想いの道 ~会長の独り言~ -2ページ目

会長の独り言『いつか…、いつの日か…』

月日の経つことは早いもので、もう師走になりました。

今年は年初から気管支炎に始まって肺炎、白内障手術と我が人生で1番医者通いした日々でした。

お陰で色々な養生法に出会ってすっかり元気を取り戻す事が出来ました。白内障の手術の後遺症なのか好転反応かは知りませんが、ただ今目の中を小さな粒々が跳びかわっています。飛蚊症です。お天気の良い日は特にハッキリ元気に飛び回るのでちょっと厄介です。しばらくは我慢の日々。

今回の原稿は東京の八王子駅前の京王プラザホテルから送ります。奥方のただ一人の叔父がこちらにお住まいです。連れ合いを亡くされて92歳で独居。子供さんがいらっしゃら無いから奥方が娘の様な存在。様子見に同伴して来ました。

まだまだお元気と言っても相応に歳を召していらっしゃいます。私の親父殿も大往生したのが同じ92歳の時です。人生百年時代ですからご本人もそこを目指して頑張ると張り切っていらっしゃる。我々もサポートして願いを叶えてあげたい。

さて、表題に戻りましょう。私達は何か目標を決めたり、チャレンジしたりする事はしょっちゅうですよね。でも悲しいかな直ぐに頓挫してしまい、ああ又今度も出来んかったと嘆き哀しむ事がよくあります。殆んどの人の人生がこれの繰り返しでしょう。何故こうなるのか?目標の立て方が間違っていたのか?無謀なチャレンジだったのか?ウーン!?

色々な経験を重ねた今思う事は、1番大きな原因は次の要因に尽きると思っています。それが表題の「いつか…、いつの日か…」なのです。いつかやろう、いつの日かやろうと先延ばしをする事によりそれはますます遠ざかっていって、霞の彼方に消えて行ってしまうのです。

チャンスと美女は前髪を掴まえろという西洋の教えが有りますね。前を通り過ぎたチャンスも美女も決して振り返ってはくれません。当たって砕けろです。大相撲でもプロ野球でも逃げていては決して勝利の女神は微笑んでくれません。我々の人生も一緒です。私の歳になると周りは殆んどが年金生活者。人生にチャレンジしている友人知人は一握りもいません。私はそんな人生とは決別してあの世に行くまで、チャレンジし続けます。ひょっとしたら、天の神様がお前はこちらに来るなと追い返されるまで必死に生き抜く覚悟です。

年寄りの悪あがきと笑われるかもしれませんが、今年最後の独り言でした。

皆さん良いお年をお迎え下さい