ふたがトングになるアイデア | 知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

仕組みやモノのアイデア権利化コンサルタント・弁理士 遠藤 和光

私が驚いたアイデアに

ふたがトングになるアイデアがあります。

 

 

これは、蓋の裏面にトングが付いているので、

蓋を開けてそのまま取り分けられるものです。

 

 

 

 

 

(出典:旭電機化成株式会社のホームページ)

 

 

(出典:価格.com)

 

 

(出典:Makuake)

「Makuake」にてクラウドファンディングが実施されたようです。

クラウドファインディングは宣伝になりますね!

 

 

 

発明者は田村和浩です。

旭電機化成株式会社で商品化されています。

 

 

 

(出典:Twitter発明学会【公式】)

 

展示会に試作品を展示したときに参加者から

これだとかさばって冷蔵庫に入らないかもしれない」と言われ、
形状をさらに進化させ今の形にになったそうです。

やはり試作を繰り返すことが必要ですね!

 

 

 

実用新案登録出願をして権利化

「食品収納容器のトング付蓋」(実登3223971)

されています。

(実用新案は弁理士依頼しても特許の1/3以下の費用で

権利化できるのでお勧めです。)

 

 

 

 

<発明誕生の経緯>

田村さんは焼きそばを作って一口食べたとき、

冷蔵庫に紅ショウガがあるのを思い出しました。

そのときに、この製品のアイデアが浮かんだそうです。

 

紅ショウガの容器のふたを開けて、少しだけ取り出したい。

しかし、自分の箸で取るのは衛生的に良くないし、

かといって新しい箸やトングを使えばそれだけのために洗い物が一つ増えてしまう…。

 

紅ショウガの容器の中に専用のトングを入れられれば良いのですが、

そうするとトングの持ち手が紅ショウガの汁で汚れてしまう…。

 

このような悩みを解決しようと、田村さんは試作品を何度も作成しました。

そして、その試作品を見た弊社開発担当者がより使いやすくなるよう形状を見直し、

なんとか商品化にこぎつけることができました。

(出典:CAMPFIRE)

 

 

 

 

 

私はこのブログで7つの発明創造テクニックを紹介しています。

①「付加」、②「組合せ」、③「変更」、④「置換」、

⑤「分離」、⑥「削除」、⑦「適用」があります。

 

 

このアイデアは、①「付加」により生まれたものですね!

付加」は今あるモノに何かを付け加えることであり、

主たるモノに従たるモノを加えることです。

蓋にトングを付加することにはなかなか思いつきませんが。

 

 

①「付加」については詳しく知りたい方は以下のページをご欄下さい。

7つの発明創造テクニック(1つ目)

 

 

 

 

 

 

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