母の立場の医学部受験記(浪人・再受験・現役・反抗期) -2ページ目

母の立場の医学部受験記(浪人・再受験・現役・反抗期)

1番目の子は大手予備校一浪で国公立。2番目の子は現役で国公立。3番目の子は反抗期の末、大手予備校→理系学部入学→休学し私立医学部専門予備校→再受験 で3人とも医学部へ進学しました。
大学入試センター試験と相性が悪いし、反抗期はすさまじいしのトホホな体験談です。

すごくご無沙汰しております。

 

すっかり大学受験から遠ざかってしまいました。

今の時期、大学入試制度も変わってしまったため、

メッセージをいただいても的確にお返事できないと思われ、

ひっそりしております。

 

国公立二次試験が近いではありませんか。

 

コロナ禍でこの日を無事に迎えることができただけでも一安心ではないかと思います。

 

「日本全国ダーツの旅」のごとくの全国を視野にした医学部受験も

我が家の子供たちが受験したころとは違っていますし・・・。

(コロナで、他都道府県に行くのもとても気を遣うと思います。)

 

頑張ってきた方々が合格できますようにと応援するばかりです。

 

 

 

年末年始に子供たちが帰ってきて、ちょっとだけ3人そろったわけですが。

 

3人そろうと、私には話してくれない話も出て、いろいろ弾むようです。

 

母は家事をしながら耳をダンボにしておりました。

 

我が家の子は3人とも、それぞれ救命救急にも力が入っている、

とても忙しい病院で初期研修を行いました。

 

その時の話をしておりました。

 

どうやらドクターヘリに乗る研修もあったようです。

 

子供①はドクターヘリに乗るかどうかの希望を出せる病院だったそうで、

「乗らない」選択をしたので、ドクターヘリには乗っていないそうです。

 

子供②は、ドクターヘリに乗る予定の日、天候が荒れて飛べなかったのと、

別の日はドクターヘリ要請のない穏やかな日だったそうで、ドクターへりに乗っていないとのこと。

 

子供③は出動要請に緊張しながら、テレビの「コードブルー」のイメージでヘリに乗り込み、

ランデブーポイントで救急車で初期治療して患者さんをヘリに乗せ・・・・

 

さあ、ここからコードブルーの世界だ!と思ったら、

「患者家族をヘリに乗せるから、お前は自力で帰ってこい」と言われ、

(定員オーバー&重量オーバー チーン

ヘリに置いて行かれたそうです ガーン

 

やっとのこと自力で病院へ戻ると、ヘリは次の患者要請に出動してしまっていたそうで・・・。

結局、「行きだけ乗った研修」になったそうです笑い泣き

 

(注・現在は、ヘリ搭乗の規定で、家族を乗せないと決めているところもあります。)

 

結局、我が家の子供たちは、

コードブルーなみの病院で初期研修をしたにも関わらず、

誰一人、ドクターヘリに乗って患者治療をすることができなかったという・・・・・

 

母としては、一人くらい救命救急の専門に進んでもいいのでは?

と思っていましたが、残念ながら誰も進まず。

 

(気持ちとしは、救命救急医になれば、

子供が山ピーになっているような勝手なイメージがありまして 笑い泣き

容姿その他、ほど遠いのですが 笑い泣き

 

そんな話をしているのを横で聞きながら、

ずいぶんオッサンになってしまった子供たちを見つめたのでした・・・・。

 

新型コロナワクチンの医療従事者の優先接種が始まるそうです。

 

3週間空けて、2回接種するそうです。

 

3月で初期研修が終わり、別の病院で後期研修が始まる医師、

4月から人事異動で他院へ移る医師

たくさんいると思うのですが、

 

1回目の接種を受けた病院や自治体で2回目も接種するのかしらん?

 

素朴な疑問なんです。

 

1回目接種後、違う病院に移動している人もたくさんいると思うけれど、

遠方の病院や自治体で勤務を始めたら、

 

新しい勤務先では、

1回目接種の病院や自治体に

行く時間はもらえるの?

 

それとも2回目は移動先の病院や自治体で

接種できるの?

 

お暇、もらえるの????
 

素朴な疑問なんです。

 

まだ副反応の状況も安全性もはっきりしていないのに

なんで医療従事者がまず接種開始するの?

 

 

ちょっとだけ疑問なんです、ええ、ちょっとだけ。

 

 

どうして政治家のセンセイ方が先に接種しないの!?

コロナ渦の中での各種国家試験の時期です。

 

いつも以上に健康管理に注意し、

緊張の日々だったのではないでしょうか。

 

115回医師国家試験を受験された皆様、お疲れさまでした。

 

医師国家試験って、ある意味

「心理合戦」的なところがあるように感じています。

 

我が子が受験した時は3日間の日程でしたが、

「アレ」を3日も続けるわけです。

(私は受験したことないけど)

 

しかも、初日の一問目はものすごい難問でスタートし、

1日目は本当に難しい問題が多いと聞いていました。

 

ただでさえ緊張しまくっているのに、初日で奈落の底に落とされ、

メンタルをテストされるようなものと。

 

*ただ昨年の114回は、初日の1問目から解きやすい問題で、

逆に「こんなはずはない」と、

裏の裏まで考えぬいてしまった受験生が多かったと聞きます。

 

2日目・・・3日目になるころには、

受験会場内にも空席がぽつぽつ・・・目立ってきたという話も。

 

難題にぶち当たっても、最後までやり遂げられるか

メンタルが持ちこたえられるか

そんな心理状態を見る試験でもあるのかもしれないと、

医師国家試験経験者の話を聞くと感じてしまいます。

 

また、解答速報が早く出るがゆえに、

「いつ見るか」というのも大きいように思います。

 

試験後は、自分の回答を入力して点数などを把握するシステムに、

自信のある層ほど早く入力する傾向があるそうです。

 

いわゆるボーダー層は、入力しないか、ぎりぎりで入力する・・

超トップ層も爆  笑

 

よく聞きます。

「怖い」と。

 

試験後の1日目で解答をみてしまい、真っ青になる人も。

 

昨年の114回では、いつも模試の成績の良い医学生が

「必修」を「パンリン脳」で答えてしまい、

1日目の夜に解答速報をみてしまい、まさかの状況。

 

真っ青になり、周囲の「自称底辺層」たちが、

「君はできる」「今までの積み重ねを思い出してみろ」

「君がダメになるはずがない」などなど、必死に励まし、

2日目につないだという話も聞きました。

(2日目に盛り返し、無事に合格したそうです。)

 

その話を聞いて、自称底辺層の方たちは、

他の人を励ましている余裕があったんか~いと心配になりましたが、

なんか感動もしましたねニコニコ

 

気持ちの切り替え。

最後までベストを尽くすこと。

これからの医療現場で必要なものを

医師国家試験という独特な空気の中で試験されているのでしょうか。

 

 

これからまだ、保健師・助産師・看護師国家試験、

診療放射線技師、臨床検査技師、

理学療法士、作業療法士、視能訓練士、言語聴覚療法士、

臨床工学技士、義肢装具士、

歯科衛生士、歯科技工士、

救命救急士、薬剤師・・・などなど、

厚労省管轄の国家試験が続きます。
 
どうぞ最後の最後まで、あきらめずに解答を書きまくってください。
 
合格を心よりお祈り申し上げます。

体 力 勝 負

 

特に最後の時間割は、みんな脳も体も疲れ果てています。

 

だからこそ、最後までやり切ってください。

 

ファイト~~~~