クマの散歩道200回記念 会津マウントエクスプレスで行ったクマと猫の旅行記(後編)2-1。 | クマの散歩道~大好きなふるさと日光市を紹介するブログです~

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皆様こんにちは。
この記前に前に緊急投稿を挟みました。ウクライナで起こっていることは絶対に許せません。でもロシアという国自体は僕は好きです。わかりやすいところでは、ボルシチやピロシキなどおいしいお料理があります。そして日本からも留学する人がいるほど、バレエはロシア各地で盛んで、首都モスクワは元より、バルト海沿岸のサンクトペテルブルグにも有名なバレエとオペラの劇場があったりします(バレエはウクライナやベラルーシなど旧ソ連を形成していた各国も盛んです)。そんな文化と芸術に秀でた国ですから、今回の侵略戦争で、ウクライナだけでなく、ロシアの人々が苦しむのも見たくありません。戦争なんて両国にとって良いことはありません。
 
 
 
さて気を取り直して、200回記念ブログの後編を。前回の中編では、1日目のお昼ごはんから、宿泊先のこと、そして2日目にホテルから猪苗代の駅に到着、会津若松行きの電車に乗るところまで書きました。
 
今日は猪苗代から会津若松に出て、お昼ご飯を食べ、今回の旅のメインイベントである、会津若松から東武日光までのAIZUマウントエクスプレス全線乗車について書こうと思います。
 
 

前回の最後とダブるところもありますが、猪苗代駅の様子から。これは待合室にあった看板です。最近の僕はどんなお酒でもござれで、日本酒も飲めるようになったのですが、今回は日本酒は飲まなかったなあ。残念。

 

のっけから話が逸れますが、ちょっと前まで僕は日本酒は飲めませんでした。でも元AKB48メンバーの川栄李奈ちゃん主演のこの『恋のしずく』という映画を見て、日本酒の奥の深さに気づかされ、今では好きなお酒になりました。なかなか素敵なお話ですからぜひ見てみてください。

 

 

これは前回も載せた写真で、猪苗代駅のホームで郡山方向を写したものです。磐越西線は単線ですが、当然ほとんどの駅は列車の行き違いが出来るように、2本以上の線路があるのはご承知の通りです。でも猪苗代駅では11:00を過ぎたこの時間帯は、上下線とも駅舎側の1番線を列車が発着しているようです。だからこれから乗る下り会津若松行きの電車もこちらのホームに入ってきました。
 
 
これは会津若松方向を写したものです。
 
 
電車が来るまでの間、観光列車の横断幕や駅名標を撮ってみました。最近この駅名標って余り見なくなっている気がします。
 
 
さあ電車がやって来ました。この電車は快速あいづ1号という電車で、ワンマン運転化されている磐越西線でも、きちんと車掌さんが乗務している列車でした。この車両はJR東日本のE721系という車両です。仙台車両センターに所属する車両で、東北地方の交流電化区間では一番ポピュラーな車両です。
 
 
車内です。ボックスシート(向かい合わせの席)とロングシートの混合の車内はいいですね。この車両はトイレもついています。日光市ではJR日光線はかなり前から、東武日光線は今回3月12日のダイヤ改正でボックスシート車は全廃されました。JR日光線で導入されるE131系電車はワンマン化のために新造された車両で、トイレもついているのでまだいいのですが、東武線の車両20400型は地下鉄日比谷線乗り入れ車両の更新車なので、トイレがありません。都会ならまめに電車が来るから、車内で急にトイレに行きたくなっても、途中で下りて駅のトイレに行けばいい(ほとんどは改札内にあるので、仮に改札外にあっても窓口で話せば通してくれます)けど、1時間に1本、良くても30分に1本しか列車が走らない線区においてトイレなしなのはどうかと思います。
 
