相手を尊重し敬意を表現したほうが良い理由 | 医師の前世療法・催眠療法~京都

医師の前世療法・催眠療法~京都

京都でヒプノセラピー(催眠療法)に取り組む医師が、前世療法、インナーチャイルドセラピー、潜在意識や催眠について語ります。うつ病、パニック障害、社会不安障害、恋愛・夫婦問題、生きがい、天職探し、子育てなど多様な悩みを解決できるのが催眠療法の特徴です。

拙著『魂の黄金法則』の中でも触れたことですが、人間関係を好転させたり、

良い方向に促進させる、重要なポイントが、「相手をほめたたえる」ことです。

 

 

「相手をほめたたえる」という行動は、

あなたのことを尊重していますというメッセージになります。

 

 

また、相手に勇気を与えることにもつながります。つまり、「勇気づけ」です。

この反対が、けなす、批判する、責める、貶める、

といったマイナスの働きかけをすることです。

 

 

このような働きかけをすれば、人間関係は悪化します。

相手は、尊重されていないと感じ取ります。

また、生きる勇気を奪われて、元気をなくします。

 

 

学校の教員で、いつも生徒の長所を観察して、

生徒を認め、生徒の美点をほめて、生徒に勇気を与える先生がいますが、
このような教師は、おおいに積善の道を歩んでいるといえます。


一方で、厳しいことが正しいことだと誤認し、生徒を脅し、
生徒をけなし、生徒を責め立てるばかりの先生がいますが、
このような教師は、日々、悪徳を積み重ねているのです。


厳しさとは、根底に慈愛がなければなりません。
生徒を認め、その人格、その魂を尊重できないようでは、
教育に携わる資格はないのです。


学校の先生に限らず、職場の上司と部下の関係でも、
家庭における親子や兄弟姉妹や夫婦の関係でも、
まず大切なのは「相手をほめたたえる」心がけなのです。


神棚のお祭りの仕方や先祖供養のやり方のことなどで、

しばしば質問を受けていますが、そこに通じる大原則は、
相手を尊重し敬意を表現することにつきます。

 

 

神棚にお供えをし、整えるのも、先祖供養に仏壇を整えたりするのも、
これはすべて、神様やご先祖に対して、尊重する気持ち、

そして、敬意を表現しているのです。


この原則がわかれば、使いまわしとか、併用とか、省略などに
関する質問は来るはずはないと思います。


たとえば、医師は、しばしば〇〇先生と呼ばれます。
「医師免許」に対する敬称のようなものでしょう。


大学や小中高など学校の先生、それから、
弁護士、税理士などの士業の方も、職業場面で、
「先生」と呼ばれることに慣れているでしょう。
博士号や教員免許や国家資格への敬意ともいえるでしょう。


そして、おそらくは、このような立場にいる人たちは、
先生と呼ばれることで「一人前」と認められている感覚が
あるので、「先生と呼ばれると安心」したり、


「自分を信頼してくれている相手」なのだと
無意識に受け取りやすいことでしょう。


神様や守護霊も、より上位の神様の御用のために
活動しているライセンスを持っていることに
それなりに誇りを持っているものです。


ですから、やはり、人間としては、十分に
相手を尊重して、敬意を表現する行動が大切です。
こちらが相手を立てて、敬意を表現したほうが良いのです。


敬意を表現すると真心がこもりやすく、
その真心は相手のハートに響き、胸を打ちます。『孟子』の一節、
「至誠、天に通ず。至誠にして動かざるものいまだこれあらざるなり」です。


神仏や守護霊、そして、この世のいろいろな相手に対して、
まず敬意を表現することは、結果的にあなたにとって、おおいなる得となります。

それだけ大きな恵みをよりたくさん受け取れます。