ありえない上達法~脱力テニスインストラクターのブログ~ -479ページ目
<< 前のページへ最新 | 475 | 476 | 477 | 478 | 479

初動負荷トレーニング


怪我無く、疲れを明日に残さず、身体能力を最大限に
発揮しながらプレーできたらいいですよね。




これからプロに成ろうという方にも、週一で楽しみで
テニスをされる方にも、とても役に立つトレーニング。




それが初動負荷トレーニングだと思います。




僕の身体操作の探求も、この初動負荷トレーニングに
出会ってから始まりました。




どういうトレーニングかと言うと…




初動負荷トレーニングマシンというのを使って行います。




見た目には、普通のジムにあるトレーニングマシンと
ほとんど変わらないのですが、




使用方法と効果は、正反対です。




普通は力を入れて鍛えるのに対して、初動負荷では、
力を抜いて、関節の稼働域を鍛えます。




筋肉を縮める時に力んで筋繊維を壊して、それを再生
させて筋肉を太くするのが通常のトレーニングです。




初動負荷では、簡単に言ってしまうと、




マシンのおもりで、筋肉を引っ張り、関節の稼働域の
限界まで伸ばします。




これを繰り返すことで、柔軟で柔らかい関節が作られて
いきます。




私も鳥取にあるワールドウイングという小山先生のジム
へ行ってこれを体験してから身体操作の探求を始めました。




実は野球のイチロー選手もこれを取り入れています。




毎年、素晴らしい記録を出し、怪我や故障をせずに
沢山の試合に出場できる秘密の一端がこれなのでは
ないでしょうか。




Youtube『イチロー 極秘トレーニングに密着』
http://www.youtube.com/watch?v=H8KdXTBLjAg


(上記の動画の1分8秒辺りにマシンが出てきます)




鈴木貴男選手も杉山愛選手も鳥取でトレーニング
されていたそうです。




関東にも池袋を含めて何店舗かこのマシンがある
スポーツジムがあります。




お近くの方は、是非、行ってみてください。




マシンが使えない、私の様な方は…




普通のストレッチで、稼働域の限界のところで
少し反動をつけて15回伸ばしましょう。




但し、初めは勢いをつけ過ぎないように気を付けて
くださいね。



これで故障したら本末転倒ですから(笑)




PS.脱力テニスのフォアハンドストローク基本編
   のDVDが、いよいよ完成してきました。
   テニスビズで近日発売予定です。お楽しみに!


テニスビズ

http://www.tennis-biz.com/




合理的な動き方


私達のからだは、70%が水分つまり液体です。



この事を理解して、70%分は液体としての
身体の動かし方を考えることは、とても理に
適っていると思います。



ボールを打つ時、走る時、または、方向を切り返す時
にも、できるだけ70%分は液体として動きたいです。



力んで、筋肉が収縮してしまうと、身体は固体に
近くなりますよね。



本来は大半が液体なのに、固体として動くことで、
非常にエネルギーのロスが生まれてしまいます。



ですから、身体を水の入った皮袋だと思って
動かしてみてください。



ゆらゆら身体をゆすった時の水袋のゆれ感覚を
注意して味わってみましょう。



その水袋で歩いたり、走ったり(これはなかなか難しい)
ラケットを振ったりしてみてください。



いつもと少し違った感覚でプレーできるかも
しれません。



そのままひたすら2時間くらい練習できたら、
終わった時の身体の楽さを感じられると思います。



ジョギングなんかで練習するのも良い方法です。




これが力を抜く気持ち良さだった~


久しぶりに師匠に練習してもらいました。



最近はプロの身体の使い方をパクる事に集中力を
使って練習していました。



それはそれで、凄く新しい、素晴らしい発見もあり、
かなりのレベルアップにつながったと思います。



しかし昨日は、全てを忘れて徹底して力を抜くこと
それだけに集中してボールを打ちました。



師匠に言われたのは、特に背中の大きな筋肉、
広背筋の抜きを意識することでした。



ボレーボレーではラケット面をセットし、息を吸って胸を張り、
腕はただ脱力しておくだけで全く動かさない意識で、
インパクトの瞬間に合わせて一気に息を吐いて胸と腹、背中を
脱力します。



このタイミングがぴったりと合うと、本当に何もしていない
のに、勝手にボールが飛んでいくような感じになります。



これがまた、何とも気持ちが良い感覚なんです。



その感覚をひたすら追求しながらボレーボレー(かなりの
至近距離)を30分くらい。



その後、その感覚を使ってミニラリーを30分くらい。



ベースラインでもできる限りこの感覚を使ってラリーを
30分くらい練習しました。



身体が慣れてくると、本当に楽に、気持ち良く、
ボールに重みを伝えることができるようになります。



良いタイミングで重みを伝えることができると…



最高に気持ち良く、全くコースを読まれずに、かなりの
伸びのあるボールを打つことができます。



そして全く休憩なしの練習を1時間半行った後の
身体の感覚は、…



風呂上がりの様な、すっきりとした、これまた何とも
言えないような身体が楽になった感覚なんです。



是非とも多くの方にこの素晴らしい感覚を味わって
もらいたいのですが……。



もし、この感覚を本当に味わいたい変わった方がいましたら、
コメントに「味わいたい」と書き込んでください(笑)



もし人数が多ければ、師匠と一緒に『快感を味わう
イベント企画』を開きたいと思います。



<< 前のページへ最新 | 475 | 476 | 477 | 478 | 479