 
この電車面白いことに、途中駅でなく、更科信号場で上り列車と行き違いをしました。場所は翁島(駅より4.5km)と磐梯町(こちらからは5.6km)のちょうど中間付近にあります。両駅の区間距離が10.1kmもあるのは旧国鉄線らしいですね。もっとも実際に乗ってみるとわかりますが、この区間は丘陵地のような小高い山のような所を通るので、沿線に人家はたぶんなかったと思います。そんな条件もあってのことなのでしょうね。

これ、鉄道好きの僕にとっては、とてもうれしいシーンでした。この時間は上り電車が先に信号場で待っていたので、写真を撮ろうと思ったらあっという間に通り過ぎて、上り電車の後ろの部分しか撮れませんでした。上の写真がそれで、下の写真はこちらの電車が完全に停車してからのものです。僕が乗った車両(4両編成の2両目だったかな?)からは対向列車はもう後ろのほうです。この信号場は上り方向が一線スルーといって、直線で通過出来る形で、往時なら(上野から特急あいづが運行されていた時代もあります。今回乗った快速あいづはその流れを汲んでいるようです)、ここで今以上に列車の行き違いが行なわれていたのでしょうね。この時はこちらが快速電車で、向こうは普通(各駅停車)電車なので、対向列車が先に着いて待つというこちら優先のダイヤが組まれていたのかもしれませんね。
 
 
さて、電車は会津若松に到着しました。
 
 
ここの1番線、2番線はここで行き止まりの頭端式のホームになっていました。磐越西線自体はこの先、新潟県の新津まで通じていますが、ここから先は非電化路線で、運行は完全にに分断されていますから、郡山~会津若松間の電車はこのホームに発着するようです。元々はここも線路が抜けていたのですが、JR東日本に移管されてから工事をしてこういう形になったそうです。
 
頭端式ホームとは何ぞやというのは前にも書きました。
 
※参考資料
 
 
改札口に近いところでは、会津若松市のマスコットキャラクター赤べぇがお出迎え。これは会津の民芸品赤べこをモチーフにしたキャラクターです。同じ電車に乗っていた人は、観光のお客様も多かったのか(猪苗代の駅から乗ったのは僕とチョコ三毛猫だけでしたが)、結構この前で写真を撮る方が多かったです。快速電車だから、特に多かったのかなあ。車内は結構空いていたけどなあ。
 
 
改札を出たらみどりの窓口で今回メインとなるAIZUマウントエクスプレス乗車のための切符を購入しました。これぞ記念になる会津若松~東武日光間の通しの切符です。鉄道に興味のない方はこんなものと思うかもしれませんが、鉄道好きにとっては垂涎物です。僕なんか、京都とか身延とかちょっと遠出の旅行に行くと記念に切符をもらって来ます。ましてや今回は3月12日で区間廃止されてしまう(記事執筆時点ではもう区間短縮になっている)区間の全線乗車の切符ですから貴重です。
 
ちなみにこちらは正式なJRのみどりの窓口で、マルス(国鉄時代からその性能をレベルアップさせながらずっと続くJR各社の発券システム)発券の券です。そのため、台紙は緑色主体のJRの台紙になっています。前編を振り返ると、行きの切符は東武鉄道鬼怒川温泉駅の発行なので、ベージュ色主体の東武鉄道の台紙になっています。東武線の駅でも、鬼怒川温泉駅や東武日光駅、下今市駅などJR直通特急の停車駅にはマルスが設置されていて、JR直通特急の券を買うとJRの用紙で発券されるんですけど、会津若松行きの切符は東武鉄道の用紙で発券されました。
 
 
会津若松駅前です。ここでもトラベルキャリーケースを置いて撮影しているわてへぺろ

写真を撮ろうとして、もう少し後ろのほうがいいか、ん~、あと少しという感じの結果です。
 
 
猪苗代駅を11:19に発って、会津若松着が11:50。乗車するAIZUマウントエクスプレスは12:51分発ですから、下りて予め切符を買ってもお昼ご飯を食べるのにはちょうど良い空き時間です。
 
