10月に入りめっきり秋めいて来た、と言うより早朝は肌寒さを感じる季節になりました
ウクライナ国へのロシアの侵略に対する反撃戦争が、長く続いている救われない現実、安穏に日常生活を過ごせている我が国が、何やら不穏を感じさせる情勢下にあることに対する政治の有り様について、嘆息するばかりですが、なぜか思いついたように、坂の上の雲(司馬遼太郎著)を読み返しています
作中、国家像や人間像を悪玉か善玉かという、その両極端でしかとらえられないというのは、今の歴史科学ののぬきさしならぬ不自由さであり、その点のみからいえば、歴史科学は近代精神をよりすくなくしかもっていないか、もとうに持ちえない重要な欠陥が、宿命としてあるようにおもえる、というフレーズが頭にこびりつきます
以下、つるべ落としの様な出来事を記します
日台交流サミットin高知に向かう途中、淡路島の鳴門公園に立ち寄りました
明石海峡大橋の全容を臨めます
サミット開会式で台北駐日経済文化代表処の謝大使が挨拶されました
採択された宣言の中に日台の共通価値観が記載されています
普段はあまり意識した事がなかった宣言について、時節柄なのか、かなり気になったところです
価値観というより人生の骨格となる理念が大事だなぁと思った次第です
福岡県の台湾友好議員連盟の加地顧問や安芸市長、香美市長と談笑
本場高知のよさこい踊りが披露されました
コロナ禍の収束が見えてきたので、全国の地方議会から多くの友好議連メンバーが参加され、大盛況のサミットとなりました
次回は仙台市で日台友好サミットが開催されます
帰郷して間もなく、ぷらゆす陶芸展が始まりました
毎年秋に開催される作陶展で、今年は例年にない斬新な作品が展示されています
陶芸工房ぷらゆすを主宰される酒井さんから、原材料の土や燃料の薪の調達には大変苦労が伴うことや窯の温度管理の難しさなど話は尽きません
展示作品の湯飲み(ビアグラス)を頂きました すごく手に馴染みます
10月23日地元紀三井寺の若宮八幡神社の秋祭りに参拝しました
豊穣を感謝し、来年の無事を祈ります
若宮八幡神社を護る役員さんです
つづいて、和歌山市駅にほど近い有吉佐和子記念館でお茶会が催された後、和歌浦で昼食会がもたれました
作家有吉佐和子氏の長女で、大阪芸術大学教授、作家の有吉玉青さん、木本八幡宮宮司の母上、尾花市長夫妻と会派有志議員で懇談しました
薮内流茶道を嗜む玉青さんの率直で真摯な姿勢に、いつもながら好感と親しみを感じるところです
ほっこりする一時でした
和歌山市議会議員 北野 均