積善~人に見返りを求めない | 医師の前世療法・催眠療法~京都

医師の前世療法・催眠療法~京都

京都でヒプノセラピー(催眠療法)に取り組む医師が、前世療法、インナーチャイルドセラピー、潜在意識や催眠について語ります。うつ病、パニック障害、社会不安障害、恋愛・夫婦問題、生きがい、天職探し、子育てなど多様な悩みを解決できるのが催眠療法の特徴です。

誰かのためにがんばっている人は多いです。

それはとても素晴らしいことです。
フォー・ユーの精神ともいわれるようです。

 


「子どものためにがんばっている」
「親のためにがんばっている」
「家族のために」「人々のために」


「自分のためだけに生きている」より、
よほど生きがいを与えてくれることでしょう。

 

 

また、他者の幸せのため尽くすことは積善であり、

良き因果応報をもたらします。

その意味で、積善こそ、幸せの元であるといえるでしょう。

 

 

しかし、神様と違って、人は必ずしも
あなたの尽くした真心に報いてくれないことも多いです。


そのとき、裏切られたとか、
報われなかったと、ガクンと落ち込んでしまい、
それで心身を病むこともあるのです。


人の幸せや満足を慮って尽くすことは、
たいへんすばらしいことですが、


そのことで、自分を犠牲にしすぎたり、
結果について過度の期待があると、
思うような反応がもらえないとき、


落ち込んでしまうものです。
そうならないためにはどう考えると良いのでしょうか。


それは、何をするにしても
「自分が魂を磨いている」という観点を持つことです。


自分のために何かをするにしても
誰かのために何かをするにしても、


何かというのは、魂を磨く「砥石(といし)」
であって、それ自体にはこだわる必要ないのです。


自分がそれにむかって一生懸命尽くせたとき、
その分だけ自分の魂が磨かれたという観点があれば、


どんな結果が返ってきても落ち込むことはありません。
すべて、その意味では成功だからです。
失敗とかムダとかはありえません。


ただし、バランスも大切です。
あまりにも自分を犠牲にして、
親や家族のために尽くしすぎると、いつか反動がやってきます。


人のために尽くしすぎている人の場合、
大きな反動がきて、困ったことにならないためには、


自分の幸せ、自分の心の満足についても
考えていくことが重要です。


世のため人のためというけれども、
自分はその世の中の一人なのです。


自分が幸せでなければ、世の中がよくなったことになりません。
自己犠牲が行き過ぎると病的なのです。
 

 

自分の幸せというのは、
「人からの見返り」ではありません。


人からの見返りがあなたの幸せだとしたら、
それは、危険な状態です。それは一種の「依存」です。


幸せとは、あなたが自分自身を真に生きたとき、
その生きがいとやりがいがもたらす満足感です。
このような時、積善は、ほんものとなります。

 


自分自身を真に生きるとはどういうことなのか、考えてみることが大切です。
前世療法は、それを悟るための通過点となるでしょう。

 

 

あなたの人生を変えるゴールデンルール。