 
マルモ食堂は会津若松駅前にある創業120年という老舗の食堂です。
 
 
メニューは結構オーソドックスなものが多い、街中の大衆食堂のイメージですが、ここは狙いのソースかつ丼であるのは当然です。会津の名物です。
 
 
着丼~。こんな感じです。思っていたよりカツが大きかったです。
 
 
どど~んとクローズアップ虫めがね
 
 
断面~。大きくて肉の厚みも結構あって、衣は薄めでさくさく、名物にうまいものなしとかいうけれど、これはしっかりおいしかったですよ。新潟はタレかつ丼(日光市足尾のないとう食堂は新潟風のタレかつ丼をソースかつ丼と呼んいる)といって、醤油ベースのタレを使います。僕のイメージの中では会津のソースかつ丼みたいないわゆる〝ソース〟、すなわち野菜と香辛料で作るソースだとちょっとしつこいかなあと思いがちですが、そんなことはなく、見た目よりあっさりいただけましたよ。カツの揚げ方も本当にサックサクに揚がっていて、油のしつこさがなくてとてもおいしかったです。さすが老舗のソースかつ丼だ。会津ではないですが、関東某県の観光地でもソースかつ丼が有名で、その中でも有名だろうお店でソースかつ丼を食べたことがあるけど、肉がロースの薄切り肉で衣が厚く、油っぽいのと比べるとずいぶん違います。某県観光地のディスリでごめんなさい。
 
まあホテルでの朝食をたくさん食べたせいもあるけれど、普段ほとんど大盛りにする僕、こちらのお店でならかつ丼にラーメンも食べそうな勢いの僕にも結構お腹一杯になりましたよ。1000円とかつ丼としては少しお高めかもしれないけど、ボリュームと味から相応の値段だと思いました。こちらのお店おすすめなので、会津若松駅の近辺でお昼ごはんを食べる時は、ぜひ立ち寄ってみてください。ラーメン(中華そば)を食べている人も多かったけど、そちらもおいしそうでしたよ。
 
 
会津バスの電気バスを駅前で見かけました。尾瀬に行くバスみたいですね。福島側から尾瀬に入るには檜枝岐まで行くようだから、会津若松からだと結構距離がありますよね。何しろ僕がこれから乗ろうとしている会津鉄道の終点駅(野岩鉄道との境界駅)が会津高原尾瀬口という位で、この駅からですら結構距離がありますからね・・・と思ったのは当日のこと。このブログを書くに当たって調べてみたら、シーズン中は尾瀬国立公園内、尾瀬御池〜沼山峠間を運行しているようです。オフシーズンには一般路線も運行しているとか。これはそのバスなのかな。

 

※参考資料

→EVsmart blog尾瀬の大自然を会津バスの「電気バス」で満喫するぞ!【予告編】

→Response会津バス、尾瀬の観光シャトルバスをEV化 オフシーズンは一般営業路線も運行

 

 

さあ駅まで戻りましょう。マルモ食堂の前で地下道を潜って、出て来たところで駅の遠景を撮影。結構大きな駅ですね。会津地方の中心駅ですから当然かもしれませんけど。
 
 
駅前には磐越西線SL運行記念の動輪のモニュメントがありました。
 
今回の旅とは関係ありませんが、会津若松~新津間を運行するSLばんえつ物語の資料を載せておきましょう。今は日光市でも東武鉄道がSL大樹を運行していますが、こちらは運行開始が1999年4月29日と大先輩です。
 
※参考資料
→磐越西線SL定期運行推進協議会「森と水とロマンの鉄道 SLばんえつ物語」
 
 
駅前でも赤べこがお出迎え。これは赤べぇでなく、本来の赤ベこですが、ずいぶん大きいですね。あれ?現地では気づかなかったけど、脇にスイッチがあるということは・・・調べるのもライターの仕事ですから調べてみました。
 
