● 子どもを一日休ませると休みグセがついてしまわないかと心配です
こんにちは。不登校専門カウンセラーさくらです。
あるお母さまからメッセージをいただきました。
わかる~~不登校の初期、私もそう思った!
休んで家にいると楽。ゲームもできる。
でも、「こんな気楽な毎日を過ごしていたら学校に行くわけがない!」と私はモヤモヤして息子に世話を焼いていました。
息子はゲーム三昧。
私は好き勝手させていたつもりだった。
のに、心を縛り付けていたと何年か経って気づく。
結局、息子は家にいても、心から休めていなかった。
もっと早く、息子を心から自由にしていたら。。。。と今なら思うけど、でも不登校の年月は、私に必要な時間だったなぁ。
だから不登校で悩む親御さまに、私のように悩み続けてほしくなくて、ブログを書いています。
お子様が学校から帰ってきてしんどそうな顔をしていると心配ですよね。
不登校の休みって、お子さまが怠けてるわけではないと私は思います。
もしお子さまが「学校を休みたい」とお母さまに言われたら、それは。
頑張って頑張って頑張って学校に行っていたけれどやっぱり、どうしても学校に行きたくない、苦しい。だから「休みたい」と。
やっとの思いを言葉にできたんじゃないかな・・・。
友達と一緒にいても、しんどい。一日教室にいるのが、つらい。
それは、怠けというより、本当に心と体がついていかない限界が来てるのではと思います。
だからって、「学校が嫌でもしんどくても、毎日学校に行ってる子がいるじゃない?」と思われるかもしれません。
「なぜうちの子だけが不登校なの?」と私も思いました。
学校を休むなんて・・・行かなければならないという気持ち、義務感での毎日かもしれません。
だけど行きたくない気持ちがどんどん膨らむと、今度は体が動かなくなったり、朝起きられなくなったり、しんどさが増してくるんですね。
自分でからだのコントロールが出来なくなるのです。体調を大きく崩すと戻すのに時間がかかる。
それより疲れたら早めに休む。
「休んでいいよ」って心から言える親でありたいな。
学校を休むと、勉強が遅れる。だから家で勉強させる?
それは条件付きのお休み・・・だよね。心が不安定だと、勉強も身が入らないんじゃないかな。
大丈夫。心と体は回復します。
身体と心の疲れが取れたら今までの何倍でも何十倍でも力が出るんです。
たとえ不登校で勉強から遠ざかっていても、エネルギッシュに動くお子様がたくさんいます。
エネルギーをためるから動ける。そのために。
罪悪感なく休む。「本当に心から休んだ」と言える時間を家で過ごす。
エネルギーが溜まって、本来の自分の力が回復するから、がんばる気持ちが出てきます。
息子が登校した日、「明日から学校に行く」と言ったとき。
「大丈夫?」と思わず口にした私に対して。
「もう充分休んだ」と言いました。
明らかに、顔の表情もスッキリして、不登校でドンヨリした毎日を過ごしていた息子とは違いました。
私が、「息子に何を言っても無理だ。もう諦めた。ありのままを受けとめよう」と決意して約半年後でした。
親の心配を手放すから、お子さまは元気になります。
子どもは無限の可能性を持っている!
いつもあなたを応援しています。