退職か復帰か | クララの思うところ

クララの思うところ

ブログタイトル変えました。
旧タイトル「30女の思うところ」

元ニート、社会不適応者なクララが、

スピリチュアル、AC、発達障害などについて書いてます。
自分大嫌いだった私が、少しずつ自分らしく生きる記録。

※ペタ、いいね、は基本しません。

迷っている。

 

退職か復帰か。

 

こんなに悩むとは思っていなかった。

 

精神障碍者福祉手帳が取れたら、障害者雇用でもうちょっと楽な仕事に移れる……と漠然と考えていたらそんな甘いものではなかった。

 

発達障害者として働くことに対する情報が欲しい、ということで、発達障害者支援センターに連絡するも……

 

「ご相談は3ヶ月待ちです」

 

……休職終わってるし。

発達障害者支援センターなのに、支援してもらえませんでしたガーン

 

次に、障害者雇用支援センターなるものに電話。

こっちは、2週間待ちくらいで予約できた。

 

担当はなかなか感じのいい中年男性で、けっこう親身に話を聞いてはくれたのだが、

 

・障害者雇用の大半は低賃金(時給 800円でも高い方)

・障害者雇用で働く人のほとんどが、障害年金を受給して暮らしているが、年金の審査は年々厳しくなっており、クララの状態では難しい。

 

 

……じゃどうすればいいのさ。

結論は出ず。

 

リョウ先生にも一応相談してみたけど、

 

リョウ先生「障害者年金っていうのは『働けない』人のためにあるものなんですよね。最近まで働いていたクララさんでは厳しいと思います」

 

……だよね。

 

1人身で、家族の支援もない私にはどうしても1人暮らしを維持できるだけの収入が必要だが、

障害者雇用でそれは難しい。

が、障害者年金をもらうとなると、手続きはそれは煩雑で、専門の社労士に頼むとなると馬鹿みたいなお金がかかるらしい。

(現に障害者年金の申請を専門にしている社労士は多く、『相談は無料! いつでもお電話ください』とフリーダイヤルの番号を載せているHPはいくらでもあるようだ。……つまり儲かるんだね。貧困ビジネス?)

障害者として生きることは、いかに自分が『ダメな人間』で『働けないか』を生涯アピールし続けなくてはいけない。

主治医や役所や社労士やいろんな人に。

それが上手くできるなら、そもそも支援いらないんじゃないかって思うくらいに、煩雑で大変なシステム。

 

なんだか……

 

茨の道に思えてきた。

 

入る前から疲れてきた。

 

 

そして、ふと思う。

 

復帰した方が楽なんじゃね???

 

 

……でも、思う。

 

 

そうかな~???

 

だって、会社がストレスで適応障害になったんじゃなかったけか?

 

 

うーん。

 

 

それにしても悲しい。

よくブラック企業に勤めている人が「それでも会社を辞めたら生活に困るから辞められない」と言っているのを聞いて、釈然としなかった。

ブラック企業に働くことは、ブラック企業にエネルギーを与えることであり、勤めることそのものが悪だと私は思ってる。

それに、ブラック企業で働けるほどの人なら、辞めてもきっと仕事はあるはずだ。

辞めたら即生活に困るなんて幻想だ。

 

……て、思ってたんだけどね。

 

悲しいことに、実際は、休職でもけっこう生活困ります。

これで退職して、年金に健康保険料に住民税を自分で払うって恐ろしすぎる。

 

日本って国は、収入のない人間にも生きているというだけで、容赦なく税金をかける国だと痛感する。

 

私の感覚だけど、日本という国で、お金の心配なく暮らすには月20万は必要だと思う。

普通に生活して、そこそこ趣味も楽しんで、旅行もたまには行けて、将来やいざというときのための貯金もできるには。

 

けど、生活保護はだいたい12万(確か)

時給800円でフルタイムで働いた場合の給与が13万くらい(手取りだと10万切る?)

 

ちなみに、私が派遣社員で働いていた時の手取りがだいたい13万くらいだった。

(障害者雇用だとそれよりもっと少なくなる)

 

13万って1人暮らしってなかなか大変よ?

家賃光熱費等どうしたって出ていくお金が10万くらいはあって(私の場合レイさんとこ通うお金も含む)、残り3万で食費その他を賄うのって本当にギリギリで、

電化製品壊れたり、結婚式に呼ばれたりしたら、その時点で積んでしまう。

 

残業とかでたまに大目にもらった月に数千円ずつちょこちょこ溜めて凌いでいたけど、

 

「余分なお金がない」

 

恐怖に毎日脅えていた。

 

そして日々なにかを我慢していた。

 

飲み会の誘いを断ったり、

バッグが壊れても買い替えるお金がなくて、縫って使い続けたり、

コート買うお金がなくて、スプリングコード一枚で冬を過ごしたり、

 

今思い出してもなかなか大変だった。

 

私に唯一好きなもの(演劇)があると気が付いたのも、雇用体系が変わって少しお金に余裕ができたからだ。

それまでは、娯楽といえば、100円レンタルDVDか、中古で安くなった古ーいゲーム(PS2)を通販で買って楽しむのがせいぜいだった。

 

まあそれでも生きてはいける。

生きている「気」はしないけど。

 

ときどき思うことだけど、

生活保護って、絶対に壊れない電化製品使うのが前提なのかなって。

むしろ電化製品使うなってことなのかなって。

 

知り合いにクララと同じ演劇好きの女性がいて、毎年東京で3泊4日して、1万円くらいする演劇を見まくる、という。

クララは余裕が出てきたといっても、数千円の演劇を年に数回みるのがせいぜいである。

派遣時代はそれも無理だった。

 

彼女と私のなにが違うかと言えば、「能力」だろう。

 

会社に貢献し、お金につながる働きができているか否か。

 

お金を稼ぐ能力のない人間は、カツカツの生活をして当たり前。

たとえ、障害が理由であってもだ。

 

……なんか釈然としないんだけどなあ……

 

もっとも世の中は、能力のある人間が回しているから、この原理が変わることはなさそうだけどね。

むしろ、能力のある人間が、能力のない人間の分も税金を払って養っているのだから、感謝して欲しいくらいに思われていそうだ。

 

で、何の話だっけ?

 

すっかり、脱線してしまったが。

 

今の会社を続けるのは苦しい

けど退職して、生計が立つメドが立たず、途方に暮れている。

 

 

……という話。

 

 

 

 

 

 


にほんブログ村