※参考資料
 
ここには会津若松市内にある大きい赤べこについて書かれていますが、何と会津若松駅前の赤ベこは喋ったんだあびっくり
 
 
改札口を入った所にある出発列車を案内する電光掲示板です。ここに行き先として東武日光と表示されることも今はもうありません。寂しい限りです(記事執筆段階では)。
 
 
ホームが一部頭端式になっているので、その向こう側にある2番線とその反対側を使っている3番線へは突き当たり部分を回り込むように行くことも出来ます。ここでは1番線と4番線、5番線は右に行くように案内されていますが、跨線橋を渡ればこちらからも2番線、3番線にも行けます。1番線は改札口と直結しており、猪苗代から到着したホームです。
 
 
4番線に行って、これから乗るAIZUマウントエクスプレスに会いました。
 
 
帰りは混合編成で、AT-650形気動車です。AT-600形気動車のトイレ付きの車両です。AT-652は日本宝くじ協会の助成による宝くじ号で、イベントに対応するため座席間にテーブルがあります。
 
 
後ろの車両は来るときと同じAT-700形車両です。AT-600形と同様AT-750形はトイレ付き車両で、来るときはその連結でした。
 
 
こちらが東武日光に向けてだと、後ろに当たります。

ここで来るときに見たのと同じ車両が隣の3番線に入って来ました。
 
 
これは4番線のホームの先端に行って、AIZUマウントエクスプレス車両の先から向こう側を撮ってみました。
 
 
同じ車両が5番線ホームの向こう(AIZUマウントエクスプレス車両の停まっている反対側ホームの更に向こう)の留置線にも同じ車両が留置されていました。
 
ここで行きにこの車両って何だろうと思ったままになっていた疑問が解決したので、その事を書いておきましょう。 

3つ上のAIZUマウントエクスプレスと並んだシーンで、写真では列車の行き先表示が読み取れませんが、野沢行きと表示されてました。野沢駅は電化されている喜多方駅(磐越西線は郡山から喜多方まで1967年=昭和42年に電化)から4つ新津寄りの駅です。その辺りの情報からわかったのがこの情報です。1日目の宿泊先ではインターネットも使えましたので、パソコンも持っていって、パソコンでネット検索をして知ったものです。

※参考資料
 
 
JR東日本が非電化区間に投入すべく、2019年から磐越西線と羽越本線で導入した電気式ディーゼル車両なのだそうです。全然知らなかった。2020年には秋田県の五能線や青森県の津軽線にも導入されているみたいです。こんな出会いがあるのが鉄道旅の醍醐味です。この車両に関する記事のリンクをもう少し貼っておきます。
 
※参考資料

→乗り物ニュース徹底解説! JR東日本の新型電気式ディーゼルカー「GV-E400系」(写真25枚)

 

帰りも行きと同じで、AT-700形車両のほう(東武日光方面に向けて2両目=後ろに連結された車両)に乗りました。こちらのほうがリクライニングシート(かつ回転クロスシート=座席が丸ごと回転するタイプ)になっているので乗り心地がいいからです。

 

 

一方、前の車両AT-650形は転換クロスシート(背もたれが前後に動くことで向きを変えるタイプ)です。
 
 
帰りはゆっくり車窓を楽しみながら帰って来たので、車内や車窓、停車駅で撮った写真は少なめなのですが、行きでは撮らなかった駅を中心に撮影しました。これは行きにはホームの配置が千鳥式(上のホームの形式色々を参照)だったから、よく写らなかった湯野上温泉駅の茅葺き屋根の駅舎です。今度は近いから全体は入らなかったものの、茅葺き屋根の佇まいはよくわかります。
 
 
そして塔のへつり駅です。塔のへつりの〝へつり〟とは漢字では〝〟と書き、会津地方の方言で、川に迫った険しい断崖という意味です。観光的に有名なので、そう遠くない場所にある大内宿と共に行ったことがある方も多いはず。この駅の脇の踏切は、車で国道から入って来ると渡る道なので、僕にも見慣れた駅です。過去にはここで来る気動車を撮影したこともあります。塔のへつりは写真の奥、徒歩10分ほどの距離の所にあります。
 
