画像はasutarasuさん からお借りしています

花百景(西陣)

懐かしのぱちんこ名機列伝

■大当り確率210分の1


爆発的ヒットによって、それまで苦戦していたCRというジャンルのシェアを

一気に広めたのが西陣から登場したCR花満開でした。


その現金機バージョンとして大いに期待されて登場したのがこの台だった

わけですが、残念ながらその人気は決して芳しいものではありませんでした。



というのも、この台は意図的な連荘は(登場時期の問題もあり)仕組まれておらず

図柄に関係なく次回大当りまで電チューの確率がアップするという2回1セットの

スペックとなっていたのです。


今と違い大当りの出玉は2000個以上ありましたから、この確率なら結構美味しい

のではと?・・・と思われる方もいるかも知れませんが、残念ながら時短機能は

メインデジタル50回転しかないのです。



じゃぁ、なんで2回1セットなの?・・・と思われる方もいるかも知れませんが、実は

電チューの確率自体はアップしたままなのです。


ちょっとくどい書き方をしましたが、実はこの頃の確率変動というのは、電チューの

開放確率を指す場合が多く、現金機の(意図的な)連荘というのは存在しないものと

して扱われていたのです。


CR機によってメインデジタルの変動が(公式に)認められたわけですが、その為に

表現が非常にややこしくなっていたのです。


最終的に時短という用語が産まれ区別されるようにはなりましたが、今でもこの頃の

機種のスペックを紹介する際にはこの時短と確変の表現で悩んだりします・・・・



つまり、大当り→「50回転までは時短+(電チュー)確変」で出玉を維持出来るの

ですが、以後は確変のみですから多少持ち玉の減少が抑えられるだけというなん

とも微妙なスペックになっていたんですよね。


そもそも花満開の魅力は確変に突入してからの連荘性能に凝縮されていたわけ

ですから、このゲーム性は後継機としては全く受け入れられず、確変が残ってい

ても時短を消化した時点で捨てられている事が多々ありました。



只、時短終了後の電チューデジタルは30秒作動で一定していますので、この

確変放置台を狙って(地味な)止め打ちを繰り返せば効率は悪いですが確実に

大当りを狙う事が可能となっていました。



当時はまだまだ連荘機が幅を利かせていましたので、こういう一撃性に欠ける

攻略法というのは、発覚していても実践する人がほとんどいませんでしたから

確実性を求める人には非常に美味しい状況だったのかも知れませんね。


自分の記憶でもこの島だけはいつもガラガラだったような印象があります。

確率が甘いのでちょくちょく打っていたのですが、やはり止め打ち攻略の影響か

釘はどこも渋かったので粘る事はありませんでしたが・・・・





エキサイトグランプリγ(ニューギン)

■229分の1


独特に配置されたドットによって回転中は立体的に見える表示が斬新な連荘機。






連荘はどうやらモード方式だったようなのですが、実は一度も実機を見た事が

ありません。



この頃になると数軒回れば大概の新台にはお目にかかれたものなのですが、

ニューギンは直前に発表したエキサイトジャック が爆発的にヒットした事によって、

以後の自社デジパチを全てマイナー機に陥れてしまいましたしね。



特にこの台は、ホールからジャックの注文が続いている時期に登場したようで、

専門誌等でもほとんど注目される事がないという有様でした。


個人的に、昔からこの手のちょっと変わった台というのはいつも注目していたのですが、

エアポケットのように記憶からすっぽり抜けてしまっています。



社会的不適合機 のリストに入っていましたので、それなりの連荘性能は持ち合わせて

いたとは思うのですが、考えて見れば自分もこの頃、ニューギンの台と言えばエキサ

イトジャックばかり打っていたような気が・・・(汗



ゲーム性云々ではなく、登場時期によって連荘機にも関らずほとんど話題にならない

なんて、今から考えると何と贅沢な時代だったのかとw





*画像はasutarasuさん からお借りしています