なーんつって、難しげなタイトルですが・・・・
内容は極めて浅いのであしからず。
毎日毎日、被災地と原発のNews
ワイドショーでは芸能人の誰が義援金を出したとか、募金活動したとか・・・
CMでは呪いの様に「AC」が流れる
乳がん健診
脳梗塞
思いやり・気遣い
挨拶の言葉(ぽぽぽぽーん!) ←これは嫌いじゃないww
最近では、
エールを送るサッカー選手や、
某アイドルグループ・・・
呪いと書いたが
これは事実『洗脳』であろう。
随分と「ナショナリズム」が増長されている異様な空気に
違和感を感じざるを得ない。
混合った電車で何故か誰も座らない座席
ちょっと電気が点いていただけでバッシングされるサービス店
そして過度な『自粛』ムードを気にして中止となるイベント達
限られる電力の中、開催が困難なものも分かるが
果たして全てが中止せざるを得ないものなのかどうか
甚だ疑問にも思うのだ。
「なんだかこんな雰囲気だし、楽しい事したらたたかれそう」という
『周囲からの見られ方』を
気にしただけの対応になっていないか。
特に顕著だと思うのが、12年度入社の新卒採用だ。
今回の震災で大手商社・メーカー・金融などは選考開始を
4月1日からことごとく5・6月へと遅らせた。
理由は「被災地域の学生へ対する配慮」。
確かに経団連は「被災地域の学生が不利にならないよう柔軟な対応を」と
呼びかけはしたが、一部日本の中心的な大企業が6月選考を決定したからと言って
皆が『右へ倣え』する必要はあるのだろうか。
とはいえ事実、被災した企業もあり、自社の復興を優先しての判断であれば分かる。
だが実際各企業の判断を見ると、延期するに足る理由があるかどうか疑問な企業も多い。
学生の声としては、さすがに震災直後は「この中で選考をするのか?!!」という
批判は多々聞かれたし、余震・不安定な交通機関など安心して就活できる環境でなかった事は事実。
ただ今度6月にまでなると、
留学を予定していた学生、
教育実習がある学生、
などなど、片方に配慮すると、もう片方で不都合になるケースも出てくるのだ。
私は残念ながら天邪鬼なのでどうにも今の日本の
「日本のみんなで頑張ろう!」が第3者によってつくられた
『異様なナショナリズム』に感じられてならない。
いや、実際皆つらく、不安な思いもしているし、
乗り越えるための「よりどころ」が必要なのはよく分かる。
またこれまで逆に希薄だった「日本民族」への執着や誇りが
この機会に高められ、再度切磋琢磨していくためのパワーに
なるかもしれないという「期待感」も分かる。
(実際私もノリとしては体育会なので、皆で力を合せて頑張るのは好きだ)
だが今現状の雰囲気を見ていると、
どこか本来の目的である「復興」とは違う方向に逸れて行ってしまうのでは、
という不安を感じずにはいられないのである。
なーんて、ちょっと真面目に、偉そうに、
さも分かった風に書きましたが ←ごまかした
でもまあこれが今私が感じている率直な感想。
とっても難しいことだけれど、やはり数多なる情報の渦に流されず
「ものごとの本質がなんなのか」を意識しながら
自分で判断していかなければならないなぁ、
・・・という自戒のつぶやきでございます。
お付き合いありがとうございました。