※参考資料
 
 
そして養公園駅です。読んで字の如く、養鱒公園という公園があるのですが、徒歩だと40分ほどかかってしまうようです。元は会津落合駅という駅名だったものが、1987年にJR東日本から会津鉄道に転換された時にこの名前になったそうです。
 
 
田島高校前駅。下りでは会津田島駅の1駅手前の駅です。
 
前編でも書きましたが、会津鉄道は前身が国鉄会津で、会津若松方面から伸びる盲腸路線(比較的距離が短く起点または終点が行き止まりの路線)だったので、会津高原尾瀬口駅(旧会津滝ノ原駅)に向かうのが下りということになります。余談ですが、AIZUマウントエクスプレスで会津若松から東武日光まで全線乗車すると、厳密にいうと、会津若松~会津高原尾瀬口(只見線、会津鉄道会津線)は下り、会津高原尾瀬口~新藤原(野岩鉄道会津鬼怒川線)及び新藤原~下今市(東武鬼怒川線)は上り、下今市~東武日光(東武日光線)は下りということになります。
 

会津田島駅に到着です。3番線に到着したAIZUマウントエクスプレスの反対側4番線には、AT-600形とAT-650形の2連の気動車が待っていました。これは浅草から到着するリバティを待っているリレー号の会津若松行きです。絵の描かれたラッピング車両がAT-600、白地ベースの車両がAT-650です。この違いは前で書いた通りトイレがあるかないかの違いです。
 
ちなみに余談。ネタばらし的なお話です。この項の一番上の写真、白地のAT-600の前面の写真、写真左上の倉庫の辺りから向かって左の前面窓、貫通扉、連結器の左側にかけて、よ~く見ると〝逆くの字〟状の筋に写真がぼやけています。これ実は携帯充電器のコードを(充電しながら撮影していて写り込んでしまった)フォト消しゴム5というダウンロードタイプのツール(有料)で消しているのでこんなふうになりました。この写真だと言われてみるとそれとわかりますが、言われなければピンボケ気味か、レンズが曇ってたのかなと少し変に感じる位ですよね。使って見てびっくりです。技術の進歩はすごいなあ。
 
 
これはAT-400という車両です。これは国鉄時代からのキハ40形気動車を種車として車体更新(改造)して作られた車両で、観光用展望気動車です。風覧望(ふうらんぼう)の愛称がつけられています。車体更新というのは鉄道が好きな人にとってはよく知る語句ですが、僕のブログを読んでいただいている方も、最近よく使っていますのでわかりますよね。
 
実をいうと、これも上で書いたフォト消しゴム5を使っています。写真左にある雨樋の取り付けリング辺りから雨樋が写真から消える下部辺りにかけて、やはり〝逆くの字〟にコードが写っていたのを消しています。こちらは更にわかりにくいですよね。
 
 
そして乗ってきたAIZUマウントエクスプレスを撮影。会津若松方向の2両目AT-700形のほうからです。
 
 
帰りも、行きより少し雲は多かったものの気持ちいい晴れの日でした。前にも書いたけど、僕は〝超〟がつく位の晴れ男です。
 
 
対面の1番線と2番線の様子です。駅舎は観光案内所なども兼ねていて、かなり大きなものです。駅舎の左手(この写真でいうと駅舎の右手)にはC11型蒸気機関車が静態展示されています。このブログでも過去、車で来た時に駅の周辺の事を書いた記事があります。そのリンクはこの200回記念記事の前編からリンク出来ます。
 
この写真、AIZUマウントエクスプレスの車内から撮影したところなので、ガラスに反対側の景色の写り込みがあります。もしかするとこれもフォト消しゴム5で消せるのかもしれませんが、車内でのガラスの写り込みは失敗ではなく、自然現象ですからそいうものは修正しないようにします。
 
