TARAKOさんの訃報 | おニイさん、延長する?

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ふとしたことからアジアン・エステという甘美な底なし沼にハマってしまい、もがき続けているオッサンの転落人生の日々を綴った実況レポートのようなものです。
基本的に全体公開ですが、内容が一般向けでは無い場合のみ限定記事とします。

前日の漫画家:鳥山明さんの訃報に続き、今日は30年以上にわたり「ちびまる子ちゃん」で主人公まる子の声を担当しておられたTARAKOさんの訃報が入ってきました。

声優のTARAKOさん急死 63歳 「ちびまる子ちゃん」を35年 最近までアフレコ参加 - ライブドアニュース (livedoor.com)

「ちびまる子ちゃん」はアニメ化される前から原作を愛読していましたが、大手の少女マンガ誌に連載されていたマンガでありながら、時にシュールな展開やブラック・ジョーク的なギャグが散りばめられていて、ある意味マニアックな作品だったと思います。

それを国民的な作品に押し上げたのは、やはりアニメでのTARAKOさんの圧倒的な存在感ある声だったと思うのです。

実際に作者のさくらももこさんの声に似ていたからということでの抜擢だったそうで、本当に彼女以上にぴったりな声優は居なかったことでしょう。3月24日が彼女の担当したエピソードの最後の放映となってしまうそうですが、後任探しは難航しそうですね。

声の似た人、イメージ一新…TARAKOさん死去 この後どうする「まる子」(スポニチ) | 毎日新聞 (mainichi.jp)

個人的には、「ルパン三世」のようにモノマネタレントを使うよりは、「ドラえもん」のように全くイメージを一新してくれた方が気持ちも吹っ切れて良いと思うのですが、それはそれで定着するまでが大変でしょうし、難しいところです。

何はともあれ、この30年あまり楽しませてもらったことに感謝し、謹んでご冥福をお祈りいたします。