 
 
これも2番線の様子を写したもので、ガラスの写り込みはありますが、リバティが入線してきました。上で見た4番線の電車は、この電車の到着を待って、ここからは会津若松までの輸送を担うリレー号というわけです。会津鉄道は東武鉄道線、野岩鉄道線からつながる会津田島駅までが電化されており、この駅から会津若松駅までは非電化となっているため、電車であるリバティはここまでで折り返します。
 
 
野岩鉄道との境界駅、会津高原尾瀬口駅です。ここでも10分ほど停車するというので、ホームに降りて撮影をしました。
 
我々東京近郊に住んでいると、こういう島式はホーム(両側に線路があり、真ん中にホームがある形状。詳しくは上のほうのホームの形式色々を参照)の場合、進行方向の右側にホームが来るように入線する、すなわち車と一緒で左側通行みたいな感じに列車が停まりますよね。でも地方ローカル線の旅では得てしてこういうふうに、それとは逆の入線の仕方をします。

これ、たとえば今は北陸新幹線が開通して、走らなくなりましたけど、はくたかという特急電車がまだ在来線を走る特急だった頃、越後湯沢で上越新幹線から乗り継ぎ、ほくほく線経由で金沢まで行ったことがあります。今回のAIZUマウントエクスプレス全線乗車と一緒で、在来線を走るはくたかに、廃止になる前に乗っておきたくて行ったものです。ほくほく線は、野岩鉄道と同じようにほとんど山にトンネルを穿って作られた路線なので、特急はくたかは在来線にもかかわらず時速160kmで駆け抜けます(こういう路線はほかに琵琶湖の西側を走る湖西線もあります)。こういう場合、通過するほうの線路は、通過列車がスピードを落とさずに通過出来るように、直線に突き抜けられるような構内配線にすることがあります。そんな場合はこのようにホームの右側に停まることがよくあります。反対側左側の線路が直線的に作られているというわけですね。でもこの駅の場合は全列車停車するはずなんですが、どうしてなんでしょうね。僕もその辺の理由はわからないので、調べてみようと思います。

何か僕のブログは、話が色々派生するので読みにくいかもしれませんね。ただ自分の記録(もともとブログとは日記形式のWebサイトですから、自分の記録的意味合いが強いと思います)でもあるのでお許しください。余り関係ない興味のない部分は読み飛ばしてくださいね。
 
そのついでにもう一つ本題以外の話を書くと、この上の写真3枚全てに既出のフォト消しゴム5で修正を加えています。おっちょこちょいの僕ですから、ホームに降りてあっちこっち撮っている間ずっとレンズのに指が掛かっていたんです。上の3枚の写真とも原本は左下のコーナー部分に指が写り込んでいます。そう言われて見てみると、一番上の倉庫が写っている写真の左下には台形状の黒い影が写り込んでいますよね。これが修正跡です。2枚目、3枚目も同じ位置に指が写り込んでいたので消去修正を掛けているのですが、この2枚はほとんどわかりませんよね。決してフォト消しゴム5をアフィリエイトで売り込もうというのではありませんけれども、かなり使う価値のあるツールだなと思います。ソースネクストから来た拡販メールで1980円で販売していたのを、クーポン利用で980円で買ったものですから、安い買い物だと思いませんか?僕みたいなおっちょこいには、便利なツールだこと!口笛
 
 
反対側には会津高原尾瀬口行きの電車が入ってきました。この下り電車を待つために10分間停車したわけですね。ここはもう野岩鉄道線内なので、こちら側が上り、向こうの対向車が下り列車です。
 
 
 
※お詫び
後編を一つの記事で書きたかったのですが、HTML文字数が規定数を超えてしまったので、最後に分割しました。2-2に続きます。
 



(取材日:2022.2.15~16、執筆完了日2022.3.23)